4月クールのドラマで、大人の注目を集めているドラマ「あなたがしてくれなくても」（フジテレビ系・毎週木曜日22:00～）。このドラマに出演中の田中みな実さんは、なんと…雑誌『GINGER』の副編集長という役どころ。気になるその舞台裏をフィーチャー！
田中みな実が演じるファッション誌副編集長はこんな女性
新名楓（にいなかえで）、36歳。建設会社に勤める夫・誠（まこと）とふたり暮らし。ファッション誌『GINGER』で副編集長を務める編集者で、多忙を極める毎日。彼女の仕事にかける情熱は並々ならぬものがあり、編集長からの期待も大きい。
4月13日に放送された第1話の台本の人物描写にはーー“美人編集者らしい洗練されたファッションに身を包んでいる。その美しさはファッションセンスだけでなく内面の凛とした性格からもたらされている”というト書きがある。ドラマで披露される、楓のエディターズファッションにも注目したい。
夫の新名誠役は、岩田剛典さん。誠実で愛妻家、まさに理想の夫像なのだが…。
同じく第1話、楓の登場シーンは…。ある夜は、夫が帰宅したら、疲れた楓はすでに寝ている。またある夜は、夫が料理を作ってテーブルに並べ待っていたにも関わらず、仕事の電話が入って、帰宅した途端にまた編集部に戻っていく。さらに次の夜は、帰宅して冷蔵庫内にあった夫の作り置き料理をタッパーごとレンジで温め、仕事の資料を片手にお皿にも移さずにそのまま食べているーー。どんだけ忙しいんだ！？という編集者ライフが繰り広げられていたが、リアルGINGER編集部員からいわせてもらうと、決して大げさではない（笑）。
「あなたがしてくれなくても」は、“セックスレス”をテーマに夫婦のあり方が描かれていく大人のストーリー。今後の楓と誠の夫婦関係の行方はーー次回以降の展開が気になるところ。
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GINGER全面協力、編集部がリアルすぎる
壁にズラリと貼られたカレンダー、デスクに積まれた紙、紙、紙…この雑然とした様子は、紛れもなく編集部のあるあるな光景。ドラマの制作スタッフさんが事前にGINGER編集部を訪れリサーチされたのだが、その徹底ぶりが伝わってくる仕上がり。
打ち合わせテーブルには、色校が。ーーということは、そろそろ校了が近いのだろうか！？ 待って、このイス、リアル編集部にあるイスと色違いかも。再現性が高すぎて怖い…。
こちらをご覧ください。パーテーションに貼られた表紙ポスターには、ドラマ用に撮り下ろしされたモデルカットが（GINGERでもおなじみのモデル、泉はるさんが起用されている）。手前には、なぜかスーツケース。これ、海外や地方ロケ時に衣装運びに必要なため、リアル編集部のコーディネートルーム（スタイリストさんが、撮影用の服を運び込み、コーディネートを組む場所）に置いてあるのを目撃されたに違いない。フジテレビさん、コーディネートルームまで下見されたのだろうか？
ラックにかかった衣装、トルソー、小道具とおぼしき巨大ぬいぐるみ…これを見て、やはりコーディネートルームをしっかりとチェックされたのだと確信。…散らかっていて驚いただろうな。等身大パネルに写っているのは、GINGERでも活躍中のモデル谷川りさこさん。もちろん、このドラマのために撮影されたもの。
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撮影現場に立ち会って、スタッフの本気が伝わってきた！
左が西谷監督。この日の楓は、トレンチコートスタイルでした。
「あなたがしてくれなくても」が注目されている理由のひとつは、ドラマ「昼顔～平日午後3時の恋人たち」の西谷弘監督をはじめ、当時の制作スタッフが9年ぶりに集結しているということ。“リアル”に徹底的にこだわる西谷監督からのリクエストで、編集部シーンにはGINGER編集部員が立ち会って、僭越ながら編集者視点でのサポート協力も。
編集部のセットだけ見ても、ドラマスタッフの本気が伝わってくる出来ばえ。カメラに映らないところまで、完璧。美術スタッフの皆さん、大道具さん、小道具さん、本当にお疲れ様です。
ドラマ撮影中は、湾岸スタジオ内に編集部のセットもずっとこのままキープされているそう。お台場方面に行く機会があったら、こっちの編集部で仕事させてもらおうかな（と妄想）。
ぜひ毎週木曜日22:00は、ドラマのストーリーはもちろん、GINGER編集部シーンにもぜひご注目を！ 舞台裏レポートは続く。
「あなたがしてくれなくても」
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