2026年6月に結成されたHowzitが、初の単独ライヴツアー『Howzit 1st LIVE 2026 NICE TO ME YOU』をスタートさせた。オリジナル曲『Dream Alive』をはじめ、多彩なダンスパフォーマンスや和をテーマにした演出、メンバーそれぞれの覚悟が詰まったステージを展開。“東京を世界一のホットスポットにする”という夢を掲げた5人が、新たな物語の幕を開けた。 ※挨拶全文アリ。一部ネタバレを含みますので、ご注意ください。
華やかな幕開けを告げる、Howzitのファーストステージ

2026年6月26日、織山尚大さん、西村拓哉さん、黒田光輝さん、檜山光成さん、ヴァサイェガ渉さんの5人によって結成された「Howzit(ハウジー)」。その記念すべき初の単独ライヴツアー『Howzit 1st LIVE 2026 NICE TO ME YOU』が、8月8日(土)に幕を開けた。フレッシュな魅力と確かな実力が詰まったパフォーマンスで、会場を訪れたファンにHowzitの未来への期待を抱かせた。
開演時間を迎えると、時計と一冊のシンボリックな本が動き出すOvertureがスタート。まるで新たな物語の始まりを告げるかのような幻想的な映像が流れるなか、スクリーンには5人のシルエットが映し出される。カウントダウンとともに幕が上がると、メンバーは「Howzit」の文字が一文字ずつ記された台に乗って登場し、大歓声を浴びた。
新曲『Dream Alive』に続くオープニングナンバーには嵐の『Attack it!』をセレクト。勢いあふれる楽曲で会場のボルテージを一気に引き上げると、メンバーはひとりずつ挨拶。ファンへ感謝と喜びを伝え、記念すべきHowzitの初単独ライヴの幕開けを華やかに飾った。
センターが次々と入れ替わる、王道アイドルメドレー

続く2ndブロックでは、メンバーが楽曲ごとにセンターを務める王道アイドルメドレーを披露。檜山さんは嵐の『One Love』でセンターを担当。まっすぐな歌声と誠実な表情で愛にあふれた楽曲の世界観を届ける。一方、西村さんはなにわ男子の『ダイヤモンドスマイル』で持ち前のアイドル性を存分に発揮。キラキラと輝く笑顔で会場を沸かせた。
さらに、黒田さんはKing & Princeの『恋降る月夜に君想ふ』で大人びた表情を見せ、楽曲のロマンチックな雰囲気を丁寧に表現。ヴァサイェガさんはKinKi Kidsの『硝子の少年』で力強さと繊細さを兼ね備えたパフォーマンスを披露し、楽曲の情景を鮮やかに描き出した。そして織山さんはKing & Princeの『シンデレラガール』でセンターに立ち、華やかなオーラと軽やかなダンスで王道アイドルらしい輝きを放った。
織山・ヴァサイェガが手掛けるムーディーなダンスパート

続くブロックでは、織山さんがメインで振り付けを担当したSMAPの『ダイナマイト』を披露。リズムに合わせて変化するライティングや重厚なビートが会場を包み込み、一気にムーディーな世界観へと引き込んだ。ステージ後方にはブラウン管テレビを思わせる映像が映し出され、どこかレトロで洗練された空間を演出。さらに頭上ではミラーボールが輝き、きらめく光が5人のパフォーマンスを幻想的に彩った。
ヴァサイェガさんが振り付けを手がけた嵐の『P・A・R・A・D・O・X』にもご注目。楽曲の細かな音やリズムをひとつひとつ拾い上げるような緻密なコレオグラフィーで、5人はシャープかつ艶やかなダンスを展開。楽曲の持つ妖艶な魅力を表現しながら、息の合ったフォーメーションと精度の高い動きで観客を魅了した。
弾ける笑顔で届けたサマーコーナー

