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TRENDLIFESTYLE

2024.01.16

そこは最高にクールなダンスフロア!Travis Japanの全国ツアー、横浜アリーナ公演をレポート

Travis Japanが1stアルバム「Road to A」を引っ提げ、全国アリーナツアー『Travis Japan Concert Tour 2024 Road to Authenticity』を開催中。デビュー1周年を経て、加速し続けるTravis Japanの勢いを体現したような本公演。ここではツアー初日の1月4日、横浜アリーナ昼公演の様子をお届け。

ハイレベルな“トラジャ”が挑む最新ステージとは

Travis Japan

圧巻のデビューコンサートツアーから約1年。今年は1stアルバム「Road to A」を引っ提げ、全国ツアーを行うこととなったTravis Japan。ツアータイトルの“Authenticity”は「信ぴょう性、信頼性、真正性、本物・真実であること。」を意味し“エンターテインメントの真髄”を追い求めていくグループの姿勢を示した。

コンサートの演出を担当したのは、川島如恵留さん。アリーナ席前方から後方まで動くムービングステージ(横11m/奥行7m20cm)を効果的に使い、360度全方位から7人のパフォーマンスを楽しめる構成に。さらには約2時間半、アンコールを含む全33曲の披露のなかで、一瞬たりともステージにメンバーがいない瞬間を生まない、緻密に計算されたステージング。メインステージのLEDパネルには一曲ごとに楽曲の作者や振付師名が表示され、作り手への想いも大切にしていた。そこでメンバーの名前が多く表示されていることも、Travis Japanならではの強みであり、魅力のひとつ。

アンコール時にはファンに嬉しいサプライズが! 海外アーティストのライヴで見かける、スマホ撮影OKのパフォーマンス時間を用意。海外での活動を意識したTravis Japanの新たな試みとなった。

コンサートの世界に一気に引き込む1st&2ndブロック

Travis Japan

全4ブロックで構成されたコンサート。カラフルな衣装を纏ったメンバーが地上6m50cmの高さから登場する1stブロック。巨大ゴンドラでアップテンポなダンスナンバー「DRIVIN'ME CRAZY」を披露し、派手に公演の幕を開けた。続けて全編英詞の「My Dreamy Hollywood」、全世界デビュー曲「JUST DANCE!」をパフォーマンス。その後ムービングステージが稼働し、端から端まで会場を盛り上げていく。メンバーそれぞれのソロダンスや何名かでのユニットダンスなど、個性あふれる「REMIX DANCE NUMBER」もお見逃しなく。

メンバー全員がゴールドのスーツに着替えたところで、2ndブロックに突入。ステージには巨大スロープLED(メイン:幅9m/奥行3m10cm/傾斜30度、両サイド:幅4m50cm、奥行2m40cm、傾斜30度)が登場。まるでブロードウェイのような煌びやかなステージで、代表曲「夢のHollywood」を披露した。このときリーダー・宮近海斗さんが「今年は辰年だけど、寅年で頑張ります」と一言。曲中メンバーのもとにステッキが渡ると、会場からは大きな歓声が上がった。後半には昨年のツアーでお披露目されたトロッコ、通称“トラッコ”がアリーナ中を駆け巡る。メンバーそれぞれのスタイルでアレンジし、パワーアップを遂げた新“トラッコ”にも注目。そのほかスタンドトロッコも使い、ファンと近くで触れ合ったあとは、MCへ。

怒涛のダンスパフォーマンスで魅せる3rd&4thブロック

Travis Japan

アルバムに収録された新曲が並ぶ3rdブロック。まずはグループ初のユニット曲から。すべてのユニットにおいてメンバー自ら楽曲制作や振付に携わっていて、そのオリジナル性の高さがうかがえる。

