南青山の名店「L’AS」が、より日常に寄り添う新業態「Prés de L’AS」を東京・原宿にオープン。確かな技と遊び心をそのままに、街のリズムと溶け合う軽やかなモダンフレンチを提案する。開放的な空間で味わう一皿は、日常をシームレスに上質へと引き上げてくれる。
日常に寄り添う、新しいフレンチの入口
東京・南青山のモダンフレンチ「L’AS(ラス)」は、「いつでも、誰と行っても満足できる一皿」を軸に、食通からも長く支持されてきた一軒。その確かなクオリティと美意識を、より日常に近いかたちで楽しませてくれる新業態「Prés de L’AS(プレ ドゥ ラス)」が、原宿クエストに誕生した。
店名に込められた「Prés de(=そばに)」のとおり、料理の完成度はそのままに、より自由で開かれたスタイルを提案。ランチ・ディナーともに構成の魅力が光るおまかせコースに加え、シーンに合わせて選べるアラカルト(※ディナーのみ)、料理に寄り添うビバレッジまで幅広く揃う。シェフの感性が息づく一皿一皿が、原宿という街のリズムに合わせて、フランス料理の新たな入口を示してくれる。
店内は大きな窓を配した、開放感あふれる空間。6階に位置するため眺望もよく、視線の先には原宿の街並みが広がる。ほど近い明治神宮から流れ込む澄んだ空気も相まって、都心にいながらどこか穏やかな雰囲気が漂っていることも印象的。
ウッドを基調にした温かみのあるインテリアに、随所に散りばめられたピンクのアクセントがほどよい遊び心を添える。センスよく配された什器や照明も相まって、上質でありながら気負わず過ごせる空間が広がり、食事の時間そのものを心地よく演出してくれる。ちなみに、ウエディング利用も可能だそう。
ラスのクリエイティビティを色濃く受け継ぐプレ ドゥ ラスのおまかせコースは、この店で過ごす時間そのものを楽しませてくれる構成。
シグネチャーとして知られる「フォアグラのクリスピーサンド」は健在で、外側の軽やかな食感と中から広がる濃厚さが、コースの序盤から期待値を引き上げる一皿。
続く料理には、アボカドと甘えびのマリネや、フランス産ホワイトアスパラガスとホタテを合わせたタルティーヌなど、素材の持ち味とソースのバランスが光る前菜が並ぶ。魚介料理には、北海道産ズワイガニを使ったフレンチトーストを。カニ味噌と卵黄、グラナパダーノチーズのソースが奥行きをもたらし、軽やかさと満足感を両立させている。
メインを飾るのは、プレ ドゥ ラスオリジナルの「和牛のローストビーフ カフェドパリバター」。やわらかな火入れの和牛に、パセリやアンチョビを加えた香り高いクリームが重なり、親しみやすさのなかにモダンフレンチらしい余韻を残す。
食後には、ワゴンから好みで選べるデザートと焼き菓子が用意され、広島県・梶谷農園から届いた季節のブレンドハーブティーで穏やかに締めくくられる。
ディナーのおまかせコース(¥5,500)に加え、ランチのシーズナルコース(¥3,800)、プレ ドゥ ラスコース(¥5,300)と、利用シーンにあわせて選べる幅広さも魅力。
肩肘張らずに楽しめるのに、ひと皿ごとに確かな美意識が宿る――。プレ ドゥ ラスは、原宿の空気に寄り添いながら、モダンフレンチの新しい扉をそっと開いてくれる。コースの流れに身を委ねても、アラカルトで気ままに楽しんでもOK。ぜひ訪れてみて!












