暮らしを豊かにする情報には常にアンテナを張っておきたいもの。フリーライターの和多亜希さんが、取材から得た今知っておきたい情報をご紹介。
コロナ禍が続くなかだからこそ、ビタミンCをたっぷり摂って免疫機能を上げておきたいもの。そんななか、ビタミンCたっぷりのイチゴを様々な趣向でいただけるストロベリーフェアが今、どこのホテルでも花盛りです。イチゴ食べ放題のビュッフェをはじめ、心ときめくアフタヌーンティーや煌びやかなパフェなど、心浮き立つストロベリースイーツが満載。
ストロベリーフェアとはいえ、気分まで変えてしまおうと、海外の国や都市をテーマに開催するホテルも。外国に行けないこのご時世だからこそ、そんなストロベリーフェアで異国気分を感じてみませんか? 大阪で開催中の3ホテルのフェアをご紹介します。
トロピカルムード溢れるハワイをスイーツで堪能
コンラッド大阪では、「Travel 2 Strawberries」~世界を旅するストロベリービュッフェ~が開催中です。現在は、「落ち着いたら行きたい海外旅行先」(日本旅行調べ2021年9月)で1位にランキングした“ハワイ”をテーマにトロピカルムード満点で開催中(~2月28日)。来月からは「第4次韓流ブーム」と言われる今、女性に大人気の“韓国”のポップなスイーツへチェンジします(3月1日~5月8日)。
寒い冬の時季は、楽園ハワイがテーマ。ハワイアンミュージックがのんびり流れるなか、ビュッフェ台には色とりどりのレインボーかき氷をはじめとした20種類ものストロベリースイーツに加え、サーフボードやプルメリアのレイ、アンスリウムの花々がデコレーションされ、常夏気分全開!
スイーツの注目は、海藻から抽出したというハワイの海を連想させるブルー色のスイーツ「ビーチムースケーキ」と、海とサーフィンをイメージした鏡のようなツヤ感のミラーケーキ「ウェーブミルクチョコレートとストロベリームースケーキ」。ハイビスカスのドライを砕いて使ったミルフィーユや、日本人が好きな餅をアレンジした、もっちり食感のハワイアンバター餅も見逃せません。
イチゴは甘みや張り、水分量の状態からスイーツに適した和歌山県の「さちのか」をはじめ、「ゆめのか」や「あまおう」など、その都度イチゴの状態に応じて使い分けているとか。グアバやパイナップルなどトロピカルフルーツとの組み合わせの妙に、南国気分を感じられること必至です。
セイボリーは、炙りマグロのポキやスパムむすび、タロイモのフライドポテト、ロコモコなど、ハワイの郷土料理一色。オープンキッチンに作りたての10種類が並びます。
外国への旅気分を盛り上げてくれる「スイーツパスポート」を発行してくれるのも心憎い演出。来店時にスタンプが押され、スタンプを集めると特典もあるとか。
※ダイニング入り口での消毒や検温をはじめ、大阪府のガイドライン規定に基づき営業。ビュッフェコーナーではマスクや手袋の着用、4人以下でのマスク会食の徹底など、安全対策も万全。
コンラッド大阪
アトモス・ダイニング(40F)
https://conrad-osaka.hiltonjapan.co.jp/plans/restaurants/sweetsbuffet/atmos-strawberry
NYをテーマにした初のアフタヌーンティーを開催
NYで誕生したセント レジス。日本で唯一のセント レジス ホテル 大阪がバトラーサービス同様にブランドを継承してきた伝統のアフタヌーンティーを、NYをテーマにストロベリーアフタヌーンティー「フィフス・アベニュー・コレクション」として開催中です。
最先端ファッションの発信地でもあるNY。このアフタヌーンティーではNYコレクションにフォーカス。今季の注目トレンドである「ピンク」「ストライプ」「ドレープ」を取り入れた華やかなアートも見どころなら、セントレジスの歴史が感じられるようにトレンドとオールドファッションの中間をイメージし、ファッションの革新と伝統をスイーツで表現しているところに要注目! ピンクのスカートから赤いパンプスを履いた足がすらりと伸びたパンナコッタ「ストロベリーヒール」や、バッグをモチーフにしたストライプ柄の「ベリーオペラ」など、エレガントなスイーツが満載。春にはスプリングコレクションとしてメニューが一新するのもまた楽しみです。
