ファッションの企画担当が中心で、様々な最新アイテムをキャッチしていますが、下着関連には少々疎い私。そしてブラが苦手ではあるモノの、久しぶりに訪れたTriumph（トリンプ）のフィッティング。そこで知ったのは、サイズの見直しだけではなく、自分の体型をプロが測定する「YSIOA診断」という新しい視点。専門ブランドならではの知見とアドバイザーのサポートで、思いがけず快適な一枚に出合うことができました！
思い切ってフィッティングへ！
「そういえば、最後にフィッティングに行ったは…いつだっけ？」
そんな疑問がふと頭をよぎったのは、鏡に映る自分の姿勢に違和感を覚えたとき。私はここ数年、基本的にブラトップ（カップ付きインナー）生活。理由は単純で、ブラの締め付けがどうしても苦手だということ、そして比較的華奢な体型で“ブラをつけても意味がない”と思っていたから。ラクさを優先してきたけれど、気づけばバストの位置が下がり、洋服のラインもなんだか決まらない…。そんなモヤモヤを抱えながらも、見ないフリをして過ごしてきました。
そんな私が今回訪れたのは、ランジェリーブランド「トリンプ」のフィッティング体験。久しぶりに「ちゃんとしたブラ」を試してみようと思ったのは、年齢を重ねるにつれて体型の変化を感じるようになったから。トリンプでは、「#トリンプで試着したら人生変わったわ」キャンペーンが実施されていると知り、いまいちど、自分の体を見直す時間を持ちたいと心が動きました。
トリンプ独自！ボディタイプを知る「YSIOA診断」
今回訪れたのは、トリンプ 有楽町マルイ店。店内は明るく清潔感があり、スタッフの方があたたかい笑顔で迎えてくれました。担当してくれたのは、フィッティング歴23年のファッションアドバイザー・竹内厚子さん。
竹内さんに「どんなお悩みがありますか？」と優しく声をかけられ、長年ブラトップを愛用していること、ブラの締め付け感が苦手なことを伝えます。
また、理想のイメージを伝えることも◎。「ウエストのくびれが欲しい」、「もっとスタイルをよく見せたい」など、ブラジャーのみならず、ガードルやボディスーツなど、希望に合わせて選んでくれるそう。
カウンセリングが終わると、フィッティングルームへ。案内された場所は広くて落ち着いた空間。どこか緊張気味だったけれど、ホッとリラックスできる雰囲気に気持ちがラクに。フィッティング前の測定というと、脱ぎ着をして大掛かりというイメージがあったけれど、トリンプの採寸は服の上から。
トップバスト、アンダーバスト、ウエスト、ヒップの4ヵ所を手際よく測定していき、いまのボディサイズを明らかにしていきます。ここで注目したいのは、トリンプ独自の「YSIOA診断」。これは「トップバスト」「ウエスト」「ヒップ」の3ヵ所を測定し、数値を組み合わせてボディタイプを診断する方法。
- Yタイプ：上半身のボリュームを整えるのがおすすめ
- Sタイプ：今のバランスをキープするのがおすすめ
- Iタイプ：全身のメリハリを整えるのがおすすめ
- Oタイプ：全体的にサポートするのがおすすめ
- Aタイプ：下半身のボリュームを整えるのがおすすめ
日本人に多い体型がAタイプらしく、例にもれず私もAタイプと診断が。ヒップとバストの差が5cmと、下半身にボリュームがある体型だと分かりました。この診断は私自身の大きな気づきに。実際に自分のボディタイプを教えてもらうと、下着を選ぶときのポイントになります。サイズだけでなく、体型に合わせてランジェリーを提案してくれるのは、専門ブランドならではの安心感。
服を着たときのシルエットに驚愕！
さらに驚きの事実が判明。過去に自分で選んでいたサイズは微妙に合っていなかった…！ サイズ測定で割り出されたブラジャーサイズと、実際に着用するサイズは違うということが分かり、私にはアンダーは少し大きめ、カップはワンサイズ上が必要とのこと。竹内さんは「締め付けが苦しいと感じる方の多くは、サイズ選びが合っていないことが原因なんですよ」と説明してくれました。
実際におすすめされたブラを試着すると、肩や背中のラインがすっきり、バストの位置も自然にアップ。しかも呼吸がラク！ これまで「ブラは窮屈なもの」と思い込んでいた自分にとって、まさに新しい発見でした。ちなみに肩から肘のちょうど真ん中にトップバストがあることが正しい位置だそう。それは、洋服を着たときのシルエットを見て納得。猫背になりがちな姿勢がスッと伸びて、鏡に映るさっきまでの自分とはまるで違うことを実感しました。と同時に、今までこんな姿勢で出歩いていたのかと落ち込む…（笑）。
また、豊富なデザインも魅力的。トリンプでは、「ワキ・背中のお肉が気になる」「姿勢をキレイに見せたい」などのなりたいイメージやお悩み別に、6つのフィットをラインナップ。シンプルで日常使いしやすいものから、レースやカラーが華やかなものまで揃っていて、アイテムを眺めている時間でさえ楽しい。フィッティングでは次々とアドバイザーが提案してくれるので、お気に入りの一枚が見つかる！
下着選びはセルフラブのひとつ
今回の体験で強く感じたのは、「自分の体を知ること」の大切さ。サイズが合った下着は、ただ快適なだけでなく、自信を持って過ごすための小さな後押しにも。鏡に映る自分がすっきり整って見えると、それだけで気持ちが前向きになるもの。竹内さんは「体型は年齢やライフスタイルによって変化するもの。だからこそ定期的に見直すことが大切です」と教えてくれました。無理に理想のボディラインを追いかけるのではなく、今の自分に合うものを選ぶ。ボディポジティブな下着選びを実感。
ブラトップ生活が長かった私も、フィッティング体験で新しい自分に出会うことが叶いました。トリンプの専門性に支えられながら、自分の体を知り、受け入れることができたのは大きな収穫。下着選びは“セルフラブ”のひとつ。自分の体にフィットする心地よい一枚を選ぶことが、毎日の暮らしに自信をプラスしてくれます。年末年始はぜひフィッティングへ足を運んでみて！
Triumph（トリンプ）
jp.triumph.com
