誰だって、コンプレックスは持っているもの。今回は、自分の体型や顔が好きになれない…そんなお悩みに、花上惇さんがアンサー! メッセージを通して、あなた自身を愛せますように。【連載「花上惇のLove Yourself」】
お悩み05. だらしない体型とパッとしない顔の自分が嫌い
自分のなかで、細くて美人な人が正義になってしまっています。だらしない体型でパッとしない顔の自分が大嫌いです。自分を好きになりたい気持ちもありますが、ダイエットすら頑張れない自分が本当に受け入れられず、生きている価値ないな、なんて思ってしまいます。(もも 25歳/会社員)
花上惇からのアドバイス「本当に悩んでる?」
最近、「ボディポジティビティー」という言葉を耳にする機会が増えたわね。それは「引き締まった体型=美しい」という、従来の概念とは大きく異なるもの。国内外問わず、多くの著名人が賛同している。“どちらかと言うと”、私もいい事だと思う。
なぜ、なんとなく煮え切らないかというと、肥満であることがもたらす健康被害も無視できないこと、そして何より、私自身の美の基準も「引き締まった体型=美しい」だから。もちろん、この考え方を人に押し付けるつもりは一切ない。人のルックスについてとやかく否定することも絶対にしないし、したくない。
ただ単純に、私が私に課する課題としてそう考えているだけの話。“自分自身がそうありたい”という話。
美しさの定義や基準は人それぞれ。国や人種によってもずいぶん異なるものよ。あなたにはあなたの基準があっていいし、私にも私の基準があっていいと思うの。他人のそれに迎合する必要もなければ、変に負い目のようなものを感じる必要もない。スリムでもふくよかでも、本人がそれに満足していることが何よりも大切なことだもの。他人にその舵を握らせてはいけないのよ。
だけど質問を下さったあなたは、スリムな体型になりたくて、ご自身の地味なお顔立ちが嫌いなのよね。厳しいことを言うようだけれど、それならダイエットを頑張って、メイクを研究するほかないのではないかしら。時に美容医療に頼ることもアリよ。それをしないのはなぜ? できないのはなぜ? 本当に悩んでる? 私だったら夜も眠れないけど(笑)。
誰もがみな、大なり小なりコンプレックスを抱えて生きている。私も決して例外ではない。だけどそれを克服するために、食事制限をし、メイクを研究して施し、スタイルが良く見える服をチョイスする。これらは、私が自分自身を嫌いにならないための努力。あなたは何をしてる?
発電しないと暗いまま。
動き出さないと前に進めないのよ。
あなたに贈る、今日のひと言
Now or never.
(今でしょ)
執筆者/花上惇(はなうえじゅん)
1992年1月19日生まれ、富山県出身。2020年7月にTikTokを開始し、そのポジティブな発信が注目を集める。2022年、Instagramでも本格的に投稿を開始すると、勢いよく20万フォロワーを突破。2022年8月現在、TikTok25万人、Instagram23万人のフォロワー数を誇る。TV出演の経験もあり、2020年10月に放送された「THEカラオケ☆バトル」(テレビ東京)で優勝。その美声にもファンが多い。山羊座のAB型。
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