グローバルグループのENHYPEN(エンハイプン)が、2023年5月22日に4th Mini Album『DARK BLOOD』をリリース! アルバムを通して強いメッセージを発信する渾身の作品、その聴きどころ&見どころは? 全世界のメディアに向けたメディアショーケースが行われた様子をレポート。
ファンの大切さと感謝の心を“ファンタジー”に託して歌う
JUNGWONさん、HEESEUNGさん、JAYさん、JAKEさん、SUNGHOONさん、SUNOOさん、NI-KIさんの7人で構成されるグローバルグループENHYPENは、4th Mini Album『DARK BLOOD』を5月22日にリリース。そのショーケースに、黒のスーツを着こなし、華やかなオーラを纏ったメンバーが登壇。
前回の3rd Mini Album『MANIFESTO:DAY 1』より10ヵ月ぶりの新アルバムとなった今作品について、メンバー全員が「長い期間、待っていてくれてありがとうございます。カムバックのために一生懸命準備したので、ご期待ください!」と力強い言葉でスタート。
今回のアルバムは、孤独を感じる少年と運命の相手が血(BLOOD)を媒介してつながる“再会”がテーマ。自分の力に対して傲慢になりすぎ、“運命の相手”を忘れてしまう罰を受けた少年。彼は自身の首に刻まれた運命の印を発見し、相手の存在を再確認、血でつながった運命共同体である相手のために犠牲を誓うストーリー仕立てに。
そんなストーリーで表現したかったのは、ファンと共に歩み夢を叶え続けるENHYPENがファンとより密接につながりたい――という思いなのだ。
「2020年11月、パンデミックの時期にデビューした僕たちは当時ENGENE(※ファンの総称)に会うことができなかったのですが、徐々に会えるようになって直接たくさんの愛情をいただきました。僕たちとENGENEは本当に強くつながっているんだということを改めて実感しました。今回のアルバムにはENGENEの皆さんの大切さや、皆さんへの感謝の気持ちを少年の物語に例えてお伝えしました」(JUNGWONさん)
どんなときにファンの皆さんに感謝を感じるかと問われると、「ENGENEにいつも感謝していますが、特にENGENEでいっぱいの公演会場を見ると大切さ、感謝の気持ちを感じます。公演を重ねるたびに自信もいっぱいになりますね」とにこやかに語ったのはJAYさん。
タイトル曲「Bite Me」の制作秘話
タイトル曲「Bite Me」は、“運命の相手”と再会した少年が、その相手と血でつながった運命共同体であることに気付き、“君”のためなら犠牲を厭わないという気持ちを歌った曲。ミニマルで中毒性のあるポップチューンのレコーディングにHEESEUNGさん、振り付けにNI-KIさんが参加し完成させたというその制作過程は?
「レコーディングのときにいろいろな角度からアプローチし、メンバーの特性を最大限引き出そうと研究しました。結果的に僕のアイデアが採用され、ENHYPENらしい色が反映された曲に仕上がりました。完成度の高い楽曲に僕もメンバーのみんなも満足しているので、努力が良い結果を生んだことを嬉しく思います」(HEESEUNGさん)
メンバーが「ENGENEも真似しやすい」と話す振り付けが、指で首を2回タッチした後、歯で噛むような姿を連想できるように首を包む「Bite Meダンス」。そして、手を叩いて手を差し出し、指で来いというように2回叩く動作で、僕を噛んでほしいというニュアンスを描写した「Come hereダンス」。
「血を欲する少年の姿をダンスで表現するために、魅力的でダークな雰囲気を演出しようと、ユニークな動作の振り付けを考えてみました。ワールドツアーの途中でデモをもらったんですが、聴いた途端に僕がつくった振り付けが入ったらいいなと思い、早速ホテルの部屋で振りを考えました。パフォーマンスでは、僕たちの表情の演技にも注目していただけると嬉しいです」(NI-KIさん)
気合いの入った初パフォーマンス!
会場にタイトル曲「Bite Me」のミュージックビデオが流れ、まるでひとつの映画を観終えたかのような恍惚感に浸っていると、色気たっぷりのメンバーが登場しパフォーマンス。「Just come kiss me and bite me」「남겨줘 on my neck(残してくれon my neck)」「네 거란 증거(君のものだという証拠)」といったストレートな歌詞と力強くしなやかなダンスに釘付けに。
披露後、SUNOOさんは「本当に緊張しましたが、良い姿を見せたいという気持ちで挑みました。イントロを初めて担当したので、イントロからステージを盛り上げようという覚悟で一生懸命パフォーマンスできました。『Bite Me』のプロモーションが好スタートを切れてよかったです」と笑顔。
初のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR
「ENHYPENにしかないカラーがあるということをはっきりお見せしたいです。たくさんの方がENHYPENにダークなイメージを持ってくれているので、より浸透させるためにも、アーティストとしてもっと成長できる活動をしたいです」(SUNGHOONさん)
『DARK BLOOD』のコンセプトフィルム、「FULL」「HALF」「NEW」の3バージョンが公開されたが「FULL」バージョンにはヴァンパイアのギミックが盛り込まれている。皆さんがヴァンパイアと似ている点はどこですか?と問われると…。
「ヴァンパイアは人間の血がエネルギーですよね。僕たちはENGENEの愛がエネルギー源だという点が似ているのではないかと思います。また、ヴァンパイアは外見が優れていると描写されることが多いですが、僕たちもビジュアルは悪くないので似ている点ですね」(JAKEさん)
10ヵ月の準備期間を経て完成した『DARK BLOOD』。胸に響くメッセージとストーリー仕立てで構成される全6曲の収録曲は、一曲ごとに私たちに新たなエネルギーをチャージしてくれる。彼らの留まることのない成長と圧倒的な魅力をダイレクトに感じるENHYPENの新盤、何度聴いても引き込まれること間違いなし!
ENHYPEN(エンハイプン)
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