目にするだけで気持ちが高揚するもの。身につけるだけで幸せな気分に導いてくれるもの。その崇高で圧倒的な美しさは、時代も流行も超えていくパワーを纏っている。シャネルが魅せてくれる優美なジュエリーウォッチのコレクション、その存在感に注目して。【連載「青木貴子のラグジュアリー案内」】
リボンやハート、愛らしいモチーフに惹かれるのはなぜ?

ここのところファッションでもトレンドとなっているリボンモチーフ。愛らしく女性らしいイメージの強いモチーフだけれど、最近のトレンドとしてはクールな印象でのスタイリングが主流。あえてメンズライクな着こなしにリボンアイテムをコーディネートしたり、スリークでシンプルドレスにポイントとして加えたり、甘辛バランスをとった使い方がリボンを(甘過ぎず)上手に攻略する方法。大人がスタイリッシュにリボンアイテムを身につけているのを見ると「おっ、素敵だな」と思います。
でも本当にリボンやハートって、どうしてこうもずーっと愛されモチーフなのでしょう? その不思議は、歴史的・時代的背景や人々の深層心理に理由がありました。アイテムが持つ意味合いに大きく起因しているのだそうです。
まずリボン。リボンの結び目のちょうちょの部分は1本のリボンの端と端を結ぶ行為で出来上がります。2つを結んで出来ることから縁や絆を結ぶお守り的な意味が生まれました。ここから人と人の絆や縁の象徴だったり、約束成就なんていう解釈も。また何度解いても結べることから幸運が幾度も訪れるという意味合いもあるのだそう。

つぎにハート。こちらは愛と幸福、心の象徴的なモチーフとして知られています。生命体の要でもある心臓のシンボルですから、活力や幸せのエネルギーそのもの、気分を高める効果があるともいわれています。赤いハートを見ると条件反射的に元気になったりキュンとなる。相当子供の頃から万人にそういうモチーフとして刷り込まれて(認知されて)いるモチーフなんだなって思います。
あとは花や植物。こちらは美しさや愛情、幸福のシンボル的なイメージを持っています。そしてこれも結構見かけますが、鍵。鍵は扉を開くために必要なアイテム。ここから幸福への扉を開くとか、閉じることもできることから魔除けに良い、なんていう意味も。
どのモチーフもポジティブなことを連想させる力が強い。深層心理的に人々はこれらのモチーフに心の拠り所を求めてるってことのようです。
そしてより良い未来を求める機運が高まった時ときポジティブモチーフが流行るという傾向が(時代背景に関係するというのはそのような因果関係があるから)。夢のある可愛いアイテムはいつの時代も人々をハッピーな気持ちにしてくれる心強い味方なんです。そんな想いのつまったアイコンをファッションデザイナーたちはとても大切にしています。だからいつの時代のファッションシーンにもこれらのモチーフは登場し続けているのです。
希望と想いがつまったアイコン、リボンとカメリアが創り出す夢のような逸品

ガブリエル シャネルもボジティブモチーフであるリボンと美しいカメリアの花をこよなく愛し大切にしてきました。どちらもシャネルの象徴的なアイコンです。そしてそれらはブランドのアイデンティティを語るに欠かせないものとなっています。
そして今回、その2つのアイコンが一体となった夢のようなシークレットウォッチ「ヌー コレクション カメリア モチーフ」が誕生しました。4つのウォッチと1つのリング型ウォッチからなるコレクションは、愛らしさとスタイリッシュさが共存するそのバランスが絶妙、まさに今の時代に相応しい甘さや強さを表現するデザインです。


「ヌー カフ カメリア エンブロイダード モチーフ」は構築的に形取られたグログランリボンにフランスの名門刺繍メゾンであるルサージュが手掛けた黒いビーズ刺繍が施されたベルトが用いられていますが、このベルトは目が釘付けになる可愛さ。リボンの中央に配されたバゲットカットダイヤモンドが散りばめられた眩く輝くカメリアをスライドさせるとそこに文字盤が現れるというシークレットウォッチ。


「ヌー カフ カメリア ダイヤモンド モチーフ」と「ヌー リング カメリア ダイヤモンド モチーフ」はグログランの織り目模様をラインセッティングのダイヤモンドで表現(贅沢)! クチュールならではの優雅さをオート オルロジュリー(高度な時計製造技術)やハイジュエリーを実現する卓越したメティエダール(匠の芸術、芸術的手仕事)が表現し創り出した逸品です。
どのアイテムも眼福という言葉に尽きます。可愛くて「わぁ!」という前向きな感情を起こさせてくれる。あまりに美しくて素直に素敵で、買えないとか関係ないとか、そんな思考の壁の域はぜんぜん超えてしまう(笑)、これって芸術品を愛でる感覚に近いですね。
本当に見るだけでポジティブな感情を引き出してくれる魅惑のコレクション「ヌー コレクション カメリア モチーフ」、とくとご覧くださいませ!
CHANEL(シャネル)
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