幸せであれば、自然と女性はキレイになっていくもの。ストレスをはねのけて、幸福でいるために、輝いている人たちは毎日何をしている? キレイのために、そして社会のために。みんながしているWell-Beingを、教えてもらいました。
近藤千尋さんが心掛けているWell-Beingなこととは?
1. いいものを、ずっと使うこと
毎シーズンお洋服は変わるけど、実は昔から好きなものは変わらない。だからいいものをずっと使い続けることが私にとっての幸せ。スキンケアも、20代からずっとSK-Ⅱを使っていて、今もシミができないから、続けていて良かったなって。
2. 疲れのサインに敏感であること
疲れきる前に、疲れに気が付くようにしています。イライラしたり、顔がむくんだり、深夜にカップ焼きそば食べたくなるのが、私の疲れのサイン(笑)。それが出たら無理せずに。
3. マッサージでケアすること
肩こりのケアはすごく大事! 肩がこっていると首が短くなるし、顔もむくんでくるので、体がつらいだけでないく、モチベーションが下がってしまいますから。私は移動中や、子供が寝てから美顔器で首筋をマッサージしてるんです。あとはテレビを見ながら耳を引っ張ってリフトアップしたり、手のツボを押したりと常にケアを欠かしません。
4. ケアに時短を取り込むこと
産後に髪質が変わって、寝癖がつきやすくなってしまいました。でも朝は忙しくて寝癖を直す時間もないから、内側だけストレートパーマをかけています。寝癖で爆発ということがなくなって、毎朝の時短になるんです。子育てをしていると、美容や自分のケアに時間を割くことがなかなか難しいんですけど、だからこそ年々時間の使い方が上手くなってきている気がします。
5. 自分の体と向き合うこと
毎朝体重計に乗って0.5kg増えていたら、節制。それを続けていれば体重の変動は少ないです。お風呂時間に体と向き合うことも大事。愛用のワニグローブで、お風呂で毎日2、3分全身マッサージしています。指圧では届かないところまでイボイボが刺激してくれて、毎日続けると、日々ケアしている安心感もあって、メンタルにもいい(笑)。もう10年使っていて、この子は4代目です。
6. 子育てをもっとユニセックスにすること
1人目を産んだとき、夫が「何を手伝えばいい?」と聞いてきたんです。「あなたの子でもあるんだから、子育てを“手伝う”スタンスでいるのは良くない」と小一時間お説教(笑)。そのときに、子育ては女性だけのものではないということを伝えるブランドを作ろうと思いついたんです。それが「AJUGA.(アジュガ)」。パパもママも持てるユニセックスなデザインのバッグを作りました。本当は「マザーズバッグ」って名前も変ですよね。
7. 世の中のお母さんを褒めること
「千尋は働いてるから、旦那さんに子育てを協力してもらえる」って友達に言われたんです。でも妻が働いていないと、夫が子育てしないって何!?って思うんですよ。ママという仕事はもっともっと褒められていい。だから微力だけど、私はどんどん世の中のお母さんを褒めていきます。コロナ前はイベントでそういう方と直接お話をしていました。今はSNSが中心ですが、早くイベントでお会いして、励まし合いたい。
8. 朝のコーヒー時間を大切にすること
毎朝、夫がコーヒーマシンで淹れてくれるコーヒーを一緒に飲みながら話します。その時間がすご
く大事。朝って忙しくてイライラしがちだけど、淹れてくれたコーヒーの香りが漂うだけで、「イラ
イラしちゃいけない」って思えるように。
9. ゴミを出さないこと
ビニールとか紙袋って結局捨ててしまうから、環境によくないですよね。使わないようにしています。人にお土産をさしあげる際もエコバッグに入れます。受け取った人も、そのバッグを捨てずに使えますからね。最近はそのエコバッグ愛が子供にも伝わり「ママ、エコバッグ持った?」って、出かけるときに言われるように(笑)。タンブラーも持ち歩いてなるべくペットボトルを買わないようにも心掛けてます。
10. エコを選ぶこと
しかたなく外で水を買うなら、ラベルが簡素なものを選ぶようにしています。小さいことだけどゴミの量が違ってくるし。子供といると、おむつとか汚れ物が多いからビニール袋を使いがちですが、それも捨ててしまうので良くないなと、「AJUGA.」でサステナブルなポーチを作りました。抗菌防水で、汚れ物や飲みかけのジュースなどを入れても臭わないし、液体がこぼれない。洗濯機で洗えるので、繰り返し使えてエコなんです。
近藤千尋(こんどうちひろ)
1989年12月15日生まれ、岡山県出身。雑誌『S Cawaii!』のモデルを経て、バラエティなどで活躍。現在情報番組「ラヴィット!」(TBS 系)に出演中。4歳と2歳のお子さんのママ。