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TIMELESSPERSON

2021.01.26

岩田剛典×アイドラYU「二人でやりたいこと」を語る

1月29日公開予定の映画『名も無き世界のエンドロール』で幼なじみのために裏社会に潜り込み、親友の“10年越しのプロポーズ大作戦”に協力する男を演じた、岩田剛典さん。実生活の岩田さんには、物心ついた頃から長きにわたって交流が続いているリアルな“幼なじみ”の存在が。それが、I Don’t Like Mondays(通称 アイドラ)のYUさん。映画の公開前に、そんなお二人の対談が実現。前回に続き第二弾のこの記事では、おうち時間の過ごし方やプライベートに関する話題も。仲のいい彼らだからこその親密なやり取りに、ご注目を!

大きな変化があった2020年について

岩田&YU
—お二人はステイホーム期間にどんなことをして過ごし、何を考えていましたか?

岩田さん(以下岩田) 僕はエンターテインメントの立ち位置を改めて考えさせられた1年でしたね。エンタメは衣食住のように生活において必要不可欠なものではないという見方もありますし、生きていく基盤が安定しているからこそ、楽しめるものだと思うんです。でも、コロナの影響で当たり前が当たり前じゃなくなって、どうしたらエンタメが社会に対していい影響を与えられるのか、どんなふうに発信していけばいいのかというのを常に考えていました。そんな状況下でリモートでのオンラインライブやファンミーティングが主流になってきて、いろんな発信の仕方や伝え方があるんだと体感できた。オンラインだからこそ、より多くの人に三代目やEXILEのパフォーマンスを届けられるのは、うれしいことだなと思いましたね。これまで気付けないことに気付けたし、自分と向き合った1年でした。
個人的なことだと、ステイホーム期間は油絵に没頭していましたね。気付いたら夜、なんてことは日常茶飯事で(笑)。それくらい、熱中していました。

YUさん(以下YU) がんは、子供の頃から絵が上手だったよね。僕はいち早くその才能に気が付いていました(笑)!
2020年はこれまで経験したことのないような混乱が世界中に広がっていて、みんなで何とかその変化に適応していかねばというなかで、今一度立ち止まって自分自身と向き合えた気がします。アーティストという職業についた自分が、「世の中のために何ができるのか」というのを深く自問自答していたといいますか。一度強制的に立ち止まる時間がないと、何となく日々を過ごしてしまっていた自分もいたので・・・。ステイホーム期間に深く考えられたからこそ、2021年は考えたことを実行に移していく段階なのかなと思っています。

—去年からオンラインを活用して自己発信する機会が増えてきたと思います。SNSを使ううえで、何か気をつけていることなどありますか?

YU コロナ渦をきっかけにインスタライブを始めて、ファンの方々のお悩み相談にのるようになったんですよね。ステイホーム期間が少しでも良いものになればと思って始めたことだけど、ファンの方をこれまで以上により近くに感じられて、テクノロジーのチカラを感じました。気をつけていることは・・・オブラートに包みすぎずに、本当に思っていることを言おうかなと。マネジメントサイドは、ヒヤヒヤしているかもしれませんが(笑)。

岩田 僕は、そうですね・・・最近また捉え方が変わってきて、有料コンテンツと無料コンテンツのバランスの取り方に気をつけているといいますか(笑)。むしろ、それしか考えていないですね(笑)。

YU うわ、ビジネスマン出たよ(笑)。

岩田 自分の好きなメディアでたくさん更新すれば盛り上がるだろうけど、仕事という面から考えるとそれだけでは良くないだろうし。バランスは大切です(笑)。

岩田&YU

二人はオープンすぎる関係!?

—映画内では「10年越しのプロポーズ大作戦」でしたが、お互いに伝えたい「10年越しの告白」があれば教えてください。

岩田 えー難しいな。基本、全部オープンだからなー。

YU 10年越しに告白することがないくらい、全部話しています(笑)!

—映画のなかでは“ドッキリ”が物語のカギになっていましたが、お互いにドッキリを仕掛けるとしたら、どんなことを仕掛けますか?

YU 言ったらドッキリじゃなくなちゃう(笑)。

岩田 YUは旅行が好きだから、自分の行く予定の国とは全く違う国に着いちゃうドッキリとかやりたいですね。

YU すごく大掛かりだし、緻密(笑)! 映画レベルだね(笑)。僕は、三代目のライブで観客がいると思ってがんが登場したら、誰もいない・・・みたいなドッキリを仕掛けたいですね。

岩田 それでいうと、アイドラのライブで後ろの方に変なベーシストがいて、実は俺みたいなドッキリだったら面白いかも!

YU じゃあ、俺もバックダンサーとして踊っちゃおうかな(笑)。ドッキリとは少し違うけれど、毎年誕生日にプチサプライズはお互いにしているよね。

岩田 実は二人とも、誕生日やお祝いごとは仲間たちとしっかり計画を立てて、サプライズをするタイプです。共通の友人を秘密裏に集めて、バースデーケーキもしっかり用意してお祝いしています(笑)。

YU さすがにこの歳になると、誕生日の周辺にがんと食事の予定があると——「そろそろだな」とは思うんですけど(笑)。

岩田 こんなご時世だし、当分は難しそうだけどね。コロナウイルスが広がる前に、腐れ縁の仲間たちにお祝いしてもらった誕生日は、今となってはめちゃくちゃいい思い出ですね。
岩田&YU
—今後お二人がアーティストとしてコラボレーションするとしたら、どんなことに挑戦してみたいですか?

岩田 僕が歌って、YUがダンスをする(笑)!

YU さっきのドッキリの質問にかなり引っ張られている気が・・・(笑)。僕が楽曲を提供して、がんが歌うっていうのは、ちょっと想像つかないかな(笑)。以前からいつも「何か一緒にできたらいいね」とは話しているので、映像作品とか一緒に作ってみたいですね。僕たちは似た感性の持ち主だと思うので、「三代目だから・・・」「アイドラだから・・・」という、お互いの枠を超えたコラボをできたらいいなと思います。

——共有するたくさんのものを持ちながらも、それぞれの個性や世界観を育んできたお二人。きっと近い将来に、私たちを驚かせるコラボレーションが実現するかも。そんな“ドッキリ”を楽しみに待ちましょう!

岩田剛典(いわたたかのり)
1989年3月6日生まれ、愛知県出身。EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのメンバーで、俳優としても活躍。2020年は映画『AI崩壊』『空に住む』『新解釈・三國志』など3本の映画に出演。

YU(ゆう)
1989年2月26日生まれ、愛知県出身。4人組ロックバンド、I Don’t Like Mondays(通称 アイドラ)のヴォーカルを担当。5ヵ月連続新曲リリース『ミレニアルズ ~just I thought~』が配信中。感動のミュージックビデオも公開中。

映画『名も無き世界のエンドロール』
表と裏、それぞれの世界で生きるキダとマコト。強い絆で結ばれた2人が仕掛ける“壮大な計画”とは・・・!? 衝撃のサスペンス・エンターテインメント。映画の半年後を描いたドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール ~Half a year later~」(全3話)も映画公開と同時に配信開始。
出演/岩田剛典、新田真剣佑ほか
監督/佐藤祐市
https://namonaki.jp/
※1月29日よりロードショー

TEXT=大塚悠貴

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