毎週木曜よる10時から放送中のドラマ「波うららかに、めおと日和」（フジテレビ系）は、回を追うごとに熱狂的なファンを増やしている今期イチのバズドラマ。主人公・江端なつ美（役／芳根京子さん）の夫で、帝国海軍の中尉・江端瀧昌役を演じる本田響矢さん、瀧昌の同僚で容姿端麗な深見龍之介役を演じる小関裕太さん、天真爛漫ななつ美の妹・ふゆ子役を演じる小川彩さん（乃木坂46）が、トークイベントに登壇。ドラマがもっと楽しみになる制作秘話や共演者ならでは裏話に会場は笑顔が溢れました。
うぶキュンが止まらない！いま最注目のドラマ
――Xで世界トレンド1位を獲得したドラマ「波うららかに、めおと日和」。反響は届いていますか？
本田響矢さん（以下敬称略） たくさん届いています！ 個人的には、親戚から「観たよ」と連絡をもらいました。このドラマの新聞の記事をスクラップにしてくれていて、ありがたいなという気持ちでいっぱいです。
小関裕太さん（以下敬称略） 「ドラマを観るぞ」って意気込んで観てくださってる方も多いんですが、「面白いというウワサを聞いて観てみた」という方や「配信の方で観て、オンエアも観るようになった」という方が多くて、SNSをはじめとする皆さんの感想の影響力ってすごいんだなっていうのを感じています。
小川彩さん（以下敬称略） ファンの方からふゆ子の「アイスクリームを食べたいな」というセリフをリクエストしてくださったり、友達から放送後に意味もなく「エヌる」って連絡がきたり…（笑）。
小関 使ってくれているんだ！
小川 「問題ありません」もよく言っているので、流行語大賞になるくらい流行ったらいいなと思っています。
小関 それを聞いてご本人はどうですか？
本田 本当にその通りで…（小関さんに耳打ちされて）。あっ、問題ありません！！
全員 （爆笑）
――3話までで特に印象に残っているシーンは？
本田 2話の2人で旅行をしたシーンですね。旅館で一緒に過ごしたシーンは、結婚した後に初めて2人で過ごす濃密な時間だったので、個人的に好きです。バックの月が大きくて、すごくステキなシーンだったなと印象に残っています。
小関 顔が近づいていくところ、美しかったですよね。あのシーンは男性目線からもキュンとしました！ 僕は、瀧昌と瀬田くんがバチバチするシーンが好きです。瀧昌の妄想や嫉妬が盛り上がっていくのも、瀬田くんの恋心も、もどかしいなっていうふうに思いながら観ています。「もう本人に伝えちゃえばいいのに！」ってそのもどかしさもこのドラマの良いところですよね。
小川 私は3話の、寂しさと心配と、我慢していた気持ちが溢れて泣いてしまうなっちゃんのシーンに大号泣でした。
小関 2人がリアルに演じているからこそ、あの「寂しい」という言葉にはグッときますよね。
本田 あのシーンは、リハーサルの段階から現場の空気感を大切にしていました。2人で「良いものにしよう」という気持ちをひとつにしていたので、皆さんに良いシーンだったと言っていただけるとすごく嬉しいです。
――演じる役に共感できる部分や似ていると思う部分は？
本田 現場で「不器用だね」と言われていて、瀧昌の不器用さと僕の不器用さは通ずるところがあるのかなと感じています。たとえば、カバンに物がなかなか入らないとか、早く脱がなきゃいけないのに全然ボタンが外れないとか…。
小関 響矢くんは現場でイジられ役なんですよね（笑）。深見と似ているところはないと思うんですが、実は祖父が昔海軍だったんです。この役が決まったときに祖父に連絡して「今度あるドラマで海軍の役をやるから楽しみにしててね」と連絡したら、第一声が「階級は何？」でした（笑）。「中尉だよ」と返したら、返事がなかったんですが、どう思っているのかな（笑）。
