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TRENDLIFESTYLE

2023.03.31

圧巻のパフォーマンスと映像美にうっとり♡Nissy初の6大ドームツアー、東京ドーム公演2日目をレポート

Nissyこと西島隆弘のドームツアー「Nissy Entertainment 4th LIVE~DOME TOUR~」が3月25日、自身の地元である北海道・札幌ドームでファイナルを迎えた。6大ドームを制覇したのはソロアーティストとしては史上2人目。2022年10月からはじまったツアーのなかから、2月17日に行われた東京ドーム公演をレポート。

Nissyライヴレポ

声出し解禁!満員御礼の東京ドームに歓声が響き渡る

2022年5月24日にリリースされたアルバム「HOCUS POCUS 3」を引っ提げた約3年半ぶりとなるドームツアー。新型コロナウイルス対策ガイドラインが改訂され、100%収容可能となった東京ドームはもちろん満員御礼! マスクをしていれば声出しもOKとなり、会場はコロナ前の世界が戻ってきたような熱気に包まれていた。

開演を待ちわびる会場を盛り上げたのはAIの「THREE」。軽快なトークで会場をイジリながら、ペンライトの動作も確認。スクリーンに壮大な宇宙の映像が映し出されると、東京ドームに高密度エネルギー体が近づいているというアナウンスが流れ、カウントダウンがはじまる。会場に到着したその高密度エネルギー体の正体は、AIのご主人様であるNissy。

オープニング映像から大歓声で迎えられたNissyが歌うのは「Do Do」。コロナ禍で思うようにライブができないなか生まれた楽曲だ。白いロンTにパンツというシンプルな衣装だが、ミラーボールのキラメキととともに圧倒的なオーラを放っていた。

ダンサーとともにムービングステージでセンターステージに移動しながら「Trippin」を披露。色気を感じる歌声とダンスに火柱の演出。すでにクライマックスかのような雰囲気に、ファンもヒートアップ。続いて「The Ride」へ。“熱くなってく”という歌詞のように会場も赤く染まり、温度も上昇!! 

「東京の皆さん、元気ですか? 盛り上がる準備はできてますか?」
「もっともっと上まで行けますよね?」
「みんなで声出していこうぜ~」
Nissyのひと言ひと言に歓声がわき上がる。それもそのはず、思いっきり声を出せたのは約3年ぶりなのだから。

「今日は今日しかないから、一緒に最高の思い出を作っていきましょう」と呼びかけると、海の映像が流れ「Never Stop」「Relax & Chill」と続き、一足早い夏を感じるステージに。ポップな「Jealous」では、とびきりキュートなスマイルでファンへのサービスも忘れない。

Nissyライヴレポ

美しい映像と切ないストーリー。映画のような演出にうっとり

熱くなった会場をクールダウンするようにAIのTHREEとの掛け合いが始まる。そして、“この時間軸”にいる Nissyが地球に降り立ち出会った女性との切ないラブストーリーが展開される。Nissyが長く地球にとどまることで時間軸にゆがみが生じてしまうため、女性の記憶を消して去らなくてはいけないのだ。

映像の世界に引き込まれているとさわやかな白の衣装から、オールブラックの衣装へとチェンジし、再びNissyが登場。「君に触れた時から」でその切ない感情を歌い上げる。途中、アリーナのセンターステージに噴水があらわれ、ウォータースクリーンとなり映像が映し出される演出も。その後もストーリーとリンクするように「Don’t Stop The Rain」「Say Yes」を感情豊かに歌うNissy。俳優としても高い評価を得ている彼ならではの演出で、満員の東京ドームを魅了した。

映画を観終わったような気分に浸る間もなく、雰囲気が一転。ラジオ番組風の『Nissy Entertainmentのオールナイトニッシー』や、お笑いコンビ・チョコレートプラネットと「静かにしろ」のコントを披露。

笑いに包まれる会場に現れたのは、トラの着ぐるみにうさぎの耳をつけたダンサーが運転する車。車の後部にある巨大なスーツケースから飛び出したのは、もちろんNissy! アリーナの外周を回りながらファンに手を振りつつ、着替えをすませメインステージへ。次の曲のために振り付けをレクチャーし、「DANCE DANCE DANCE」で会場が一体となり大盛り上がり。大勢のチアダンサーと一緒に披露したラインダンスは圧巻。声出し解禁を喜ぶようなコール&レスポンスもバッチリ決まった。

「The Eternal Live」では、バンドメンバーとダンサーの紹介とともに個性あふれるパフォーマンスが披露された。Nissyもブレイクダンスでアクロバティックな技を決め、大きな歓声に包まれた。水柱に花火が上がるド派手な演出で、東京ドームは最高潮に!

