GINGERエディターの「今、これが気になる」アイテム。今回はTHREEのシーズナルフレグランスをご紹介。
精油だけで作られた香りで感性が磨かれる
かつてのフレグランス企画においては、‟○○な雰囲気に見える”とか‟好感度アップの香り”といった、自分よりも他者からどう見えるかを意識した切り口が多かったのですが、コロナ禍を経て‟香り”の選び方、付き合い方にも変化が。香りを纏う基準が‟自分軸”になって、気持ちを上げたり、整えたり、心地よくいられるかどうか…が大切になっているようです。と同時に、ファッションブランドを始め、コスメ、そしてライフスタイルブランドから自身の世界観を表す‟香りモノ”が多く発売に。
そんななか、創造を意味する数字をブランド名に掲げている「THREE(スリー)」が2023年に「自然とテクノロジー」や「モードさと使いやすさ」など相反する要素を掛け合わせ、誕生させたのがブランド初のフレグランス「THREE エッセンシャルセンツ」。合成香料不使用の精油のみで香りを構築したプラントベースで、自然のエレメントをインスピレーション源にし、発売以来、数多くの人を魅了し続けています。
その新作は「森羅万象、雨の余韻」をテーマにした2本。本格的な梅雨のシーズンそして夏のスコールをイメージした「Rain」コレクション。
「05 AFTER THE RAIN」はグレープフルーツ、ユズのほろ苦い清々しさが最初に漂い、シダーウッドやゼラニウムなどのウッディが続き、フランキンセンスやパチュリといったスパイシーな香りが余韻に包まれます。雨の日がもたらすグラウンディングした気分を補い、浄化したいときにおすすめ。
「06 TASTE THE AIR」は突然降り始め、パッと止んで太陽が顔をのぞかせるエネルギッシュなスコール明けをイメージ。爽やかで芳醇なジュニパーベリーとユーカリ、かんきつのオレンジやヴァイヴ、さらにティートリーやラベンダーと展開。気分が晴れない朝の起き抜けや鬱々としたテンションをリフレッシュしたいときにワンプッシュ。
この2本があれば、穏やかそして心地よい気分で過ごせるはずです。
THREE
0120‐898‐003