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TRENDLIFESTYLE

2020.09.17

学生時代に憧れた「読モ」たち。今、どうしてる?何してる?

ティーンのときから雑誌に出て読者モデルとして活躍し、現在も各業界で輝き続ける彼女たちをフィーチャー。当時の経験を糧にしながら、今も夢に向かって突き進むパワーの秘密を探りました。

三人三様の今

ギャルブームが盛んな2000年代後半にティーン雑誌『Popteen』で、カリスマ的人気読者モデルだったソンイさん、植野有砂さん、佐々木彩乃さん。GINGER読者が学生だった頃に憧れた読者モデルたちが、今も変わらず輝き続けているその理由を聞いてみました。

学生時代に憧れた「読モ」

ポップティーンの撮影は放課後のバイト感覚だった

ソンイさん(以下、ソンイ)最初にみんなと会ったのは、高校生のときのポップティーンの雑誌の撮影だよね?

植野さん(以下、植野)そうだった。確か高2か高3くらいで。高校生の放課後特集とかは読者モデルがたくさん集まって、ワイワイしていたよね。

佐々木さん(以下、佐々木)そうそう。呼ばれる子ってだいたい決まってくるから、だんだんと顔を合わせる機会が増えて。当時は撮影に行ったら謝礼としてお金がもらえて、貧乏な高校生の私たちからしたら、すごくありがたかったな(笑)。

ソンイ 学校が終わって、アルバイト感覚で撮影に行ってた。撮影は毎月1〜2週間くらいあったし、けっこう顔を合わせる時間は長かったよね。当時、私と(植野)有砂は新人読モで、もう(佐々木)彩乃はポップによく出ていたから「あ、雑誌で見る彩乃ちゃんだ! かわいいな〜」って有名人を見るような感じで見ていた(笑)。

植野 私もそう(笑)! 撮影現場でアロエヨーグルトを彩乃が食べてて、「やっぱり細い子ってヨーグルト食べるんだ〜♥」ってずっと見ていた覚えがあるんだよね。

佐々木服が好きだったりメイクすることが楽しかったり、お互い共通の話題も多かったからなんだか空気感が似ていて、一緒にいて楽だなって思ってた。

植野 読モならではのSNSでのネガティブな書き込みの悩みも共有したりして・・・。そういうのって、あまり学校の友達には相談できないじゃん?

ソンイ 読者モデルとして同じように表に出ていたから、共感できる部分もあったし、悩みも似たような感じだった。

佐々木 10代の多感な時期に一緒にいろんな思い出を作れたから、今でもこうやって笑い合える仲でいられるんだろうね。

学生時代に憧れた「読モ」

「夏は海に行ったり、ハロウィンコスを楽しんだり。季節のイベント事は全力で!」(佐々木さん)

今の高校生とあまり遊び方は変わらない

ソンイ あのころはやっぱり、渋谷に集合して遊びに行くのがお決まりだったと思うんだけど、覚えてる?

佐々木 うん。プリクラは絶対に撮っていた。あとタピオカ飲んだり、ばくだん焼本舗でばくだん焼き買って食べたり、ファミレスに行ったり・・・(笑)。

植野 思い返してみると、たぶん今の高校生と遊び方自体は変わらないんじゃないかな。

佐々木 カラオケはもちろん、ディズニーにも行ったりしたよね。

植野 今思うと彩乃に申し訳なかったなっていうのが、彩乃はカラオケに行っても歌わない人なんだけど、「ウチがお金出すから30分付き合って!」ってお願いして。私のカラオケによく付き合わせてた(笑)。

佐々木 そんなに歌いたいの?って思ってた(笑)。あとは、高校生のときは季節ごとのイベントを大事にしていたかも。

ソンイ お祭りに行ったり、花火見に行ったり、フェスに行ったり。毎年ハロウィンはかなり気合を入れていたよね。

植野 みんなでお揃いのコスチューム着て。まだハロウィンが今ほど盛り上がる前だったと思うんだけど、私たちはそのころからガチで気合を入れていたね。

ソンイ そのおかげで雑誌で3人のハロウィンコスプレ企画ができたりして、全部自前で撮影した思い出もある。

佐々木 20歳を越えてからは、その遊び方がクラブに変わっていった(笑)。

ソンイ 毎週クラブに行って、朝方、シメにラーメンを食べるっていう(笑)。

植野 そんなこともあった。でも今となっては全部がいい思い出だね。

学生時代に憧れた「読モ」

「雑誌ポップティーンにOG企画で3人で呼んでもらった撮影。大人になった今でも一緒に年齢を重ねていけてうれしいです」(ソンイさん)

読モの経験が夢を見つけるきっかけに

ソンイ まだポップに出始めたころは高校生だったし、将来について何も考えてなかったな。でもだんだんと年齢を重ねるにつれて、進路をどうしようか悩んだときに、モデルという仕事に挑戦してみたいなって思ったんだよね。

植野 わかる。私もポップの撮影に行けば友達に会えるし、アルバイトくらいのお金はもらえるし、楽しいからやっているくらいでそんなにガツガツしてなかった。でもとにかく服が好きだった。ちょうど19歳のときに「新しいブランドを立ち上げるから、デザイナーをやってみない?」と声をかけられて、アパレルの仕事を始めたんだ。

佐々木 私も読モしているときは、将来ファッション業界に進むなんて思ってもなかった。でも読モをやっていたからこそ、おしゃれに敏感でいたいって気持ちはあったし、人前に出るのもあまり抵抗がなくて、ブランドを始めるときもそのころの経験を活かせてることが多いかもなって思った。

ソンイ まだ高校生だった私たちにとって、ポップの現場ってすごく楽しい思い出しかなくて。でも今振り返ると、そこが夢を見つけるきっかけのひとつだったと思う。

植野 うんうん。そうだね。

ソンイ 先輩の読モの人たちも、ただ読モで終わるんじゃなくて、そこから活躍の幅を広げている人が多くて。人生を楽しんで、いい年の取り方をしている人を見ていたから、自分たちもそうなれたらいいなってぼんやり思っていたかもね。

佐々木 私たち、お互いにリスペクトの気持ちは持っているよね。みんな仕事に対しても真面目だし、今もいい刺激になってる。

—10代から始まり、今も続いている大切な関係。同じ時代を共有できたからこそ、その結束は固く、さらに強くなっていくように感じられました。刺激的な3人の関係は、これからも続いていきます。

植野有砂●30歳。ファッションブランド「フィグ&ヴァイパー」のクリエイティブディレクター、DJ、モデル。フォロワー37万人以上のインフルエンサーとして日本だけでなく海外でも仕事の幅を広げている。

ソンイ●30歳。ファッション誌『Popteen』『BLENDA』などでレギュラーモデルとして活躍し、テレビやイベントなどにも多数出演。2019年3月に男の子を出産。日々のライフスタイルを発信するSNSも人気。

佐々木彩乃●30歳。大学在学中に読者モデルとして活動。現在は、ファッションブランド「エヴリス」のクリエイティブディレクターを務める傍ら、インフルエンサーやモデルとしても活動している。

PHOTO=オノデラカズオ

TEXT=GINGER編集部

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