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TRENDBEAUTY

2022.04.09

「一生モノ」という魔法の言葉を、買う時の言い訳にしないこと

キレイになるためには気持ちのメンテナンス、意識革命も重要です。業界で絶大な信頼を集める美容ジャーナリスト齋藤薫さんが、独自の視点で「いい女」に近づくためのヒントをお届けします。

齋藤薫

厳密に一生モノと言えるものは存在するのか

自分にはちょっと重い、背伸びしないと買えないような高価なものを、買おうかどうか迷う時、「これは一生モノになるから」との理由をくっつけて、自分を納得させることが少なくない。私自身、自分にそう言い訳しながらいくつ一生モノを買ったことか? で、実際それらはどうなった? 例えば10点の一生モノがあったとして、60代の今も使っているのは、せいぜい3点。カシミヤの黒のセーターとカルティエの時計。そしてエルメスのバーキン……ただ厳密に言うと、カシミヤも経年劣化はしっかりあって、さすがにもうくたびれているし、時計はもう10年以上ほとんどしていない。バーキンは確かに時代を超える極めて稀有な逸品だが、以前のようには持たなくなった。昔は「バッグの劣化も味のうち」だったが、最近はちょっと恥ずかしい。やっぱり時代って、いろんな意味で変わるものなのだ。

もちろん人生まだ途中、厳密に一生モノと言えるものは存在するのか。多くの一生モノは、やっぱり飽きてしまうか、古くなってしまうか、時代が本当に変わってしまうか、いずれかの理由で、そうそう長生きはしてくれないものなのだと知っておくべき。もし買う時の勢いにしているなら、それは間違い。途中で飽きると元が取れなかった気がしてしまうし、10年は持てる、20年は持てる、そういう判断の方が飽きた時に清々しい。一生モノとして買ったばかりに、関心もないのに捨てられず、タンスの奥に放置したまま、なんてもったいない。一生モノなどない。そう割り切った方が、よほど良い買い物ができると知っておこう。

【齋藤薫の美脳格言】をもっと読む。

TEXT=斎藤薫

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