トレンドを敏感に察知しながら、古き佳き本物も知っているおしゃれ業界人。そんなファッションのプロたちは、どのようにヴィンテージアイテムを取り入れているのでしょう? 実際に購入したヴィンテージアイテムとその着こなしをご紹介!
首に巻くだけ!取り入れやすいスカーフ
コンパクトに巻いたときに覗く鮮やかなグリーンやオレンジがスタイリッシュなスカーフ。
「スカーフのグリーンとライム色のパンツで、今季トレンドのグリーンをメインにした彩度の高い配色コーディネート。トレンチコートを羽織ることで、スカーフのオレンジもなじみやすいです」(スタイリスト 坂野陽子さん)
90cm四方の大判サイズ&シルクにハリがあるので頭や首に巻きやすく、アレンジの幅が広がる。
「グレーのセットアップに同系色のプリントスカーフを合わせました。面積を大きく取った巻き方で、クラシカル&モードに。顔~首周りをすっきり見せる効果も期待できそう♪」(ヴィニヴィニ サブマネージャー 都築小夏さん)
まるで絵画のようなプリントは、エルメスでもめずらしいデザイン。巻き方しだいでさまざまな表情が楽しめます。
「ホワイトとレッドを効果的にちりばめ、ダークトーンの装いの重さを軽減しました。ラフに巻いたスカーフの効果もあいまって、いつものカジュアルスタイルもぐっと新鮮に映ります」(デクーヴェルト横浜店 スタッフ 竹内和子さん)
ヴィンテージの風合いを楽しめるシャツ
かなり前に購入したというフェンディのシャツ。シアー素材やサイズ感が今のトレンドにもハマり、この秋大活躍しそうな予感。
「昔から変わらず好きな、メンズ服のようなゆるいシルエットの着こなし。バッグや靴はミニマムなものにしてバランスを取るのがこだわり。ブラウンとブラックの配色でシーズンライクに」(スタイリスト 角田かおるさん)
年齢に合った着方で長く愛せるジャケット
仕立ての美しさに惚れ込んで購入したという乗馬ジャケット。縫製がしっかりしていて動きやすいのが特徴。
「このジャケットを購入したのは20代のころですが、着るようになったのはここ最近。まだ直球で着こなすのは難しいのでスポーツMIXで。もっと年を重ねたらさらっと着たいですね」(スタイリスト 竹岡千恵さん)
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