松田元太さん&松倉海斗さんの“松松コンビ”は、2人で作詞・作曲に取り組んだ「Bro :)」を。お互いに向き合って、ギターを弾き語り。エモーショナルな演出も見どころに。宮近海斗さん&川島如恵留さんの楽曲は「Day Off」。担当分けは作詞が2人、作曲が川島さん、振付が宮近さん。メインステージ上のLEDモニターに映し出される歌詞は、メンバーの直筆だそう。クールなダンスパフォーマンスで会場の視線をさらった中村海人さん&七五三掛龍也さん&吉澤閑也さんの「Paranoia」。こちらはプロデュースが中村さん、振付が七五三掛さん、吉澤さんと表記された。色っぽさ全開のムードのまま、「Till The Dawn」のパフォーマンスへ。巨大スロープLEDを駆使した大迫力のステージでラストスパートへ勢いづけ。

Travis Japanの真骨頂であるダンスを堪能できる4thブロック。Kis-My-Ft2の千賀健永さんが手がけた衣装を着用し、同じく千賀さんが振付を担当した「Lock Lock」「Love Tag」などを披露した。ダンスパフォーマンスを引き立てる演出も多く盛り込まれ、振付とレーザービームが同期したような動きを見せる演出や、スモーク、火柱を使ったステージが会場の熱気を高めた。ボルテージ最高潮のなか披露する一曲は、アルバムのリード曲「LEVEL UP」。タイトルになぞらえて宮近さんが「俺たち、引き続き“レベルアップ”した姿を見せていくのでよろしくお願いします!」と宣言。最初から最後までメンバーが踊って踊って踊りまくる、まさに“トラジャ”パワー爆発のエネルギッシュな公演を届けた。

2024年の抱負は「周」!和やかなMCタイム

Travis Japan

公開記者会見が設定されたこの日のMCでは、新年のご挨拶として、グループの今年の抱負を書いた大きな書が登場。発表されたのは「周」。代表して書いた松田さんが「Travis Japanみんなで、このツアーを走り切りたい。今後いろいろな国で場所で、自分たちの夢を叶えられたらいいな」と込めた思いを語った。「いっぱい“周”っていこうね。いろいろなところね」と川島さん。ちなみに半紙の中央下にあるサインのようなマークは、松田さんが“TJポーズ”のまま残した手形だそう。

ファンの皆さんに伝えたいことがあると口火を切った七五三掛さんが「俺ら、CDデビューしたよ!」と報告し、あたたかい拍手が響き渡る一幕も見られた。

Travis Japan

ここからは公開記者会見の内容をほぼ全文でお届け。

――初日を迎えての心境は?

吉澤さん「出た瞬間、鳥肌が立ったよね。カッコいいしさ!」

宮近さん「なんか薄いな(笑)。でもいいよね!」

吉澤さん「毎回更新するんだよね。鳥肌ポイントが」

宮近さん「毎回ライブをやるたびに鳥肌が立つ瞬間が変わっていくというか、塗り替えられるみたいなこと?」

吉澤さん「はい(笑)」

川島さん「海外生活が長すぎて、自分たちで通訳するようになってるね(笑)」

中村さん「オープニングもそうだけど、今回如恵留が総合演出として、見てくれたじゃない。オープニングも結構こだわって作ってくれて、閑也が言ったように鳥肌もそうだし、いろいろな気持ちで景色でファンのみんなを見れて、自分たちも見ていただけるっていうのがすごく気持ちいいですし、コンサート始まるなというワクワク感がありました」

――演出を担当した川島さん。こだわったポイントは?

川島さん「Travis Japanは本当に長い間、ファンの皆さんに愛していただいてここまで成長できているんだということを、コンサートという場でお返ししていきたいという想いが強くて。先輩方やいろいろなアーティストの皆さんが演出されてきた素晴らしいステージを、自分たちの色で超えていきたいと思って、最新を更新したいなと思っております。去年は車で、今年はゴンドラでマジックのように登場みたいな。我々が今までに培ってきた技術を活かして、やりたかったなと」

宮近さん「2年連続で空中から。去年はうさぎ年だから車がジャンプしてね。今年は辰年なので、登り龍のように”ゴンドラゴン”で」

――新年の抱負をひとりひとりお願いします!