生着替えを終えると、ステージは一転して夏をテーマにしたコーナーへ。メンバーはうきわや水鉄砲を手に登場し、夏らしさ全開のパフォーマンスを繰り広げた。客席との距離を縮めるような自由度の高い演出に加え、会場いっぱいに広がるバブルの演出も。きらめくシャボン玉が降り注ぐなか、5人の爽やかな笑顔がより一層輝き、観客を真夏の楽しい思い出へと誘った。
さらに、黒田さんが作詞・作曲を手がけたメンバー紹介ソング『L♡VEりぃ H♡Wじぃ』も初披露。メンバーがそれぞれの個性を盛り込んだ紹介ラップを披露するなか、黒田さんが「メンバーの皆さん、俺が作ったラップをお粗末にしすぎ! 全然ダメ! 俺が本物のラップを見せるから!」とダメ出し。すると、“自分紹介ラップ”を自ら披露し始め、客席は大爆笑に包まれた。「L♡VEりぃ」「H♡Wじぃ」といったキャッチーなコール&レスポンスで会場が一体になり、ファンの声もどんどん大きくなっていく。
初単独ライヴへの想いとHowzitの未来像を語る

MCでは、公演中に囲み取材も実施された。
まず自己紹介を求められると、黒田さんは「黒田光輝です。2004年1月20日生まれの埼玉県出身で、今23歳です。趣味はファンの人を笑顔にする…」と話し始めるも、すかさずヴァサイェガさんから「まだ22歳じゃない?」とツッコミが。これに黒田さんは「俺22歳なの? 22歳でした」と慌てて訂正し、会場を笑わせた。
織山さんは「好きな食べ物はオムライスで、嫌いな食べ物はにんじんです」とマイペースに挨拶。西村さんは「告白された人数は……数え切れません!」と発言し、メンバーから一斉にツッコミを受ける。さらに檜山さんは「うちわの裏側、『なんでおにぎりなの?』って思ったでしょ。白米が好きだからです」と明かし、ヴァサイェガさんも自身の名前について説明するなど、それぞれの個性があふれる自己紹介で会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。

初めてファンの前にHowzitとして立った心境について、ヴァサイェガさんは「始まる前はめっちゃ緊張してた。すごくそわそわしてたけど、始まるとめっちゃ楽しいね」と笑顔。西村さんも「いろんな気持ちを持ってステージに上がりましたし、ファンの皆さんもそうだったと思うけど、いざこうやって対面すると、いつもどおりというかアットホーム感があるなと思いました」と、ファンへの変わらない信頼を口にした。
グループ名の由来について聞かれると、織山さんは「英語で『How's it going?(調子どう?)』のスラングなんですけど、洗練された5人がいうからこそ、明るい気持ちになれるという意味が込められています」と説明した。
また、プロデューサーを務めるSUPER EIGHT・大倉忠義さんからの言葉についても明かされた。西村さんは「この5人がグループを組んだ意味とか個性を、ステージのエンターテインメントとしてお客さんに認めていただくようなライヴになればとお話ししていただきました」とコメント。
黒田さんは「明るさが持ち味だと言っていただいたので、そこを大事にして頑張っていこうと思います」、織山さんは「僕は踊っているところを見ると泣けるって言ってくださって、うれしかったです」と語る。檜山さんは「素がいいからナチュラルにいたほうがいいよと言っていただきました」、ヴァサイェガさんも「自分で色々作ったりするんですけど、そこに芯とか軸があって、まっすぐさが好きだと言っていただきました」と、それぞれ受け取った言葉を明かした。

一方、リーダーについては「まだ決まっていない」とのこと。メンバー紹介ソング『L♡VEりぃ H♡Wじぃ』では檜山さんをリーダーとして紹介しているものの、「異例の歌詞先行(笑)」と説明し、会場を沸かせる。黒田さんが「勝手に僕のなかではリーダー」、西村さんが「あの曲だけリーダーです」と続けると、ヴァサイェガさんは「ヤーマンはメンバーが喧嘩しているときも『はいはい、落ち着いて』って止めに入ってくれる」と檜山さんの人柄を明かし、将来的なリーダー就任の可能性(?)ものぞかせた。
最後に、今後どんなグループを目指したいかを問われた織山さんは、「海外に進出するというより、海外の人が日本に集まってくれたらというコンセプトがあります。地球上でいちばんのホットスポットにしたいなと思っています」と夢を語った。
対照的な魅力で魅せたユニットステージ