小川 私は食いしん坊なところと子供扱いされたくないところは似ているのかなと思います！ ついこの間までグループの最年少だったので、「可愛い可愛い」って赤ちゃん扱いされることがあって、ふゆ子に共感しています（笑）。
――ドラマの舞台は昭和11年。演じる上で新鮮だったことは？
本田 いちばん驚いたのは、冷蔵庫です。上の段に氷を置いて、その下に垂れてきた水を貯めるトレイを置いて、冷蔵庫が完成するというのは驚きました。あと、当時お国を守っていた海軍としての所作を指導の方に教えていただいているので、安心して撮影しています。
小関 所作は難しかったですよね。敬礼の機敏さや姿勢など、いろいろ細かく決まりがあるので勉強になりました。あの氷どうだった？
本田 結構重たくて、グッとしないと上がらないんですよ！
小関 （笑）。あと、海軍の隠語も初めて知りました。のろけることを「エヌる」、馴染みの芸者さんのことを「エス」と言うんですが、衝撃的で面白かったですね。
小川 私が衣装の可愛さにテンションが上がりました！ レトロなものが流行っている今、観てくださっている方に「可愛い」って感じてもらえる衣装がたくさんあって、時代の重みみたいなものを感じました。
――現場の雰囲気は？
本田 芳根（京子）さんは「おはようございまーす！」といらっしゃるので、みんなで「おはようございまーす！」って返して現場が始まります。お芝居の面ではすごく細かいところまで相談させていただいて、本当に頼れるステキな座長です。
小関 本当に明るい雰囲気だよね。昼休憩が終わると芳根さんがバーっと入ってきて「こんにちはー！」って言って始まるんです。その様子にほっこりしますし、このドラマを象徴しているような方です。響矢くんは、みんなから愛のあるイジりをされていて、本当に可愛がられています。初日から僕たちの掛け合いで掴めたものがあったのですぐに安心できました。
うぶな写真を大公開！
本田 0歳のころの写真です。うぶというか幼すぎて記憶が残ってないんですが…（笑）。母によると、10ヵ月で歩けるようになってからは、そこらじゅうを走りまくる子だったみたいで。ほかにも、朝の5時に起きてひとりでオモチャで遊んでたらしく、活発な少年でした。今はだいぶ落ち着いて大人になったと思います！
小関 僕は幼稚園のころの写真です。イベントごとを楽しむ家庭なので、きっとハロウィン直前に母に落書きされた写真だと思うんですが、やんちゃな幼少時代を過ごしていました。ほかにも、アメリカ国旗のパンツにカエルのサングラスをかけた写真など、いろんな写真が残っています（笑）。
小川 私は家族旅行で京都に行ったときに、初めて駅弁を食べている9歳のころの写真です。タコの顔マネをしていますね（笑）。小さいころは、お兄ちゃんについていってやんちゃするような子でした。変わったおままごとをしたり自転車を漕いだり、いろんな遊びをしていました。
最後に小川さんは「ふゆ子はマイペースだけど一生懸命ですごく可愛らしい子なので、皆さんにも愛していただけるように頑張ります！」、小関さんは「頭がきれる深見が狂わされる瞬間がこれから待っていますので、楽しみにしていてください」、本田さんは「これからなつ美と瀧昌の絆がより深まっていくので、ぜひ楽しみにしていただきつつ、これからもたくさん盛り上げていきます」とメッセージを送った。
ドラマ「波うららかに、めおと日和」
出演／芳根京子、本田響矢、山本舞香、小関裕太、小宮璃央、咲妃みゆ、小川彩（乃木坂46）／森カンナ、高橋努、紺野まひる／生瀬勝久、和久井映見 他
原作／西香はち『波うららかに、めおと日和』（講談社『コミックDAYS』連載）
制作著作／フジテレビ
※フジテレビ系にて、毎週木曜22:00放送中！
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