GINGERエディターの「今、これが気になる」アイテム。今回は、ソルフェリーノのフレグランスをご紹介。
‟ソルフェリーノ通り10番地”がブランドの原点

17世紀のルイ14世の時代から、香水はフランス宮廷文化の象徴であり、ヴェルサイユ宮殿では、豪華な香りが空間を彩り、その後は香りが政治や文化の象徴であり、芸術の一部。調香師は詩人のように香りを生み出す存在で、香水は感情や記憶を呼び起こす「見えないアクセサリー」として愛され続けています。その香水の都、フランス・パリをモチーフにしたフレグランスメゾン「ソルフェリーノ」がついに日本に上陸!
ネロリの甘さに象徴されるセーヌ川岸へと誘う香り

著名な調香師たちを起用した10種類のオードパルファムは、どれもがパリの中心部にある有名なスポットやそこで得た体験をイメージされ誕生。パッケージの背面には、各フレグランスが表現するパリの世界観が詩的なイラストで描かれています。
マスターパフューマーのナタリー・ローソンが手がけたのは、複雑なオレンジブロッサムの香り。セーヌ川のなだらかなカーブに沿って、パリらしい風景が広がる船上。アロマティックなクラリセージと爽やかなマンダリンを重ねた光あふれるようなフレグランスは、セーヌ川を渡る優しいそよ風を連想。時間が経つとまろやかなアンブロックスとムスクが広がり、まるで夢と現実の狭間を漂うひとときのような感覚に。
品格ある華やかなエトワール広場をホワイトフローラルで表現

パリのランドマーク的なスポット‟エトワール広場”は時間と共に刻々と表情が変化。12本の通りが星形に交わるこの広場は、パリの心臓部から広がる黄金の糸のような輝きを放ち、中心には凱旋門がそびえ立ち、荘厳な雰囲気を漂わせている。それを純白の花びらを持つ‟ガーデニア”と‟ジャスミン”そして‟シトラス”で表現。そして光の余韻をシダーとまろやかなバニラを加えアクセントに。
全10タイプラインナップされたフレグランス一つひとつに込められたストーリー、そして香りのアコードはどれもが繊細かつ多面的な印象のものばかり。イマジネーションを刺激したい…というタイミングにぴったりな香りで、芸術の秋を堪能してみませんか。
ブルーベル・ジャパン
0120ー005ー130