続くパートでは、檜山さんの迫力あるソロドラムパフォーマンスに始まり、それぞれ異なる魅力を放つユニットステージを展開。黒田さん、檜山さん、ヴァサイェガさんの3人は、少年隊の『仮面舞踏会』を披露。情熱的かつエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げ、楽曲が持つ妖艶な世界観を体現。力強い歌声とキレのあるダンスで観客を引き込んだ。
一方、織山さんと西村さんはKing & Princeの『koi-wazurai』をパフォーマンス。爽やかさと甘さがあふれる王道ラブソングを、息の合ったコンビネーションで届けた。軽やかなダンスと自然な表情からは、2人ならではの親和性の高さも感じられ、会場を温かな空気で包み込んだ。
Howzitが描くジャパニーズエンターテインメント

続くブロックでは、Howzitが掲げる大きな夢がステージ上で表現された。
西村さんが「続いてのコーナーは僕たちの夢をのせたコーナーになっています。僕たちHowzitの夢、それは東京を世界でいちばんのホットスポットにすること」と切り出し、「世界に羽ばたいていくのではなく、世界中の人が東京に集まる。その理由がHowzitになること」とグループのビジョンを語る。そして、「そんな夢をのせた日本の和を象徴するパフォーマンスのお手伝いをしていただけませんか」と呼びかけると、ファンは一斉にペンライトの灯りを消し、会場は漆黒の世界に包まれた。
そこから始まったのは、日本の伝統美とエンターテインメントを融合させた圧巻のステージ。傘や提灯、障子、お面、和太鼓といった和のモチーフに、それぞれの個性を重ね合わせながら、目まぐるしく場面を展開していく。幻想的な映像演出とダイナミックなパフォーマンスが交錯し、Howzitならではの“ジャパニーズエンターテインメント”が次々と描き出された。

