King & Princeの髙橋海人さんの初の個展『不思議なセロル展 created by 髙橋海人』が、渋谷PARCO 4階・PARCO MUSEUM TOKYOで開催中! 髙橋さんが生み出した不思議な生き物“セロル”を主役にした本展は、イラストや立体造形、体験型コンテンツを通じて、その世界観を全身で体感できる内容に。会見に登壇した髙橋さんは、約半年以上をかけて作り上げた個展への思いや、セロルとの歩み、制作の裏側について語りました。
創作への情熱とセロルへの愛

――出来上がったご自身初の個展会場をご覧になって、今の率直なお気持ちを教えてください。
髙橋海人さん(以下、敬称略) 実は前日、結構遅い時間まで作業をやっていて。なんていうか、いろんな意味で夢みたいな感じです。まだ寝てる感覚ありますね(笑)。
でも改めて、一番最初に自分で考えていたところから始まると、すごくいろんな方がこの個展に携わってくださっていて。制作している時は、とにかくセロルと自分ががむしゃらに向き合っていこうという感じで、ひとつひとつやっていったんです。全体がどうなるかというのは想定はしていたけど、想像しきれていなかった部分もあって。
いざ、会場の作り込みをやっていたら、自分が想像していたもの以上になったなという感覚がありました。周りを見ると、各セクションごとにたくさんの方が「こうしたらいいよね」って笑顔で話し合いながら作ってくれていて、気づいたらセロルの味方がいっぱいできていたんだなって。
きっとセロルも嬉しかっただろうなと思います。そういったあたたかい気持ちのまま個展の開催日を迎えられたことをすごく嬉しく思います。本当に青春の日々でした。
――メンバーの永瀬廉さんには個展について話しましたか?
髙橋 「個展やるよ」って話はしました。廉は『見に行くわ』って言ってくれていて。でも廉は先に知るのが嫌なタイプらしく、ネタバレ防止をしてくれていて(笑)。来たときの衝撃を楽しみに待ってくれているので、来てくれたらいいなと思っています。
廉自身もセロルを描いてくれたり、一緒に写真撮ってくれたりするので、親戚みたいな感じで向き合ってくれてるのかなと思います(笑)。
――そもそも、セロル誕生のきっかけは?
髙橋 自分らしく、ファンのみんなと交流できたら嬉しいなと思っていたんです。自分の持っている世界観を一緒に楽しんでもらいたいなと思っていて。だったらみんなで名前を付けたり、お世話の仕方を決めたり、同じ方向を向いて楽しめるものは何かなって考えていたら、急にセロルが現れたんです。タイミングよく、運命の出会いですね。

――今回の個展の制作期間はどれくらいでしたか?
髙橋 半年以上かけて作り込みました。今回、SAMPO Inc.さんというクリエイティブチームが力を貸してくださったんですが、僕は山梨にあるアトリエに、King & Princeの活動の合間を縫って通っていました。泊まり込みで、計7日間くらい行きましたね。そこで粘土の立体造形や巨大ジオラマ制作など、テクニックを教わりました。
また、フィールドワークというんですが、川へ行って枝を拾ったり、石に生えている苔を観察したりしていました。この個展にこういう草が生えていたら面白いかなとか、自然と触れながらインスピレーションを受けていました。山梨だったから生まれたバイブスもたくさんありました。
今振り返ると大変だったなと思うんですけど、作っている最中はずっとワクワクしていました。脳みそがずっとブルブル震えてる感覚というか。作っていくなかでいろんなセロルと会える喜びがすごく大きくて、ずっと鳥肌が立っていましたね。
――初の個展ということで、この会場で初めて見せる髙橋さんはありますか?
髙橋 ありますね。個展の開催自体が自分の夢でもあったので、ここまで自分の脳みそをさらけ出すことはなかなかないかもしれません。
――普段からお買い物をされるPARCOでご自身の個展が開かれることについては?
髙橋 めっちゃ嬉しいです! すごいことだと思います。だってあのPARCOですよ。えぐいでしょ(笑)! 渋谷PARCOなんて特に、たくさんのカルチャーを世のなかに発信してきた、まさにカルチャーの中心地みたいな場所じゃないですか。そこの歴史の1ページに自分が乗れたこと、そのカルチャーの1ページを自分が作れたことに対して、すごく光栄に思います。
――今回の個展を経て、今後セロルと一緒にどんな挑戦をしてみたいですか?
髙橋 Instagramから始まったセロルとの日々なんですけど、今回この個展を制作するにあたって、全然セロルのことを自分は知らなかったなと思ったんです。作りながら新しく知れることがたくさんあって。本当に奥ゆかしい生き物だな、不思議だなと思いました。
だからここから先、動いているセロルも見てみたいですし、会話はできないけど、セロル同士だったら話したりするのかなとか。これからもセロルに対する研究は続きそうだなと思います。

――最後に、来場者へのおすすめの楽しみ方を教えてください。
髙橋 今回、初めてセロルを立体造形で作らせていただいたんですけど、会場内の至るところにセロルが隠れているんです。「ここにも?!」というところからセロルがみんなのこと見ていると思うので、何体いるか探してもらうのも楽しいと思います。また、入場特典でセロルのフィギュアがもらえるんですけど、世界で1匹だけのセロルがカスタマイズして作れるので、そこも楽しんでいただけるのかなと思います。
セロルが生まれたときから、名前を付けるのも、お世話の仕方を決めるのも、ファンのみんなと一緒にやってきました。僕も親目線でずっと個展の制作を進めてきましたけど、きっと同じぐらい親目線で見てくれているファンの方もいると思います。だから授業参観みたいな感じで、『うちの子、頑張ってるな』って見に来てもらえたら嬉しいです!
髙橋さんのユニークな想像力から生まれた不思議な生き物・セロル。その世界をイラスト、立体作品、体験型コンテンツで存分に味わえる「不思議なセロル展 created by 髙橋海人」は、9月11日から28日まで渋谷PARCO 4階・PARCO MUSEUM TOKYOで開催。その後、心斎橋、名古屋、福岡、仙台、札幌へと巡回する。また、入場特典のカスタムフィギュアのほかに、多彩なオリジナルグッズも販売。髙橋さんとファンがともに育ててきたセロルの成長を見届ける特別な空間になりそう!
『不思議なセロル展 created by 髙橋海人』

会場/PARCO MUSEUM TOKYO(東京都渋谷区宇田川町 15-1 渋谷 PARCO 4F)
会期/2026年9月11日(金)~28 日(月)
営業時間/11:00~21:00
※入場は閉場の45分前まで/最終日は18:00閉場(17:15 最終入場)
入場料:2,200 円(税込)《入場特典つき》
※各種割引対象外
※未就学児無料
※身体障がい者手帳ご提示で介護者1名様のみ無料(ご本人は有料)
※入場特典のお渡しは有料入場者のみ
※来場時の混雑状況により入場をお待ちいただく場合や、整理券配布の可能性があります
※展示エリアは30分入替制です
主催・制作:パルコ
企画:髙橋海人
art.parco.jp/museumtokyo

