「ウンザリ」「苦手」な会議をさらりと乗り切る方法【働く女子のサバイブ術】

ビジネスパーソンであれば避けて通れないのが「会議」。毎日のように会議漬け、時間はかかるし緊張するしでもうウンザリ……という働く女子も多いのではないでしょうか。けれど、苦手だからといってその場を押し黙ってやり過ごすなんて、実はとってももったいないこと! そこで会議が苦手な女子の皆さんに、簡単な“会議サバイブ術”を教えます。

会議の「登場人物」であれ!

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皆さんはなぜ会議を苦手と感じるのでしょうか。自分の意見がまとまっていなくて気後れする、人前で発言の間違いを指摘されたら恥ずかしい、会議で意見を言うことで人間関係に亀裂が入るかもしれないと不安になる……そんな理由で一言も発さないまま会議を終えてしまうのだと思います。

「発言を求められでもしたら最悪! 私なんか無視して早く終わって!」
そんな気持ちになるかもしれませんが、これは非常にもったいないことです。実は会議は、あなたの存在をアピールする最大のチャンスの場といえます。集団の場での発言はハードルが高く思えますが、逆に言えば少しの勇気で大きな結果を残せる可能性が高いもの。つまり会議での発言は、最も効率のいい自己アピールの手段なのです。

たとえ間違った発言をしても気にすることはありません。まったく発言をしない人よりは能動的に仕事に関わろうとする姿勢を持つ人のほうが、確実に信頼を得られます。発言をしないことよりも、自分の小さなプライドを守るために黙っていることのほうが、はるかに大きな損失です。集団の中ではまず目立たなければ存在に気付いてさえもらえません。黙っていると、その他大勢の中に埋もれてしまいます。

他人の発言を引用して自分の意見を言う

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ではどのように会議で発言すれば良いのでしょうか。上手な発言のポイントをふたつあげてみましょう。

ひとつ目は、「他人の発言を引用すること」です。自分自身がゼロから考えたオリジナルの意見が絶対に必要なわけではありません。最も注目されやすいのはトップバッターとして発言した人ですが、全体の流れをつかみにくく難易度が高いため、二番手を狙うという方法は有効です。

「先ほどAさんの発言にもあったように、私も○○案がいいと思います。その理由は○○だからです」

自分なりの経験に基づいた感想や意見、把握しているデータなどを挙げながら、誰かの援護射撃として発言してみましょう。説得力も増して伝わることでしょう。もちろん、誰かを攻撃したり、批判したりといった方向ではないほうがベターです。

強気な意見もソフトに伝える

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ふたつ目のポイントは「発言の冒頭で、予防線を張ること」です。意見を述べるとき、内容が批判的に聞こえてしまうと、マイナスの印象を与えかねません。発言の冒頭にひと言添えて、ソフトな印象を与えるのが会議サバイブの心得です。

「私の意見が間違っていたら、ぜひご教示いただきたいのですが……」
「若輩者ではありますが、ひとつ気になった点がありまして……」

このようにいくつかのフレーズを覚えておくと良いでしょう。例え相手の意見に対立する発言であったとしても、謙虚でソフト、かつ熱心な印象を与えることができます。

物語では、セリフや気持ち、動作が描かれるキャラクターが、登場人物だと定義されます。それがなければいないのと同じで、評判が良いも悪いもありません。会議でも「登場人物」にならなければ、存在がないものと同じ。大人数での会議や、男性ばかりが列席する場は、出席するだけで緊張したり、気後れしてしまうものですが、どんな端役であれ、まずは「登場」することに意味があるのです。

会議では、最低1回、自発的に発言することを自分に課してみてはいかがでしょうか。

文/田中つかさ

田中つかさ
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田中つかさ
株式会社ミラクルネット 代表取締役。 23歳よりソフトウェア開発会社に就職し、金融機関などを中心とした現場でプログラミングやシステム運用保守等に携わる。13年間でリーダー、部長、平取締役、専務取締役へとキャリアアップ。2000年に同社関連会社 株式会社ミラクルネット設立に伴って現職。IT関連事業、介護事業を中心としながら社員の自発的なアイデアをもとに多角的にさまざまなビジネスを展開している。著書に「サラリーマンのキャリアアップは人間関係が9割」(幻冬舎メディアコンサルティング刊)
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