人生の転機が訪れたとき、どんな想いや行動、そして夢があったのか。いつだって自分の生き方を決めるのは自分次第。THE RAMPAGEのボーカル、そして俳優としても活動する吉野北人さんに、自身のターニングポイントについて伺いました。
掴んだ夢の始まり
「グループで歌って踊るアーティストになりたい。子供のころから漠然と芸能界に憧れていたけど、明確にそう思ったのはEXILEさんの映像を観た中学のとき。その夢はどんどん膨らんでVBA(EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 4)を受けることに迷いはなかったし、落ちる不安もありませんでした。
実際に受かったときも不思議な感じはしたけど、想いが結果を引き寄せたと思いました。だから偶然やラッキーだけではない。来るべくして来たターニングポイントだったと今も思っています」
仕事の意識が徐々に変化
「いざこの世界に入ったら地元・宮崎と東京の環境の違いとか、ほかのメンバーとの実力の差とか、すべてがギャップ。戸惑い焦り、どん底まで落ちたこともありました。でも思わぬ転機になったのは初めて演技に挑戦したドラマ『PRINCE OF LEGEND』。
それまでは周りの目線を気にして閉じこもっていたけど、僕自身は何をどう伝えたいのか、自分発信で物事を捉え表現できるようになったんです。そのおかげで今は歌もお芝居も楽しい。どの仕事も『自分らしくいよう』って強い気持ちでやっています」
2020年、グループの絆を再確認
「グループ結成から7年。もともと仲は良かったけど、よりまとまったのはやっぱり昨年。当たり前だったことが当たり前じゃなくなり、一人ひとりが改めてTHE RAMPAGEと向き合い、ファンのことを考え、グループへの想いが強くなったのを感じています。
だから2020年は悔しい経験もしたけど、僕らにとっては大事なターニングポイントの年。ニューアルバム『REBOOT』(再起動)にもその想いが反映されていて、一曲一曲にメンバー16人の希望や願いが色濃く詰まっているし、音楽的にもTHE RAMPAGEの新たな一面が表われています」
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
3rd Album『REBOOT』2月24日(水) ON SALE!
10thシングル『FULLMETAL TRIGGER』から13thシングル『MY PRAYER』までの楽曲に新曲を含む、全13曲を収録。「再起動」を意味するタイトルどおり、予期せぬ事態で様々なものがストップしてしまった昨年から一転し、彼らの新たな歴史を創る礎となるニューアルバム。
吉野北人(よしのほくと)
1997年3月6日生まれ、宮崎県出身。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEメンバー。俳優デビューは2018年。「PRINCE OF LEGEND」「HiGH&LOW」シリーズなど多数出演。