GINGERエディターの「今、これが気になる」アイテム。今回は、SHIROのシートマスクをご紹介。
採用のきっかけは“がごめ昆布”の水揚げ量の減少

自然素材にこだわり、肌に優しい自然由来成分の力を最大限に引き出したオリジナリティ溢れるスキンケアそしてメイクアイテムは、誕生以来多くの人を魅了し、高品質な日本発のコスメティックブランドとして世界からも注目されている「SHIRO」。
ブランド初期から北海道の自然素材のひとつとして採取されている‟がごめ昆布”。これは高い保水力を持つ‟フコイダン”が含まれていて化粧水や美容液に配合され、手応えを感じる!という声も多いライン。ただ昨今の温暖化による気温の上昇や、雨不足などによって海水の温度が上がり、がごめ昆布の収量は年々減ってしまい、『がごめ昆布フェイスマスク』を安定して届けにくい状況が続いたそう。
製品はつくりたいけれど、素材を無理にかき集めることはしたくない。自然との共存も視野に入れているSHIROが「環境の変化に伴い減るものもあれば、増えていくものもある」ということに気づき、北海道広尾町の海岸に打ち上げられていた大量の日高昆布が食品にも使われず廃棄されていることを知り、その素材に可能性を見出して製品化。

日高昆布には、ビタミンやミネラルなどの栄養成分が豊富に含まれていて、特に肌本来のちからをサポートする、ビタミンAの含有量が高いそう。このエキスは、さらりとした軽いテクスチャーながら、保水力が高く肌が水分で満たされていくのを体感できるはず。5~15分ほど肌の上にのせれば、日々の保湿ケアとしてはもちろん、肌の乾燥やゆらぎを寄せ付けなくなるほど、お手入れは1枚で完結。
美肌を維持するために効くアイテムを作りながらも、環境への配慮を意識してその融合も果たしているSHIROの姿勢、そして製品から目が離せません。
SHIRO
shiro-shiro.jp