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TIMELESSPERSON

2021.01.18

壇蜜より「そんなバナナ」を使っています

日ごろから“言葉”についてあれこれと思いを巡らせている壇蜜さんの連載『今更言葉で、イマをサラッと』第36回目。言葉選びと言葉遣いが、深く、楽しくなる。そして役に立つお話。どうぞお楽しみください!

壇蜜プロフィール写真

その36 『そんなバナナ』

昔から「嘘はいけない」と言われて育ってきた。私だけではない。誰もが嘘はいけないと教えられてきた。しかし、そこまで厳しく言われてきたのにどうして嘘をつくのか、自分でも不思議でしかたない。嘘をつかないと生きていけないんじゃないかと思う時期もあった。水商売のアルバイトではお客に嘘をつく場合だってあったし、グラビアの仕事をしていても嘘で固めるシーンはあった。生活のためと割り切りながら切り抜けたが、今思い返すと悪いのは私だと反省するしかない。詐欺まがいの嘘じゃないんだしいいじゃん、なんて言えない。

そんなわけで、誰かが言ったことに対して「うそー」という相づちで返すのが何となく申し訳ない。どんな冗談みたいな意見でも「うそー」とは言いたくない。かといって、「本当?」と言うのも嘘を余計に疑っているように聞こえる。「嘘」というリアクションを「嘘つき呼ばわりしないで」、と嫌がる方もいるため相づちをどうしようかと考えた結果、最近では「そんなバナナ」をややオーバー気味に使っている。あまりにも目上の方には控えるが、だいたいの世代にクスリとしてもらえる言葉だと信じている。

コテコテのギャグっぽく聞こえるのは、以前流行したマンガにあるのかもしれない。「おはヨーグルト」「なんて骨体」「こんにチワワ」など、大金持ちの主人公の少年が使っていたギャグのなかに「そんなバナナ」があった。そんなバナナと聞けば一定の世代には「あ、あのマンガのギャグ」と伝わるだろう。最近ではかつてのマンガを飛び越えて、バナナジュース専門店の店名にもこのギャグが丸々使われている。そんな、と言えばバナナとくっつく時代はまだ続くのだ。

そんなバナナと言ってしまうようなことばかり起こる日々が続く。明るいニュースは最近とんと聞いていないような気もするが、受け止める際のリアクションはおどけてみせるくらいの意地を張りたいものだ。そんなバナナは「わけわかめ」とセットでお使いいただくとより脱力感が出るのでオススメだ。

TEXT=壇蜜

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