何年も大切に使い続けている靴やバッグ。毎年のように買い足したり、着るほどに愛着の増していく服。GINGERモデルの松井愛莉が、心から手に入れて良かったと実感する最高の1アイテムとは…?
時代とともに進化を続けるエターナルな名品
エレガンスのなかにもほんのり抜け感を感じさせる、カーフスキンとキャンバスジャカードのコンビネーション。両サイドから開閉できるダブルジップクロージャーで、使い勝手の良さもお墨付き。愛莉はネイビー/ブラックを愛用中。
メンズライクな服に添えたい気品とひとさじの女らしさ
ロエベの象徴的バッグ「アマソナ」は50年近くもの間、世界中で愛され続けている名品。なかでも愛莉にとって欠かせないのは、アナグラムが全面に配されたアイコニックなスクエア型。
「(ロゴマークの)柄が効いているのに、何にでも合わせやすいんです。そんなに大きくないんですが、マチもしっかりあってお財布やポーチまで入るところも気に入っています。アマソナは歴史があるので、この先も長く使えそうですよね」
格式あるコレクションへの信頼に加え、肩肘張らない私服スタイルも、このバッグとの相性の良さを物語っている。
「ゆるくてメンズっぽい着こなしが好きなので、どこかに女性らしさを取り入れたいなっていうときにも、アマソナを持つとちょうどいいんです。ほんのり女性度もアップするし、上品さも加わって」
ワードローブは基本的に、白黒、グレー、ベージュ、ネイビーの5色のみ。定番カラーを軸に構成される彼女のシンプルなスタイルには、アナグラムを効かせたこのバッグがほどよいアクセントになっている。これまで色柄はあまり着ない派だった愛莉にも、この春は少しだけ変化があった様子。
「最近、レモンイエローみたいな淡い色が気になっていて。コートやジャケットも買っちゃいました。それとアマソナを合わせてもケンカしないんです。色モノにも合うんですよね。そうやって、スタイルにとらわれず気軽に持てるところがやっぱり好きですね」
ほどよいゆるさとベーシックカラー中心のワードローブには、スタイルを引き締めつつ、さり気ない女性らしさを加味できるアマソナが大活躍。