なかでも印象的だったのは、嵐の『truth』を和アレンジで届けた場面。原曲が持つミステリアスで重厚な空気に和楽器の響きを重ね、独自の表現へと昇華させた。さらにステージには雪が降り注ぎ、地吹雪を思わせる演出も加わり、幻想的かつ壮大な光景が出現。5人の気迫あふれるパフォーマンスと相まって、会場を息をのむような世界へと引き込んだ。
本編終盤には、メンバーそれぞれがファンへ向けて自身の思いを語った。
ヴァサイェガさん「こうしてまた皆さんの前に立って、エンターテインメントを届けることができて、本当にうれしく、そして感謝しています。僕たちの夢は東京をいちばんのホットスポットにすること。もうひとつ大事にしたいことが、事務所らしさ。何を持って事務所らしさなんだろうと思ったときに、やっぱり伝統だなと思いました。先輩たちが作ってきた素敵な作品をリスペクトする気持ちはもちろん、先輩を越す気持ちでいろんな作品を作って後世に残すことが伝統継承なんじゃないかなと思っています。僕たちの表現にはいろんな解釈があると思うんですけど、できるだけまっすぐ伝えたいなと思っています。世界中の応援してくれるファンのみんながいるからこそ、成り立つものだと思っているので、僕たちは気持ちを切らさず、前を向いて、皆さんを幸せに、笑顔に、大切に。そして事務所らしさも大切にしていきます」
檜山さん「皆さんの前で歌って踊ってエンタメをして、一緒に過ごせることを幸せに思っております。幕が上がる今日まで、皆さんはいろんな感情があったと思います。今、僕がいちばん伝えたいのは、そんなときでも僕たちを信じてついてきてくださって、本当にありがとうございました。この活動をしていくうえで、いちばんの力になりますし、心の支えです。これからHowzitとして新たにスタートさせていただきます。僕が育ってきた14年間、この事務所の大切な伝統を引き継いで、後輩に伝えて、今のHowzitだからできるチャレンジをして、また皆さんといろんなところに行けるように全力で頑張ります。絶対に幸せになろうね!」
黒田さん「ステージにHowzitとして新しく一歩踏み出すことができたのは、今日までたくさんの皆さんに支えられているからです。何より、今日ここに来てくださっている皆さんに直接お礼を言いたいです。今日までいろんな気持ちがあって、この会場に来てくれたと思うんですけど、僕がいちばん大事にしているのは笑顔でいること、そして皆さんを笑顔にさせることだと思っていて。壁にぶつかったときに、僕は笑っていたら、絶対にうまくいくし、みんなが持っている夢は絶対に叶うと思っています。僕自身笑顔に救われたことがあるし、僕たちのパフォーマンスで、皆さんの人生が少しでも豊かになったり、明日も頑張ろうと思えたり、ちょっとでも前向きになってくれたら嬉しいなと思っています。皆さんの顔を直接見ることのできるライヴやステージは本当に素敵だなと思いました。これからもお力添えのほどよろしくお願いします」
織山さん「去年ここに立ってから、1年ぶりにアイドルの姿で皆さんの前に出ることができたんですけど、やっぱりアイドルをやっていて良かったなと思いました。初日がすごく怖くて、『幕が本当に開くのかな』『どんな景色なのかな』と思っていたんですけど、昨日久保廉がゲネプロを観にきてくれたんです。『織山くん頑張ってください! 応援してます!』ってあの感じで言われて、すごく背中を押されました。もしかしたら、僕がHowzitの活動を頑張ることによって久保廉の、田村海琉の未来が明るくなるかもしれない。僕はまだできると思っていて、僕のなかでは少年忍者というグループは生き続けていますし、ニシタクもそれなりの覚悟で東京に来たと思うんです。関西の家族や関わってきたすべての人の想いを背負い込んで東京に来てくれているし、僕たち4人もみんなの分を背負って、Howzitというグループで活動することを決めました。これは自分たちの意思で決めました。今まで関わってくださった皆さんに恩返しするためにも、Howzitという活動で表明できたらと思っております。」
西村さん「皆さんはどんな気持ちで会場まで来てくれましたか? もしかしたらワクワクでいっぱいだった子もいるかもしれないし、不安だった子もいるかもしれないし、今日をきっかけに前を向こうと勇気を持ってきてくれた子もいると思います。みんなに伝えたいのは、僕たちも同じだよということ。自信を持ってカッコいい部分を見せていますが、やっぱり皆さんの力が必要で、皆さんと一緒じゃないとダメで、皆さんと一緒に手を繋がないと僕たちは前に進めません。それぞれお別れがあってから、自分ひとりだけで戦ってきて、こうして素敵なメンバーに巡り会えて。僕はこのメンバーが愛おしくて、メンバーたちの明るさ・ポップさをたくさん引き出してあげたいし、日本中に愛されることが使命だと思っています。(涙ながらに)関西でも、人生を賭けて10年間頑張ってきました。4人も東京で頑張ってきました。今までのメンバーの想いも、これからのメンバーの想いも、すべて背負ってここに立っています。STARTOのアイドルとして、自分の気持ちをエンターテインメントに変えてお届けします」

挨拶のあとは、関西ジュニアからHowzitの一員として新たなスタートを切った西村さんが、嵐・二宮和也さんの『どこにでもある唄。』を披露。等身大の思いがつづられた楽曲を、自身のこれまでの歩みや新たな決意と重ねるように真っすぐ歌い上げる西村さん。飾らない歌声だからこそ胸に響くパフォーマンスに、客席からは涙をぬぐう姿も。関西を離れ東京で挑戦する覚悟や、ここまで支えてくれたファンへの感謝がにじみ出ていた。
本編の幕開けとラストを飾ったのは、グループ初のオリジナルソング『Dream Alive』。「ここから始まる物語」をテーマに、Howzitの船出を力強く刻むライヴアンセム。未来へ向かう希望と決意を込めたパフォーマンスで会場をひとつにすると、楽曲終盤にはメンバーが山台から勢いよく飛び降り、記念すべき初単独ライヴを華やかに締めくくった。
結成からわずか1ヵ月余り。5人はそれぞれの経験や想い、そしてともに歩んできた仲間たちへの感謝を背負いながら、新たな一歩を踏み出した。フレッシュな輝きと確かな実力、そして“東京を世界一のホットスポットにする”という大きな夢を胸に走り始めたHowzit。その物語は、まだ始まったばかり——。なお、公演はこの後、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、福岡・キャナルシティ劇場へと続く。
Howzit(ハウジー)
jr-official.starto.jp