スイーツ9種、セイボリー4種、スコーン2種はあえてシンプルに盛り付け、ゲストが好みの服やバッグを思い思いにコーディネートできる仕掛けになっています。写真を撮るときに好きにスタイリングできる楽しさもまた一興。
時季によって品種は異なるものの、イチゴは甘さとのバランスがよく、酸味がしっかり感じられる「サヌキヒメ」を使用。旬のイチゴを使ったハイファッションのスイーツなんて、美味しさもひとしお。ファッショナブルなスイーツを通してNY5番街へ旅立ち、きらめくショーウインドウに並ぶファッションアイテムを眺める気分で、至福のひと時を過ごしてくださいね。
おうちでも楽しめる3段スタンドの、テイクアウトアフタヌーンティーもあります。ひと箱2人分でティーバック付き(一人につき2つ)。要予約。
※ホテル入館時に消毒と検温、バーではゲスト同士の1m以上の席間隔の確保、パーテーションの設置、ゲスト使用後の席の消毒、スタッフの20分毎の手洗いと消毒など、感染対策は万全。
セント レジス ホテル 大阪
セントレジスバー(12F)
https://www.stregisbar.stregisosaka.com/
見た目もベッラなイタリアンアフタヌーンティー&ブッフェ
「voyage」と題し、ヨーロッパをテーマにしていたアフタヌーンティーを今年は一新。ハイアットのメインダイニングがイタリアンでもあることから、イタリアに特化して「Bella Strawberry」を初開催。しかもアフタヌーンティー&ブッフェとして、優雅なアフタヌーンティーと存分に好きなものを食べられるブッフェのいいとこ取りができる贅沢なストロベリーフェアです。
Bellaとはイタリア語で「美しい」の意。ウェルカムドリンクはまさに美しい「ストロベリー ヴィータ」からスタート。3段ハイティースタンドには、これまでのイメージを覆すようなティラミスやパンナコッタが美しい装いで登場するほか、チーズやプロシュート、イタリア食材を生かしたセイボリーのビジュアルも「ベッラ!」の一言。
ブッフェでは、時季に合わせた人気品種の「さちのか」「あまおう」など、フレッシュなイチゴ4種類がスタンバイ。熟成バルサミコやグラナ・パダーノチーズ、ピスタチオソース、ミントシロップなど、イタリアンならではの味わいで楽しめるのが魅力です。バニラはアッフォガートでも楽しめるという5種類の自家製ジェラート、3種のチーズを使った焼き立てパニーニ、イタリアの郷土菓子のクリーム入りドーナツのボンボローニ、イタリアの各地方の焼き菓子のプティフール5種など、バリエーションも豊富。イタリアの魅力あるお菓子に甘酸っぱいイチゴの風味がバランスよく調和され、「ボーノ!」な味わいに笑顔が溢れそう!
ドイツの老舗紅茶ブランド「ロンネフェルト®️」から10種類の茶葉が用意されるほか、期間限定でグリーンルイボス・ストロベリークリームやストロベリーフィールドも並ぶとか。乞うご期待!
※入館ごとの体温測定、手指消毒液の配置、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、不特定多数の人が触れる箇所などにはこまめな除菌と清掃など、ハイアットの「グローバルケア&クリーン」対策を実施。ストロベリーアフタヌーンブッフェは感染状況次第で休止もあり得るので、HPで確認後に予約を。
ハイアット リージェンシー 大阪
ロビーラウンジ(1F)
https://www.hyattregencyosaka.com/restaurant/news/strawberry2022/
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