栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、内側からキレイになれるビューティ食材を紹介。気軽に取り入れられるレシピも参考に!
高抗酸化!食、美容分野で御用達のごま油
ごまは油用植物として最も古く、古代バビロンではすでに原料のためにごまが生産されていたそう。中華料理や韓国料理にも欠かせない食用油ですが、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」では深いリラクゼーションを誘発するシロダーラのマッサージのオイルなどに用いられたり、漢方薬の素材としても多用されています。
ごま特有の成分と言えば、ごまリグナンに含まれる抗酸化成分のセサミン、セサモリンなど。セサミンは血圧を正常に保つ働きをはじめ、エイジングケアにおける効能があります。またごま油に含まれるビタミンEやフィトステロールは、血中脂肪のレベルの改善にも役立つそう。抽出法などによって質が変わりますから、良質なごま油を必ず選ぶようにしましょう。ナッツのような香ばしくて軽い香りが良質の証です。
1枚目の写真はエイジングケアにもぴったりの「ごま風味のサーモン照り焼き」。まず、みりんとごま油のたれにサーモンを30分ほど漬け込み、さらにごまをまんべんなくまぶしてグリルする。アスタキサンチン豊富なサーモンとごまのレシピで、内側から抗酸化ケアを。
ごま油は豆腐レシピにも合う! こちらは、ごま油、ビネガー、醤油、みじん切りにしたニンンク、すりおろした生姜で作ったマリネ液に、木綿豆腐を漬けて焼いたもの。ダイエット時の主食としても。
アスパラギン酸を含むインゲンとごま油のレシピでお疲れ改善。オリーブオイルでインゲンを炒め、あらかじめ作っておいたごま油やニンニク、チリフレークのスパイシーなソースを絡ませる。
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