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TRENDライフスタイル

2022.11.17

もっと優しい社会に!『silent』から考える、サポートの姿勢

切ない恋心を描きながらも、心が温まるドラマ『silent』。ドラマで描かれている難聴者の生活や想いに、考えさせられている人も多いはず。スタイリストの青木貴子さんが考える今できることとは。

障がいのある方に、どう接するのが良い?

10月からフジテレビで放送中の『silent』というドラマが話題になっています。どれほどの人気かというと、動画再生アプリでの同番組「お気に入り登録者数」がなんと200万人を突破! いかに支持を受けているかが伺えますよね。
主演の目黒蓮さんは「若年発症型両側性感音難聴」という病気にかかり、突然耳が聞こえなくなってしまった役を演じています。このドラマによって、耳に障がいのある方の葛藤や、生活上困ること、そしてコミニュケーションをとる術などについて知識を持ったひとも多くいるのではないでしょうか?
今回は障がいのある方にどのように接するのが良いのか? ということについて考えてみました。

聴覚障がいとは、音が聞こえない、または聞こえにくい状態のことを言います。厚生労働省のデータによると、全国で聴覚・言語障がいのある人は34万人。先天性の場合や、病気や事故、加齢など後天的になる場合など、発症の時期や原因は様々です。補聴器を使うことで聴覚を維持できるひともいれば、まったく聞こえないというひともいます。障がいがある部位によってその症状も違うようです。

全く聞こえない症状ではない「難聴」の方でも、その日の体調によっては聞こえなくなったり、中途半端に聞こえる場合もあるのでかえって話の全容が掴めずに困る場面は多いのだとか。声をかけられてもそれとわからず返事をしなかったところ、いきなり怪訝な顔をされたりとか、周りの人に社交性がないひとだと誤解されたりといった経験を多くの方がされているようです。
その人に聴覚障がいがあるかどうかは見た目ではわからないので、そこが誤解を生む要因に。もし街で、たとえば落とし物を拾ったりして声をかけたのに相手が振り向きもせず行ってしまった、なんていうことがあったら「何なのよ、声をかけたのに」などとは思わず真っ先に「聞こえていないのかも」と考え、いつでも親切な行動を取れるようでありたいですよね。

手話ができなくても筆談ならできる!便利なアプリも活用して


聴覚障がいを持つ方とコミュニケーションをとるには、筆談、読話(話し手の口の形や動きを聴覚障がいを持つ方が読み取る)、手話などいくつかの手段があります。真っ先に手話が出来ないから無理! と思いがちですが、筆談で十分コミュニケーションが取れるので、臆することはなさそうです。またドラマの中で登場する「UDトーク」というアプリがありますが、これは音声を素早く文字化してくれるもので、ドラマでは聴覚障がいのある佐倉想(=目黒蓮さん)と健聴者である青羽紬(=川口春奈さん)がこのアプリを使って会話をしているシーンが登場しました。このアプリがあればよりスムーズなコミュニケーションを簡単に取ることが出来ます。
UDトークには「音声認識+音声合成」という機能もあり、視聴覚障がいを持つ方同士のコミュニケーションが取れるのです、なんと画期的! また他にも「多言語音声認識&翻訳」という機能があり、多言語コミュニケーションにも使えます。しかも150言語に対応しているという優れもの。その他にも「漢字かな変換や手書き」など、世代間コミュニケーションに使える機能も。障がいのある方と接するとき以外でも活用の幅が広いのでこれを事前に携帯にインストールしておくと何かと役に立ちそうです。

サポートして知った、相手の気持ち


そして視覚障がいを持つ方は全国で31万人。視覚障がいも聴覚障がいと同じく、様々な症状の方がいるそうです。まったく何も見えない「全盲」の方、光はわかる、一部は見えるなど「弱視」の方もいます。
街で白杖を持つ方が困っていたらお手伝いをしたいけれど、どうやったらいいのかわからないとかお手伝いする勇気がないと思い、サポートが出来なかったなんてことありませんか? でも実際困っているときに手助けをしてもらうと、とても助かるのだそうです。もしそういった場面に遭遇したら勇気を出して是非ともお手伝いをしましょう!

そのときに注意したいのは相手を驚かせないこと。そばに行ってなるべく前から声をかける、そのとき「こんにちは、何かお手伝いをすることはありますか?」と尋ねてみましょう。そして相手の希望や意向を聞いてお手伝いを。相手の半歩前に立って肘を握ってもらうか肩に手をかけてもらって誘導します。そして信号を渡るときや階段を使うときは「信号が青になりました」とか「ここから階段です」などと状況を丁寧に説明することが肝要です。
外に出ることに慣れている視覚障がいを持つ方でも、やはり混雑しているところは歩きにくいのだそうです。特にラッシュ時の駅は危険度や不安感が増し、誘導してもらえるととても安心するのだとか。視覚障がいのある方に安心感を与えると同時に、事故防止に一役立ちたい場面ですよね。

視覚障がいのある方が電車に乗るサポートをしたときのこと、サラリーマン風の出立のその方は「これから代々木公園に走りに行くんです、週に2回は仕事帰りに走りに行っています」と嬉々としてお話をしてくれました。私よりよっぽどアクティブだわぁと、とっても元気と勇気をもらいました。お手伝いをして良かったとしみじみ、そんな体験をできるときもあります。

情報を持って、優しい社会に


先程紹介したUDトーク以外でも、視覚がいの方を支援するアプリがあります。デンマークで開発された「Be My Eyes」はスマートフォンのカメラを使って、視覚がいの方が困ったときに登録したボランティアが目の代わりになってサポートするというアプリ。180以上の言語で、540万人を超えるボランティアが登録し(2021年12月現在)、視覚援助をしています。

手が空いているボランティアが素早く対応(平均15〜30秒ほどでボランティアに電話がつながります)、使っている当事者は気兼ねなく利用することができるのだそう。またボランティアからすると、この取り組みのために時間を空けておく必要はなく、電話がかかってきたときに「手が空いていたら人助けができる」という気軽さも評価されているようです。このアプリは2021年、優れたアプリとしてアップルから表彰されています。外ではサポートする勇気がないひとでも、まずはこんな形からお手伝いを始めてみるのはどうでしょう?

高齢になって聴覚や視覚を失う人も年々増えているのだとか。医学の進歩で寿命は伸びているけれど身体機能は確実に老いて行きますから、障がいのある方へのサポートがますます必要とされる時代になっていきます。誰でもいろいろな形でサポートをすることができます。やれることから始められるといいですよね、そして躊躇なくサポートをできる心根の優しいひとがたくさん増えるといいなぁと思います。

TEXT=青木貴子

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