Nissyライヴレポ

今、この時間を共有できていることに感謝

怒涛のパフォーマンスを繰り広げた後、しばらくステージに倒れこむNissy。呼吸を整えながら、長いMCへ突入。

男性ファンからの「西島~」「愛してるよー」の声に、「いいじゃん、いいじゃん。元気かー?」と声を出せる喜びを隠しきれない様子。呼び捨てにしていいよと煽れば、東京ドームいっぱいに「西島―――」の熱い声援が響き渡った。

2022年10月から始まったツアーを振り返りながら、ツアーが発表されたときはまだ先が見えず自粛ムードのなかだったこと、それでも前に進んでいかないといけないと考え、自分にできることは何かと悩みながら一歩一歩進んできたことを語ってくれた。

世界を突然襲ったパンデミックの影響で、2020年3月末から心が折れそうになることも多かったという。自由に買い物ができず、家族に会うこともできない。そんなしんどい環境下でもエンタメは必要だと思っていたからこそ、「僕にできること」をリリースしたという。その後もなかなか歌詞が書けず、何度も無理だとくじけそうになったけれど、チョコレートプラネットの「静かにしろ」のコントを見て、エンタメに救われたという。うまくいかないことをエンターテイメントにすることもできると生まれたのがアルバム「HOCUS POCUS 3」だ。

「パンデミックのような出来事は、今後教科書に載ることがあるかもしれない。でも、エンタメについては教科書には載らないかもしれない。そんななかで、僕のアルバムが教科書のようなものになってくれたらいい。10年後に手を取ってくれた人が、そういえばこんなことあったねと思い出してくれたら」とありのままを詰め込んだアルバムにしたということを語ってくれた。

さらに、「人生はたった1回。今日という日は今日しかない。今日、チケットを買ってここにこようって選んでくれたこと、みなさんの時間を僕にくれたことに感謝しています。本当にありがとうございます」と何度も感謝の言葉を伝えていたのが印象的だった。

会場がしんみりとしたところで、鳩時計が鳴り響く。しゃべりすぎということで、お約束の演出に。そんな中「髪の毛を直せという指示が」と裏へと消えていく。メローなバンドの演奏にあわせ“髪の毛を直すからちょっと待っててね~みんなに会いたいよ~”と口ずさみながら、ステージ裏で髪を直すNissy。

ヘアセットを終えたNissyが再びステージに上がり、後半戦は「I Need You」でスタート。美しい雄大な景色が映し出され、温かい気持ちに包まれていく。続いてNissyの背中から客席が映し出され、「僕にできること」へ。コロナ禍で自分には何ができるか、エンタメができることを考えつつも、歌詞が書けないと悩みながら生み出された楽曲だ。七色に光るペンライトと、会場に舞うシャボン玉の演出、Nissyからの「一緒に歌いませんか?」との声かけに会場が一体となって歌う光景は今日しかない1回限りのもの。

「しっかり目に焼きつけてください。たくさんの声を共有してください」というNissyの言葉が心に残る。

Nissyライヴレポ

(C)TM & (C)2023 Sesame Workshop、(C)2023 Peanuts Worldwide LLC、(C)TM & (C) Universal Studios. All rights reserved.

キュートなお友達が駆けつけ、熱気に包まれる東京ドーム

ゾンビに扮したダンサーやおばけの照明などで会場の雰囲気はまたまた一転。「Get You Back」では、雷のような音とレーザーのカッコいい演出でロックなNissyを魅せつけた。

その盛り上がりを引き継ぎ、「The Days」「トリコ」では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンからセサミストリートとピーナッツの大人気キャラクターが登場。Nissyとともにフロートに乗り、パレードを繰り広げた。ネオンをつけた透明なカサを使った演出も目を引いた。自然と笑顔があふれるHAPPYな演出に観客も大喜び!

「まだまだいけるでしょ?」と一息つく間もなく、タオルを回しながら楽しむ「Cat & Mouse」へ。全員で歌い踊りながら本編最後は「NA」。観客と一緒に全力でジャンプをして締めくくった。

Nissyライヴレポ

(C)TM & (C)2023 Sesame Workshop、(C)2023 Peanuts Worldwide LLC、(C)TM & (C) Universal Studios. All rights reserved.

「みんなを喜ばせたい」という思いがあふれたライブ

アンコールを待つ会場では自然とウェーブが発生し、ペンライトで浮かぶ「Nissy」の文字。興奮が冷めないなか、オールホワイトの衣装で再び登場したNissy。アンコール1曲目は「まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL」。その後のMCでは、カバー曲をアカペラで披露し、再び会場をわかせた。

MCのなかでは、コロナ禍での思いを再び語りながら、「今年10周年を迎えるので、何かできたらいいなと思っています。同じ時代を生きている同志として、この続く時間を一緒に過ごしていきましょう」と未来へのメッセージも残してくれた。

「ワガママ」では、しっとりと歌い上げその美声を響かせた。スクリーンの映像と会場のペンライトの光が合わさってキラメク星空のようだった。ラストは「My Luv」。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのキャラクターやダンサーたちも再び登場し、全員で踊りながら最高の1日を締めくくった。

最初から最後まで、みんなを楽しませたい、喜ばせたいというNissyの思いがギュッとつまった演出は、ファンひとりひとりにしっかりと届いただろう。笑顔があふれる空間で、エンターテイメントの力を感じたライブだった。

セットリスト

1.Do Do
2.Trippin
3.The Ride
4.Never Stop、Relax & Chill
5.Jealous
6.君に触れた時から
7.Don’t Stop The Rain
8.Say Yes
9.DANCE DANCE DANCE
10.The Eternal Live
11.I need you
12.僕にできること
13.Get You Back
14.The Days、トリコ
15.Cat & Mouse
16.NA

EN1.まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL
EN2.ワガママ
EN3.My Luv

PHOTO=田中聖太郎写真事務所/Nissy Entertainment 4th LIVE 〜DOME TOUR〜at TOKYO DOME 2023.2.17

TEXT=岩淵美樹

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