2023年の夏は今までにない暑さで、体調を崩した人も多いと言われています。秋になっても気候が安定せず、急に本格的な冬に突入して、なんとなくだるい、疲れが取れないという慢性不調に陥ったといった声が例年よりも多くなっているようです。年末に向けて忙しさが増す今、“なんとなく不調”を取り除くためには、まず“健やかな腸”を手に入れることが大切。そこで積極的に取り入れたいのがヨーグルトのパワー。手軽に腸内環境へアプローチできて、免疫力も高まる強い味方の中でも、最近話題になっている化学メーカー・カネカの作っている「オーガニックヨーグルト」を発見。その魅力を探ります！
酪農も腸活も活性！サステナブルなオーガニックヨーグルトって？
現在日本国内で販売されているヨーグルトの銘柄は、年々増え続け、味や風味、食感にもこだわりのある、バラエティに富んだラインナップになっています。みなさんもきっとお気に入りの逸品があると思いますが、今回注目したいのが、味はもちろん、その製造過程にもこだわりを持った有機JAS認証商品『ピュアナチュール™ オーガニックヨーグルト プレーン』です。
こちらは、化学メーカー大手の『カネカ』が手掛けているオーガニックヨーグルト。カネカは、還元型コエンザイムQ10などのサプリメント製造でも有名な会社で、住宅・自動車・電子機器における素材はもちろん、医療機器や特殊繊維まで多岐にわたって開発・製造を行っています。日本有数の売上を誇り、学生の就職希望ランキングのトップ3に入るほどの人気企業。
その企業理念の根底にあるのが「健康経営――Wellness First」。いいものをたくさん届け、世の中の役に立つことを実現したい。そして今、問題になっていることを解決し、さらに事業としての成功も追及する姿勢が様々な製品を生み出し、新規事業へ展開が広がっているそうです。
ピュアナチュール™ オーガニックヨーグルト プレーン（330g）￥494／カネカ
日本初の“オーガニックA2ミルクヨーグルト”が生まれる『別海ウェルネスファーム』
化学メーカーが酪農？ ヨーグルト製造？と、一瞬結びつかない人も多いはず。このカネカの取り組みは、美味しいヨーグルトを作りたいという願いはもちろんありながらも、もっと根本の改革、酪農の未来のためにスタートされたそう。
カネカが地元酪農家とともに立ち上げた『別海ウェルネスファーム』は、酪農王国北海道のなかでも特に盛んな町として知られる東端部にあります。東京ドーム20個分以上の敷地で、仔牛を含めて120頭近くの牛たちおり、昼夜問わず、自由に牛舎から牧草地に出て、好きなだけ牧草を食べて過ごす、ノンストレスな環境で育っています。そして敷地内には飼育用のとうもろこし畑もあって、すべてがここで完結するシステムになっています。
これらの作業、運営をこなしているスタッフはなんと3人！ 大変そう…と思いがちですが、こちらの牧場では、最先端酪農システムの導入により、人にも牛にもさらには環境にもやさしい“いい循環”が可能となっているのです。
目指しているのは「循環型有機酪農」という新しいカタチ
日本の生乳の半分以上を生産している北海道ですが、昨今では酪農家が減少し、酪農業は厳しい状況だとか。それを鑑みたカネカによる「循環型有機酪農」。乳牛の排泄物は、有機飼料を自家栽培するためのたい肥となり、牛の飼料になります。また再生可能エネルギーとして、太陽光発電も取り入れられ活かされています。
さらに人の手で1日数回行われていた搾乳作業も、自動搾乳機の導入で人の負担が劇的に軽減。乳牛たちも自らのタイミングで搾乳機に入り、搾乳できるのでカラダに負担が少なく、結果生乳の味にも影響。もちろんデータ管理も万全で、不調を抱えている乳牛がいればすぐに確認が可能だそう。また乳牛の動線上にブラシが設置され、汚れもスムーズに落とせるなど、とにかく「乳牛ファースト」の生活環境なのです。
そんな『別海ウェルネスファーム』の生乳のみを使用した、「ピュアナチュール オーガニックヨーグルト プレーン」。こちらは有機JAS認証を受けており、酪農大国、ベルギーの老舗「Pur Natur（ピュアナチュール）」社の、伝統製法に基づいて製造されています。
そして見逃せないのが、豊富な栄養素を持ちながらお腹に、カラダに優しく、健康面の向上が期待できると世界で注目を浴びている乳製品のネクストトレンド「A2ミルク」であること。オーストラリアやニュージーランドなど酪農が進んでいる国ではポピュラーで、今後は当たり前になっていくに違いない…と言われています。
ミルクは水分以外に乳脂肪、乳タンパク、炭水化物、ミネラルやビタミンといった成分が含まれます。その成分によって味に変化が生まれますが、中でも牛が持つ遺伝子によって乳タンパクの成分「βガゼイン」の種類がA1タイプとA2タイプに分かれており、日本の乳牛はほぼA1タイプ。A2タイプのみの遺伝子の乳牛は全体の3割ほどで、お腹がゴロゴロしにくいとも言われているそう。
濃厚なのにサラッとした味は、プラス1テクで極上メニューに
とろみのある水切りヨーグルトのようなテクスチャーで、とてもなめらかな食感の「ピュアナチュール オーガニックヨーグルト」。適度な酸味と口に含んだ瞬間にふわっと優しい生乳本来の甘みが感じられ、とても食べやすく贅沢な味。もちろんそのままでも美味しいのですが、ヨーグルトマニアの向井智香さんのレシピはどれも絶品！
まずは超簡単なアレンジレシピの「フローズンヨーグルト」。「ピュアナチュール オーガニックヨーグルト」にオリゴ糖シロップを混ぜて凍らせただけなのに、市販の濃厚なアイスのようなミルキーさとシャーベットのようなさっぱりさで、いくらでも食べることができます。
「オニオンヨーグルトサンドイッチ」は、「ピュアナチュール オーガニックヨーグルト」と玉ねぎ、塩そして乾燥バジルの素材だけで作るシンプルレシピ。まずは「ピュアナチュール オーガニックヨーグルト」を半日かけてゆっくり水切り。そこにスライスした新玉ねぎをたっぷり加え、塩と乾燥バジルで味付けしただけなのに、ヘルシーで爽やかな味で満足感も得られます。
そして「かぼちゃとヨーグルトのスイーツデリサラダ」は、潰したかぼちゃに水切りしたヨーグルトを混ぜ、砕いたクルミと黒糖、塩を加えると…食事の箸休めにピッタリな副菜の出来上がり。
「ピュアナチュール オーガニックヨーグルト」は、生乳の濃厚さを感じ、ミルクの香りがふわっと漂い、舌の上にのせるととてもなめらかでサラッとした食感。そのままでも十分ですが、向井さんのレシピを参考に料理に活用すれば、食のバリエーションも豊かになり、ヘルシーライフも手に入れられる。人にも牛にも環境にも、すべてに優しいカネカの取り組みから生まれた、オーガニックヨーグルト「ピュアナチュール オーガニックヨーグルト」は、私たちの生活、そして体調をいいカタチへ導いてくれるはずです。
取材協力／https://kaneka-purnatur.jp/organic/
カネカオンラインショップ
https://www.kaneka.co.jp/onlineshop/
