栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、内側からキレイになれるビューティ食材を紹介。気軽に取り入れられるレシピもご参考に!
冬野菜の代表、白菜。免疫力が下がりやすい季節は意識して摂取!
何千年も前から食されているという白菜。海外では“Napa cabbage”“Chinese cabbage”と呼ばれています。
淡い色の野菜なのにパワフルで、カロテン、ルテイン、ゼアキサンチン、スルフォラファン、イソチオシアネートなど、抗酸化作用をもたらす成分を豊富に含有。特にスルフォラファンはウイルスの分野での研究が盛ん。免疫力が低下しやすく、風邪を引きやすい冬こそ食べたい野菜なのです。
ちなみにスルフォラファンの効果は生のまま、または軽く蒸す程度でキープできるそう。ほかにも食物繊維、ビタミンC、ビタミンK、カルシウムなどを含有。
それから、韓国料理の白菜キムチは発酵効果が加わるので、より腸内環境を整え、免疫力をアップすることでも注目されています。私はお味噌汁にキムチを入れて食べるのが好き。ぜひお試しを。
1枚目の写真は、甘辛のたれを塗るだけの白菜ビーガンステーキ。ごま油、醤油、メープルシロップ、パプリカと赤唐辛子のフレークで甘辛たれを作る。約5センチの厚さに切った白菜にたれを均等に塗り、オーブンで焦げ目がつくまで30分程度焼く。
生のままで食べることをもっと習慣にしたい白菜。サラダで積極的に消費を。あっさりしている白菜サラダのトッピングには、チキンやチーズなどがおすすめ。
白菜の葉をよくすすぎ、白い茎の部分はカット。人参やキュウリなどの千切り野菜と、カリカリに焼いたお豆腐を白菜に重ねてクルクル巻く。ピーナツソースで召し上がれ。
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