宮近さん「本当に今年は楽しみな年だったんです。仕事始めがコンサートってなかなか経験できることじゃないので、そのありがたみを胸にいろいろな場所でコンサートをまわっていきたい。仕事始めも仕事終わりもコンサートでいたいなと思います。そうできるようにTravis Japanとして頑張ります」

吉澤さん「俺は振り付けをいっぱいしたいですね。Travis Japanもそうだけど、ジュニアの子たちの振り付けもできたらいいなと思っています」

七五三掛さん「今年は辰年で、“たつ”って龍じゃないですか。僕の名前も龍也なので、グループのやりたいこと、自分のやりたいことが叶う年になったらいいなと思います。個人的には、美容のアンバサダーをやりたいです」

松田さん「いろいろなことを去年経験させていただいたので、今年もいろいろな経験をさせていただきたいなと。何かに絞ることなく、視野を広く持って、ファンのみんなと楽しくやっていけたらいいなと思います」

中村さん「健康に過ごせればいいなと思います。体が“基本”だから。体を崩さないように」

松倉さん「グループとしてファンの皆さんにたくさん会える機会を増やしたいなっていうのが一番ですけど、個人の目標は個展をやってみたいなと。趣味で写真を撮ったりとか、去年アクリルアートを始めたので、皆さんに来ていただけるような機会を作りたいなと思います」

川島さん「今回コンサートの演出をさせていただきまして、演出するってすごく楽しかったし、7人で一緒に作っていくことが本当に楽しかったので、いろんなコンサートをやりたいです。今回は『Road to Authenticity』というタイトルでやらせてもらっていますけど、また違うタイトルでもみんなで演出をして、いろいろなコンサートをやりたいというのがグループの目標です。個人としては今年も資格を頑張って取るつもりです。去年は、国内旅行業務取扱管理者を取ったので、今年は総合旅行業務取扱管理者を。合格すればワールドツアーを組めるんですよ。Travis Japanのチケット、ホテル、航空券、諸々セットにした安全なパッケージをお届けできるので。そういうことができたらTravis Japanとしても、ある意味一歩どころか、何歩も先にいけると思いますので。Travis Japanの強みのひとつになれるよう頑張りたい」

Travis Japan

――1st ALBUM『Road to A』が初のCD。今感じていることは?

川島さん「皆さん、ありがとうございます。夢でしたからね」

七五三掛さん「ファンの皆さんと僕たちで誓った夢だったので、これを叶えられたのは、ファンの皆さんがずっと一生懸命応援してきてくれたからだと思うので、本当に皆さんに感謝だなと思います」

吉澤さん「曲もいい曲ばっかだしね」

松倉さん「念願じゃないですか。CDでボリュームがすごくて、4形態もありますし、まずディスク1で19曲もあるので、これはTravis Japan本気出してきたぞみたいなものが伝わっていたらいいなと思います」

――最後に2024年に向けて気合い入れをお願いいたします!

宮近さん「2024年もファンのみんなとTravis Japanとともにいろいろなところに“周”って、周りのみんなを幸せにしちゃうグループでいっちゃってもいいですか?」

会場全員「賛成!」

終演間近、リーダーの宮近さんが「楽しい時間は終わってしまいますが、引き続きTravis Japan皆さんとともに突き進んでいきたいと思います。“JUST DANCE! together”です」と代表挨拶。最後にお決まりの円陣を。

「『Road to Authenticity』初日を迎えました。この調子でまだまだ楽しんで、エンタメを広げて、日本中世界中を元気にしちゃっていいですか?」(宮近さん)、「賛成!」(会場全員)。微笑ましいやり取りで公演を締めくくると、会場は彼らが振りまいた明るいエネルギーで満ち溢れていた。さらなる高みを目指し、レベルアップを続けるTravis Japan。コンサートは3月末まで続く。

Travis Japan(トラビスジャパン)
2012年結成。マイケル・ジャクソンの振付師であるトラヴィス・ペインがオーディションを行い、メンバーを構成。メンバーの変遷を経て、’17年より現在の7名で活動。’24年2月12日「Road to A -Global Edition-」を配信リリース。
universal-music.co.jp/travisjapan/
Instagram @travis_japan_official
YouTube @TravisJapan_official

PHOTO=塩谷哲平

TEXT=所優里

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