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MYSELFウェルネス

2022.12.06

染色はまるで神秘のアート。経年変化からその息遣いを感じて

染色を中心に自然素材や廃材を使った作品制作を行う現代美術家・山本愛子さん。染色と旅を通じて得た、ささやかな気付きをつづる。【連載「植物と私が語るとき」

東京の離島で、染色と深呼吸

初めまして。この連載では、私が旅先の自然や、染色から得た経験から、心がふっと軽くなる思考の種をお届けしたいと思っています。
 
さて、「神津島」という東京の離島をご存じですか? 神津島は、伊豆の島々を作るために神々が集った島といわれています。そんな神秘的な土地は、美しい布を染める自然にあふれています。染色は、水、風、土、植物、鉱物など、あらゆる自然の力を凝縮した、神秘のアート。

島の皆さんと植物を採取して染料を作り、染色ワークショップを開催しました。集めた植物は、明日葉、パッションフルーツ、カクレミノ、椿など。そして、植物だけではなく、温泉水、薪ストーブの灰、黒曜石などの資源も染色に使えます! 数々の発見を楽しみながら、色とりどりの美しい布が染まりました。

神津島

神津島の拠点「くると」にて草木染をする様子

染めの体験は一度きりのものではなく、生活のなかで布を使うことで続いていきます。自然のエネルギーから染まった色が、長い年月をかけて使い古され、ゆっくりと色褪せる。まるで布が、色という命を吸って吐く、深呼吸のようだと私は感じます。私たち人間もそんなふうに、ゆっくりと呼吸をして生きていけたら。多忙なときこそふと立ち止まり、染色のように深呼吸をしてみましょう。

山本愛子(やまもとあいこ)
1991年神奈川県生まれ。東京藝術大学大学院先端芸術表現科修了。自身が畑で育てた植物や外から収集した植物を用いて染料を作り、土着性や記憶の在り処を主題とした作品を制作している。

EDIT=GINGER編集部

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