栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、内側からキレイになれるビューティ食材を紹介。気軽に取り入れられるレシピも参考に!
果実的野菜、スイカ。肌も体もむくみ防止
4,000年以上前のアフリカで、すでに栽培、食用されていたというスイカ。メロン、カボチャ、キュウリなどと同じウリ科で、約90%が水分。さっぱりとした風味、優れた利尿作用でおなじみ。また、抗酸化の働きを持つリコピンの量は、実はトマトよりも豊富! この時季気になる紫外線ダメージに、内側からケアする効果が期待できる。
それからコラーゲン生成に必要なビタミンC、必須ミネラルのカリウム、肌を健やかに整えるβ-カロテンなどもスイカで注目したい栄養素。アミノ酸の一種であるシトルリンも含まれており、特に皮の白い部分に集中しているそう。シトルリンはアルギニン酸に変換され、一酸化窒素の産生を促進、血流をスムーズに整える効果が。運動後の疲労回復やむくみ改善に期待できる成分として話題になっている。
1枚目の写真は「スイカが主役のカプレーゼ」。紫外線を浴びすぎた日は食事でも抗酸化ケア。果実のようで野菜なスイカは、サラダにも合う。角切りにしたスイカ、好みのチーズ、ミントを用意。オリーブオイル、海塩、ライムの絞り汁をかけて。
市販のジュースも出回っているけど、夏に欲しい栄養と水分は、スイカ、キウイ、ヨーグルト、氷をミキサーにかけた手作りスイカスムージーで補給を。
暑いし、むくみも気になる。そんな日は、スイカのアイスキャンディーで体の中からクールダウン。スイカ、ヨーグルト、はちみつ、レモンのしぼり汁のシンプルなレシピ。
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