『FIFAワールドカップカタール2022』での雄姿を観て、ファンが急増。プレイだけでなく、そのルックスにも注目が集っている、サッカー選手の田中碧さん。そんな彼のプライベートに迫ります!
田中碧自身が分析するメンタルは「落ちて落ちてひたすら耐えて…」
現在、ドイツ・ブンデスリーガのチーム、フォルトゥナ・デュッセルドルフの選手としてプレイしている田中さん。移籍したのは2021年。言葉や文化が異なる環境に挑み、現在活躍しているということは、強靭なメンタルの持ち主だということなのでしょうか?
「いや、僕、メンタル強くないんですよ。ほかの選手に比べたら全然強くない。強いっていうのは(堂安)律とか、(三笘)薫さんのこと。一方で、"自分はメンタル強くないから、徹底的に関与しないようにする"というタイプの選手もいて、僕からすると、それができることがもうメンタル強いだろって感じなんですが。僕は弱いのに関与しちゃうタイプ(笑)。だから、すごく苦労してるんです。結局全部、メンタルだと思っているんで。落ち込んだら? 相談とかはしないですね。落ちて落ちてひたすら耐えて、いつか絶対這い上がれるときが来るので、それをひたすら待つ。そんな感じです」
ドイツでは100%サッカー漬けの日々で、気晴らしと言えば、近所を散歩をするくらい。好きなことをするのは帰国したときのみだそう。ということで日本での楽しみについて聞いてみると、
「神社巡りが好きなんです。今回の帰国では、熊野大社に行きました。神社、お寺、あと城も好き。行くと心が落ち着くんですよ。御朱印も集めたいと思ってるんですが、御朱印帳の最初のページを伊勢神宮から始めると縁起がいいと言われたことがあって、伊勢神宮はまだ行けていないので、それをきっかけに、始めようかなと思ってます。御朱印帳って素材もいろいろあるんですよね? 表紙が木製だったり。なので、ちょっとこだわって探してみたいです」
田中碧(たなかあお)
1998年9月10日生まれ、神奈川県出身。地元チーム川崎フロンターレの下部組織を経て2017年に入団。’18年J1リーグデビュー。現在は独リーグフォルトゥナ・デュッセルドルフ所属。ポジションはミッドフィルダー。