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TRENDLIFESTYLE

2023.03.25

進化し続けるTravis Japanのデビューコンサート。ぴあアリーナMM公演をレポート

昨年10月28日にジャニーズ初の全世界配信デビューを果たしたTravis Japanがデビューコンサート『Travis Japan Debut Concert Tour 2023 THE SHOW~ただいま、おかえり~』を完走! 愛知、福岡、新潟、大阪、神奈川の5都市を巡り、全国のファンと「ただいま」「おかえり」の言葉を交わした。渡米、帰国を経て大きくパワーアップしたTravis Japanのエンターテイメントにも注目が集まった本公演。ぴあアリーナMM公演最終日・昼公演の様子をダイジェストでお届け。

Travis Japan

世界で戦ってきたTravis Japanが魅せる圧巻のSHOW

昨年3月末よりアメリカ・ロサンゼルスに約7ヶ月留学し、世界最大のアーバン・ダンス・コンペティション『WORLD OF DANCE』への出演など、現地でのスキルアップを経て堂々と帰国したTravis Japan。全世界配信デビュー後初となった本コンサートでは、見る人をワクワクさせるようなショーテイストの内容が盛り込まれ、アンコールを含む全38曲で“Travis Japan流”のエンターテイメントを示した。

「Opening」では、黒タキシード+黒コートでドレスアップした7人が、宙吊りのオープンリムジンに乗って登場。「TJ-2023-03-12」のナンバープレートが取り付けられた白のオープンリムジン。リーダー・宮近海斗さんが「ただいま!」と画面に抜かれると、会場からは大きな歓声が上がった。中村海人さんが「騒げ、横浜!」と続き、ハリウッドの景色が映し出された巨大LEDをバックに、ツアータイトル曲の「The Show」を歌唱。七五三掛龍也さんは「Travis Japanが帰ってきたぞ! 一生に一度のデビューライヴ。俺たちと一緒に派手にいこうぜ!」と挨拶。曲の最後には東京タワーの前に車が到着し、Travis Japanの旅を感じさせるような演出で派手に幕を開けた。車を降りた7人は、レッドカーペットが敷かれたステージで「PARTY UP LIKE CRAZY」を披露。日本人アーティスト史上初めてBillboard Global exclude. US 5位(11/12付)に輝いた全世界デビュー曲「JUST DANCE!」のパフォーマンスで会場の雰囲気を高めると、おなじみの挨拶コーナーへ。1人がマイクを持って話している間も、ステージ上に残る他のメンバーが踊りを止めず、一種のショー演目として見せるスタイル。13時開始公演ともあって、メンバーからは「おはよ〜!」と元気な挨拶の声がかけられた。

工夫を凝らしたこだわりの4ブロック構成

本公演の軸となったのは、Travis Japanのいろいろな表情を楽しめるブロック構成。パフォーマンスのテイストごとに本編全体が4分割され、緩急のあるセットリストで観客を魅了した。

本場Hollywoodのショーを見ているかのような「ACT1:Hollywood」ブロックでは、まず松倉海斗さんが本ステージ中央の大階段から登場。そして赤のベロアスーツを身にまとったメンバーがジャニーズJr.時代からの代表曲「夢のHollywood」を披露。光るステッキとタップダンスによるオリジナルver.のパフォーマンスは、2018年3月26日に横浜アリーナで行われた「ジャニーズJr.祭り2018」単独LIVEを思い起こさせる内容に。ジャジーな音楽とともにステージの雰囲気が一変し、川島如恵留さんのピアノ伴奏で「Happy Groovy –JAZZ Ver.–」がスタート。新曲「Swing My Way」ではメンバーが赤いハットを被り、ウエスタン風の装いに早替わり。ブロードウェイ・ミュージカルの振付師/ダンサーのボブ・フォッシーを彷彿とさせる演出で、スウィング感のあるダンスを披露した。

宮近さん×中村さんによる「FIRE!!!」(Kis-My-Ft2/北山宏光・藤ヶ谷太輔)のカバーパフォーマンスで始まった「ACT2:Electronics」ブロック。後のMCで中村さんが、このとき2人が着用している上着は、この曲のためだけに新調されたものであることを裏話として披露。続く「PINEAPPLE」(V6)では、吉澤閑也さんメインのダンスパフォーマンスが見どころの一つに。映像LED椅子の映像とメンバーのダンスがリンクする演出で、多彩な世界観を作り出した。Jr.時代のオリジナル曲「GET ALIVE」と「Lock Lock」をマッシュアップとして自らMIXしたのは川島さん。赤と青の混ざり合う映像をバックに、ひと味違ったパフォーマンスで引き込んだ。ブロック後半には、虎の形をしたトロッコ・通称 “トラッコ”が登場。虎のオブジェにまたがり、アリーナ内を駆け巡りながらファンサービスに応える7人。ファンの近くで笑顔を届けた。

白紫和衣装・白足袋を身にまとったメンバーが和の演出で魅せる「ACT3:JAPANESQUE」ブロック。「VOLCANO–和Ver.–」では、松田元太さんが本ステージ中央のリフターで和太鼓を演奏。力強く響く和太鼓の音色とともに、他のメンバーが気迫あふれるダンスパフォーマンスを披露した。「Namidaの結晶」では曲中に“ドカ羽吹雪”が舞い、視線を釘付けに。ステージ上に散らばった羽吹雪を演出の一つとして活用し、「君だけに」(少年隊)を歌った川島さん×松田さん。コンテンポラリーダンスを取り入れたパフォーマンスでステージ上を縦横無尽に動き周り、宙を舞う羽が幻想的な空間を作り出していた。

