スイーツ&グルメ担当ライターYUKI YONEIが今気になるトピックスをご紹介。
“気取らない、でもエレガントなサービス”の「スカルペッタ」がついに日本上陸
ニューヨーク発のモダンイタリアン「スカルペッタ」が、2022年10月3日に神谷町駅直結の「東京ワールドゲート」内に、アジアで初めての店をオープン。コンセプトは“気取らない、でもエレガントなサービス”。
2008年にニューヨークにオープンして以来、トレンドに敏感なニューヨーカーたちを魅了し続けていて、毎晩300~400名のゲストが訪れるほどの大人気ぶりという「スカルペッタ」。トレンドの発信地として、ビジネスマンや様々な人の社交場になってほしいとの願いもあり、進化し続ける神谷町が選ばれたのだとか。
レストラン名の「スカルペッタ」とは、イタリアでお皿に残っているソースをパンですくって食べることを意味するそう。美味しい食事はソースですら残すことなくきれいに食べたいもの。「食事を最後まで楽しんでね!」と言われているような、素敵なレストラン名!
気になる「スカルペッタ東京」のメニュー内容は?
先日、スカルペッタ東京でシグネチャーメニューをすべて味わうことのできるNew York(¥11,000)をいただく機会があったので、おすすめメニューをいくつかご紹介。
2008年の創業当時から変わらないシグネチャーメニューの「トマトバジルのスパゲッティ」。蓋が開けられるとセルクルできれいにかたどり盛り付けられたパスタが。もちもちとした自家製の手打ちパスタはトマトソースとの絡みが抜群。
普段から慣れ親しんでいるトマトソースとは違って、深いコクのある美味しさに感動。その秘密はオリーブオイルだけではなくバターも使用していること。これはリピートして食べたくなる味!
メニューにも冠しているほどニューヨークのお店では大人気の蛸のブレゼ。立派な太さのタコの足が印象的なこの一皿、タコがとにかく柔らかい。煮てから外側をカリッと焼いてあるので、香ばしさも楽しめる。噛めば噛むほどタコの甘みが感じられ美味しい。酸味の効いたソースと合わせるとまた違う味わいが。
脂ののったやわらかな白身部分とカリカリに焼いた皮の食感のハーモニーが楽しめる一皿。レッドワインビネガーソースをつけて食べると、いつもよりも白身のジューシーさが際立つような。魚の美味しさを知っている日本人も大満足の組み合わせ。
ワインにもこだわりが。トスカーナの実力あるワイナリー、セッテ ポンティが造る赤ワインをオリジナルラベルで提供。日本では「スカルペッタ東京」でしか味わえないレアなワインは、イタリアの品種、サンジョベーゼがメイン。
バランスの取れたワインで、上品な甘みとほど良いタンニンが、トマトを使用した料理にもぴったり。グラスでもオーダーできるので、ぜひ料理に合わせて試してほしい。
ほかにも、「信州サーモンのトラパネーゼ風」や「国産牛サーロインのグリル 季節の野菜」などのメニューには日本の食材を使用。ニューヨークの味を忠実に再現しながらも、日本の新鮮で旬な食材を使ったり、日本人が感じる「旨み」を引き出す工夫があちこちに。
オリジナルに日本流をプラスした「スカルペッタ東京」ならではの味が楽しめる。
コースは、New York(7品¥11,000)のほか、Tokyo(5品¥8,800)、La Dolce Vita(7品¥14,300)。トマトバジルのスパゲッティはどのコースにも入っている。
スカルペッタ東京には“東京オリジナル”が随所に
シックでモダンな内装は、ニューヨークの雰囲気をキープしつつ、桜をモチーフにしたデザインを取り入れるなど、日本らしさも演出。テラス席は目の前に桜の木が。春になると桜を愛でながら食事ができる贅沢な空間。
東京だけにある「クルードバー」では、お酒とともにフィンガーフードが楽しめる。ちょっとした時間を過ごすのに最適。東京オリジナルのハイボールカクテル4種を含め、ドリンクメニューは豊富。仕事終わりにさらっとバーに立ちよって一杯飲んで、リラックスしてから帰宅、と大人時間を過ごすのも良さそう。
スカルペッタ東京には、あらゆるシーンにフィットするサービスが!
「スカルペッタ東京」は、メインダイニングではコースを、バーやテラスでアラカルトを楽しむことができる。気軽な会食には開放的なテラスでアラカルトを、接待などはメインダイニングや個室でゆっくりとコース料理をと、さまざまなビジネスシーンでも利用可能。美味しい食事が会話に華を添えてくれそう。
ニューヨーク流の魅力あふれるおもてなしが満喫できる「スカルペッタ東京」で、オーセンティックな食体験をぜひ体感してみては?
スカルペッタ東京
東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー1F
https://scarpettatokyo.com/
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