女性にたくさんの愛を贈り続ける香取慎吾さん。でもご本人に聞くと「僕のほうがいろんなものをもらってる」とのこと。アイドルとファン、男と女。その関係性をひも解きながら、香取さんにとっての女性観や“愛”を考えます。
今回は香取さんが持っている女性観を、3つの切り口から取材。職業柄、常に女性からの視線を浴びて生きている香取さんは、女たちに何を思う?
ABOUT LADY① 初恋の思い出、教えて!
「初恋は幼稚園の先生・・・って、こういうのってアイドルっぽいよね(笑)。いやいやいや、真面目に考えよう。初恋、初恋・・・。たぶん、小学校6年生のときに仲よくしていた女の子がいるんだけど、それが初恋だったんじゃないかな。デートもしましたよ、なんかね、巨大迷路に行きました。といってもふたりじゃないですけどね、4人、2対2とかだったと思う。
あと、学校の帰りに近所の森を散歩したり。今考えると可愛いですよね。なんで森だったかというと、そのときもう僕は仕事をしてたから、放課後はカメラを持った大人に追いかけられたりすることもあって、普通に帰れなかったんですよ。すでに、そのとき。バレちゃいけないって気持ちがあったんでしょうね、子供ながらに。でも結局、仕事が忙しいから無理ってことで、破局(笑)。12歳で。今考えると最初から僕の恋路は大変でしたね」
ABOUT LADY② 好みのタイプは?
「僕はプライベートな時間は、ひとりでアトリエにこもって、ビールを飲みながら延々と絵を描き続けて、眠くなったら寝て、起きたら夜だった・・・みたいな感じなんですよ、ホントに。そんな感じの僕からすると、『あそこ行こうよ』とか『あれ食べようよ』とか言ってくれる女の子の存在って、すごく重要で。『えぇ~、マジ?』とか言いながらも、実はけっこう楽しい気持ちで、そこに出かけていったりするわけです。
基本的には女の子のそういうリクエストには応えたい思いは強いんだけど、自分からそれをするのではなく・・・、きっかけをくれると頑張るタイプ。だから、いろんなことに興味津々で好奇心が強く、生きることに情熱的な子に振り回されるのが、今は気持ちいいかなぁ」
ABOUT LADY③ ファンの女性に思うこと
「よくアイドルが、『ファンの人たちが僕の恋人です!』って言いますが、あれはあながち間違ってないんですよ。人生でこんなにたくさんの人たちから『好き』って言ってもらえるのって、改めて考えてもなかなかない経験だと思うし、すごいことなんです。うれしいし、ドキドキするし、あと肌ツヤまで良くなったりもする(笑)。
例えば、若手の子が急にオーラを放つようになったりすることがあるけれど、あれはみんなからの“好き”とか“愛”をいっぱいもらってるっていうことも大きく関係していて、僕はそういう気持ちの作用は、ファンとタレントではあるけれど、ある意味恋愛してるのと同じだと思う。女性も、彼や好きな人に『好き』って言ってもらうとうれしいでしょ? 僕がファンの人に思うのも、同じことなんです」
好きだと言ってくれる人たちにとって必要な人間でありたいし、一緒に夢を見られる存在でありたい――。香取さんとファンとの“恋愛関係”は、この先も長く続きそうですね!
香取慎吾(かとりしんご)
1977年1月31日生まれ、神奈川県出身。毎月第1日曜、稲垣吾郎、草彅剛と出演している「7.2 新しい 別の窓」(AbemaTV)が配信中。また毎週日曜bayfmにて草彅剛とのラジオ「ShinTsuyo POWER SPLASH」に出演中。10月13日には、bayfm30周年のイベントに、草彅剛と出演予定。