俳優 岡田健史さんが今気になるモノゴトに挑戦していく連載「やってみた。」。今回はGINGERのSNSを通じて健史さんへの質問を募り、忖度ナシで何でも答えていく!というQ&A企画。過去にないくらいたくさん届いた質問のなかから選抜し、一つひとつ丁寧に答えていただきました。
プライベートのこと
Q. プライベートでテンションが上がるのはどんなときですか?(36歳/百貨店勤務)
A. 人と交わっているって実感があるとき。仕事でもその喜びを求めながらやっていますし、GINGERの連載もスタッフと楽しく交わえる現場だから楽しい誌面ができているんだと思います。そういう瞬間がテンション上がりますね。人が好きです。一人の時間ももちろん必要ですけど。
Q. 部屋の壁には何か飾っていますか?(29歳/商社勤務)
A.「ストレンジャー・シングス」のポスターを飾ってます。額縁に入れて。
Q. 爪切りはどのくらいの頻度で行いますか?(57歳/大学英語教員)
A. 野球をやっていたから、ちょっと伸びてくるとすぐ切りたくなるんですよ。特に僕の投げ方ってボールを爪にかけて指先を使ってたから、ちょっと長いとすぐ割れるんですよね。なので切るのは早いです。あんまり意識したことないけど、4日に1回くらいの頻度で切ってるかも。
Q. プライベートのときに声をかけられたらどんな対応をしていますか? 何か最近のエピソードがあったら教えてください。(33歳/トリマー)
A. 僕のファンの方々は、基本的に皆さん礼儀やマナーがいい方ばかりです。ただ、以前「すみません、写真撮っていいですか!」っていきなり言われたことがあって。挨拶や自己紹介も何もなく、いきなりだと、正直困惑しますよね。
LOVEのこと
Q. 好きな人への連絡はマメなほう? マイペース?(32歳/高校受付事務)
A. マイペースだと思います。でもマメになりたい。僕、相手に合わせるのってあんまり得意じゃないんですよ。特に好きな人には合わせたくないというか。やりたいこととか意図していることが、自然と相手と合う人が理想です。
Q. 外国人は恋愛対象に入りますか?(29歳/まつエクサロン自営)
A. もちろん! 海外の人って「I love you」をちゃんと伝えることができて素敵ですよね。恋人に対してだけじゃなく、家族に対しても。日本だと「愛してる」って重々しい感じがするけれど、海外では挨拶ですもんね。「行ってきます、I love you!」みたいな。それも“自分の使い方”につながっていると思うんです。僕の場合は...やっぱり実際は恥ずかしいですね。でも甘えられたいし甘えたいタイプなんで、きっとI love youって言いたいほうなんだと思います。
Q. 好きな人ってなんなんでしょうか...?(16歳/未入力)
A. 何かの作品で、「楽しいことをしたいって思ったときに、思い浮かぶ人が好きな人だよ」っていうセリフがあったんです。僕もそう思います。
Q. まだ、誰にも言ってないことです。18歳の女子高校生なのですが、たぶん私バイなんです。男の人にもドキッとするし、自分より年上の女性には特に胸が苦しくなるくらい恋愛感情があります。好きと言いたいのに言えない。関係が崩れてしまいそうで、どうしたらこの気持ちを、とどめることができるのでしょうか。もしよかったら回答お願いします。(18歳/高校生)
A. とどめる必要ないですよ。誤解が生まれるかもしれないけれど、誰にでも異性だけではなく同性に対してだって、好意の気持ちってあると思うんです。僕にも好きな男性たくさんいます。相手に無理強いするのはいけないけれど、想いを持つことは自由だし素晴らしいことです。
“岡田健史”のこと
Q. 自分の横顔で好きなのは、右or左どっちですか?(31歳/看護師)
A. どっちだろう、あんまり興味ないからわからないですね(笑)。自分の顔は、この人が撮ったら僕ってこういうふうに見えるんだ...って、「人の目を通しての岡田健史」を見るのが好きです。
Q. 好きな数字は?(30歳/商社営業)
A.「23」かな。人生で初めてもらった背番号です。
Q. 健史くんは学生時代野球をされていて、学ぶことも多かったと思いますが、今現在俳優業をやるにあたり、その学びで役に立ってることや感じることってありますか?(40歳/ガス検針)
A. 僕が野球をやってて良かったな、と思うのは、自分が組織のなかの一人に過ぎないって思える見方を学べたことですね。飛行機に乗るたびに、窓からの景色を見て「自分はちっぽけだなぁ」って思うんですよ。でもこれっぽっちの人間の一生に、どれだけのドラマがあるか。そう考えることはロマンがあって、素敵なことだと思うんです。そんな考え方も野球をやってて組織のなかにいて気付いたことなんです。
Q. 健史くんが生きていくうえで大切にしていることは?(30歳/未入力)
A. 人はいい意味でも悪い意味でも「孤独」であるということ。だからこそ、一瞬一瞬を大切に生きるべき、だと思います。好きな人と会える通学電車の中も、仲間や上司など仮にキライな人との時間も、すべての人、すべての事柄とともに生きているっていう意識。楽しもう、大切にしようっていう瞬間の連続がいいなって思います。
健史さんよりサンキューメッセージ!
「今回の企画で皆さまからたくさんの質問をいただき、とてもうれしかったです。最初から最後までしっかり目を通させていただきましたが、時間に限りがあったためすべてに答えられずごめんなさい。でも皆さんを近くに感じることができ、僕自身もとても楽しかったので、第2弾もやってみたいな、と思っています。そのときはまた、いろんなご意見をお寄せください。本当にありがとうございました!」
岡田健史(おかだけんし)
1999年5月12日生まれ、福岡県出身。2018年ドラマ「中学聖日記」でデビュー。第44回日本アカデミー賞 新人俳優賞受賞。出演映画『奥様は、取り扱い注意』が3月19日(金)公開予定。大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)での尾高平九郎役を演じる。4月からはドラマ「桜の塔」(テレビ朝日系)にも出演が決定。
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