衣装をストリートカジュアルなワッペン付きのスタジャンに変え、「ACT4:street」ブロックがスタート。「JUST DANCE!」時に使用したラジカセを持って登場したのは、七五三掛さん×松倉さん。クールでグルーヴィーなダンスとともに「LET'S MUSIC」(Sexy Zone)をカバー。そして事務所の先輩・屋良朝幸さんが振り付けを担当したストリート感満載の新曲「Turn Up The Vibe」をパフォーマンス。「Travis Japan全力で皆さまにすごいパフォーマンスをぶつけます。受け取っていただいていいですか?」(宮近さん)「賛成!」(他メンバー&観客)のコール&レスポンスで始まったのは、「WORLD OF DANCE メドレー」。昨年の『WORLD OF DANCE』で全米大会チーム部門4位、世界大会チーム部門9位に輝いたパフォーマンスをオリジナルver.で披露。息をつく暇もない豪華なメドレーパフォーマンスのあとは、お互いを讃えあうように円になって肩を組んでいた7人。その姿に会場からは溢れんばかりの拍手が贈られた。

「俺ら発表するときに集まるクセあるよね」7人がぎゅっと集まって新CMをサプライズ発表

川島さんの「横浜のみんな調子どうだい? 楽しんでるかい? 幸せ感じてるかい? Travis Japan好きですか? 会いたかったですか? 俺たちも会いたかったです!」で始まったMC。本公演が全23公演中22公演目ということで、7人全員がステージ中央に集まって「にゃんにゃん」と猫の真似をする一幕も設けられた。この日サプライズ発表となったのは、「bior organics」から発売される新ファンデーションのイメージキャラクター就任。会場でいち早く新CMが解禁されると、喜びの声が響き渡った。テレビCMは、一部地域を除いて4月1日から放送されるそう。宣伝ごとになると、広いステージの中央にぎゅっと集まる7人の姿が印象的だ。川島さんも「俺ら発表するときに集まるクセあるよね」と笑顔で語り、仲の良さが垣間見えたシーンとなった。

公演を締めくくる楽曲は、『Together Now』。2019年11月に上演された初主演舞台『虎者ーNINJAPANー』から歌われているファンとの絆曲で、長い間ともにしてきた大切な一曲が“一生に一度しかない”デビューコンサートの最後を彩った。

「これからもTravis Japanと一緒に大きな夢を掴みにいきましょう」(松田さん)、「Travis Japanでデビューできて本当によかったなと心から感じながらこのステージに立っていました」(松倉さん)、「みんながTravis Japanをデビューコンサートに連れてきてくれました。本当にありがとう!」(川島さん)、「自分たちの夢、みんなとの夢。叶えるためにずっと努力するので、大変なときはお互い支え合っていきましょう」(中村さん)、「ずっとTravis Japanでいたいなと思います」(七五三掛さん)、「Travis Japanの笑顔を守り続けます」(吉澤さん)、「俺が知っている中で最強のグループのリーダーをやってます。この世に一つしかないこの肩書きをこの上ないものにするべく、そして誰もが認める誰もが羨む肩書きにするべく、強くいきたいなと思ってます」(宮近さん)とそれぞれのメンバーが決意を新たに、コンサート登場時に乗ってきたオープンリムジンに乗って、次のSHOWへ出発した7人。エンターテイナー・Travis Japanの活躍に期待が高まるばかり。

セットリスト

0. Overture
<Opening>
1. The Show
2. PARTY UP LIKE CRAZY
3. a)JUST DANCE!
 b)挨拶 INST(JUST DANCE!)
<ACT1:Hollywood>
4. Overture(Put On a Happy Face)
5. 夢のHollywood
夢のHollywood INST
6. Happy Groovy –JAZZ Ver.–
7. (新曲)Swing My Way
<ACT2:Electronics>
8. a)SE
 b)FIRE!!!(Kis-My-Ft2/北山宏光・藤ヶ谷太輔)※ペア曲:宮近×中村
9. a)PINEAPPLE(V6)※吉澤メインスタート、その後全員パフォーマンス
 b.)PINEAPPLE(V6)INST
10. GET ALIVE×Lock Lock –マッシュアップVer.–
11. Unique Tigers
12. Dance With Me~Lesson1~
13. Talk it! Make it!
<MC>
<ACT3:JAPANESQUE>
14. WOD 和 INST
15. VOLCANO –和Ver.–
16. Namidaの結晶
17. Never My Love(ジャニーズ/A.B.C-Z etc)
18. 君だけに(少年隊)※ペア曲:川島×松田
<ACT4:street>
19. LET'S MUSIC(Sexy Zone)※ペア曲:七五三掛×松倉
20. a)INTER
  b)(新曲)Turn Up The Vibe
21. 上を向いて歩こう(坂本九)
22.〜34. WORLD OF DANCE メドレー
 夢のHollywood
 Unique Tigers
 BIG BANG BOY
 VOLCANO
 Happy Groovy
 Together Now
 Dance With Me~Lesson1~
 Talk it! Make it!
 Lock Lock
 Happy Groovy
 The Show
 Namidaの結晶
 夢のHollywood
35. a)JUST DANCE! バラードINST
  b)JUST DANCE!
<Encore>
E1. BIG BANG BOY
E2. (新曲)DRIVIN’ ME CRAZY
E3. Together Now

Travis Japan(トラビスジャパン)
2012年結成。マイケル・ジャクソンの振付師であるトラヴィス・ペインがオーディションを行い、メンバーを構成。メンバーの変遷を経て、2017年より現在の7名で活動。2023年3月29日に映像商品『Travis Japan -The untold story of LA-』をリリース。
https://www.universal-music.co.jp/travisjapan/
Instagram @travis_japan_official
YouTube @TravisJapan_official

PHOTO=邑田卓也

TEXT=所 優里

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