総勢27名のジュニアが出演するコンサート『ジュニア Showcase 2025 新星 -SHINSEI-』が東京グローブ座にて12月9日より開幕。“歴史を継承し、未来を創造する”というコンセプトのもと、フレッシュなメンバーたちがこの事務所の伝統的なパフォーマンスに挑戦する。企画・プロデュースは、大倉忠義さん(SUPER EIGHT)が代表取締役社長を務める「J-Pop Legacy」。ここでは、初日前に行われたゲネプロの様子をお届け。
「今、新たな新星(スター)たちが未来への扉を開く」――きらめきに満ちたステージが幕開け

東京グローブ座で12月9日から28日まで、約半月にわたって行われる本公演。「J-Pop Legacy」初の企画・プロデュース公演としても注目を集める今作は、「歴史を継承し 未来を創造する――今、新たな新星(スター)たちが未来への扉を開く」というコンセプトのもと、ジュニアたちが事務所の伝統的な数々の演目に挑戦する。また、特技披露コーナーやアフタートークなど、メンバーの素顔に迫るコンテンツも盛り込み、一人ひとりの魅力を余すことなく伝える、ボリューミィな公演となっている。
出演メンバーは、総勢27名※。うち2名は関西ジュニアで、最年少は12歳、最年長は20歳と、フレッシュな顔ぶれがステージを彩る。オープニングを飾るのは、ジュニアの人気曲「The Shining Star」。白衣装に身を包んだメンバーたちが、幻想的な空間で、きらめきいっぱいのパフォーマンスを展開した。
※ 阿達慶さん、千井野空翔さん、竹村実悟さん、鍋田大成さん、末永光さん/渡邉大我さん、野田開仁さん(ともに関西ジュニア)
田仲陽成さん、羽村仁成さん、松浦銀志さん、宮岡大愛さん、山岸想さん、善如寺來さん
平田光寛さん、高橋奏琉さん、鈴木瑛朝さん、渡辺惟良さん、関翔馬さん、小久保向一朗さん、堀口由翔さん、岸蒼太さん
馬場律樹さん、横田大都さん、宮部敬太さん、宮部聡太さん、新宮楓真さん
数々の先輩たちが紡いできた名曲を受け継ぐ、少年隊コーナー

セットリストには、過去から現在へとつながる楽曲が並び、まるで歴史をたどるような構成になっている。そのストーリーの序章を飾るのが、少年隊コーナー。これまで多くの先輩たちが歌い踊ってきた少年隊の名曲を、メドレー形式で披露していく。
「仮面舞踏会」をパフォーマンスするのは、阿達慶さん、千井野空翔さん、渡邉大我さんの3人。本家のマイクスタンドパフォーマンスを再現しつつ、錦織一清さん、東山紀之さん、植草克秀さんが実際に着ていたジャケットをそれぞれ身にまとい(阿達さん→錦織さん、千井野さん→東山さん、渡邉さん→植草さん)、キレのあるステージを魅せる。ステージ上には当時の映像も映し出され、本家の姿と今のジュニアの3人の姿がリンクする演出も見どころだ。

また、少年隊の伝説的ミュージカル『PLAYZONE』からは、「1998~星の彼方へ~」と「千年メドレー」をセレクト。そこにSnow Manの「EMPIRE」をリミックスでつなぎ合わせ、そのサウンドをバックに、11名のジュニアが「〜中国武術~」のステージを披露する。槍や剣を駆使した本格的な演舞に、ダンスやアクロバットが融合した迫力満点のステージで、観客の視線を釘付けに。
のちの「~和-殺陣~」ステージでも、19名のジュニアが見廻組と野盗団に分かれて、伝統の殺陣を披露しており、俊敏な動きや鬼気迫る表情など、歌って踊る普段の姿とはまた違う一面を見せている。
特技披露からパフォーマンスまで、バラエティに富んだ和コーナー

和コーナーの前には、日替わりでメンバーが特技を披露する時間が。ゲネプロでは、鍋田大成さんと末永光さんが登場した。
「これ、します!」と、けん玉を手に一歩前へ出た鍋田さんは、まず‟もしかめ”に挑戦。リズムよく続ける姿に会場から拍手が起こり、その横では、カウントに合わせて踊る渡辺惟良さんや、それを止めに入る岸蒼太さんの姿も。続けて披露した‟灯台”も一発で成功し、ステージ上の全員が「うわぁー!」と声をあげるほどの盛り上がりを見せた。
続く末永さんは、フラフープを手に「これを首で回します」とひと言。こちらも見事に成功させ、会場は大きな拍手に包まれる。さらに、野田開仁さんらまわりからの「ここからー?」「からのー?」というコールに応えて、回していたフラフープをそのまま腰へと移動させる技も披露。再び「すごい!」と歓声が上がり、会場中にあたたかい空気が流れた。

パフォーマンスでは、和の楽曲を次々と披露。扇子や和傘、桜などの小道具を取り入れた華やかなステージのほか、大人数でにぎやかに届ける曲も見られた。2018年-2019年帝劇公演より歌っている「Tokyo Experience」では、20名のジュニアが弾ける笑顔とともに歌い踊り、会場を盛り上げた。
そして、この和コーナーから新たに登場するのが、18歳の浅井乃我さん。timeleszの新メンバーオーディション『timelesz project』で最年少ファイナリストとして注目を集め、この公演からジュニアとしての活動をスタート。初ステージながら、堂々としたパフォーマンスで存在感を放っていた。
定番曲と最新曲で畳みかける、怒涛のラストスパート

ラストは、現代・最新曲コーナー。嵐「Happiness」をはじめ、Hey! Say! JUMP「DEAR MY LOVER」、SixTONES「マスカラ」などの人気曲を、メンバーが入れ替わりながら次々と披露していく。それまでの‟魅せる”パートとは一転、客席と一緒になって楽しむ、‟アイドル全開”のステージをお見逃しなく。
ラストは、阿達さんが締めの挨拶を担当。「本日は新星にご来場いただき、誠にありがとうございました。新星という名にふさわしい僕たちが、この事務所の未来を感じていただけるように、26公演全力で駆け抜けていきたいと思います。ぜひ、僕たちの未来にご期待ください! 本日はありがとうございました」と言い、手を振りながらステージを後にした。
後編では、囲み取材の模様をレポート。お楽しみに!
ジュニア
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