カラフルなニットは、地味に陥りがちな秋冬おしゃれの救世主。華やかな服と、遊びゴコロあふれるメイク。足し算同士の組み合わせでもケンカをしない、「色×色」の旬コンビをマークして。
ブルーカーデ×フューシャピンクのリップ
毛足の長いブルーカーデは鮮やかな発色ながら、温もりのある素材感で優しげなムード。明るいブルーに、テンション高めなフューシャピンクがマッチ!
ヘア&メイク 林由香里さんのコメント
「ブルーは顔の血色を持っていかれがちな色なので、メイクでカバーしたいところ。そこでリップに選んだのがブルーの服となじみやすい、青みのあるフューシャピンク。さらにオレンジ系のチークを広くじんわり入れることで上気した雰囲気に。リップが強いぶん、目元には抜け感が欲しいですが、抜きすぎてしまうと今季はちょっと物足りないので、白っぽいシルバーラメで遊びを加えました」
パウダーピンクのカーデ×ローズピンクのアイシャドウ
柔らかな風合いのピンクカーデは、デニム合わせでヘルシーに。配色はマイルドでも、ラフなボトムスやメイクの遊びでほどよく甘さをセーブして。
ヘア&メイク 林由香里さんのコメント
「淡いピンクのニットには、濃度の高いピンクメイクでコントラストをつけると全体が引き締まります。ピンクを使うときは色をまとめた方が統一感が出るので、アイシャドウに加え、眉にもピンクのマスカラとパウダーをON。下まぶたにはラメをのせてスパイスを足していますが、ポイントは繊細な粒子を選ぶことと狭い範囲に絞ること。ラブリーになりすぎないよう目頭や目尻にはのせないのがコツです」
オレンジの柄ニット×レッドブラウンのリップ
ふっくらとしたニットならヴィヴィッドな柄物も主張しすぎず、冬コーデをトーンUP!
ヘア&メイク 林由香里さんのコメント
「オレンジの柄ニットは主張が強いので、顔にもほんのり毒っ気を足したくて、口元はダークなレッドブラウンに。’80年代っぽいエッセンスを取り入れてみました。リップが濃いと視線の集まる重心が下がるので、強い色柄の服とも一体感が出しやすいんです。さらにアイメイクまで濃いと、服とのバランスがとりづらくなるので目元はあえてピュアに仕上げています」
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