美しくなるための言葉を集めた本が多数存在することから考えても、言葉がその人のキレイに影響を及ぼすことは紛れもない事実。「美の格言」の裏にあるストーリーを著者の方々に伺いました。
今回は、美容家として大活躍、神崎恵さんにフィーチャー!
美容は目的ではなく手段。より良く生きるためのツール
a. 『すれ違いざまに恋に落とす』KADOKAWA/2013年
「モテたいとか、あの人から好かれたい、と思うことは女の子だったら当たり前。恥ずかしいことじゃないんです。“色気”という言葉に関しても、当時はねっとりとしたいやらしいもの、という印象があったのですが、それを知性や賢さに結びつけて表現したいと思ったんです」(神崎さん)
b. 『大人のための美容本』大和書房/2017年
「美容本のコーナーへ行ったとき“若々しく”という言葉が並んでいて、そのことに違和感を覚えていました。私自身、ずっと若くいたいと思ったことがないんです。美容を“若さ”という言葉から切り離し、楽しく年齢を重ねようというメッセージを込めました」(神崎さん)
c. 『この世でいちばん美しいのはだれ?』ダイヤモンド社/2019年
「人は中身が大事? でも見た目で得をしたり、損をしたりするのも事実。ただ一つ言えるのは、美容というツールを使い、自分を磨くことは必ずプラスになるということです」(神崎さん)
d. 『神崎CARE』ワニブックス/2020年
「もともと小柄なうえに丸い体の私は、鏡に映る自分を見るたびに、気持ちが濁っていくのを感じていました。でもそこから、完璧でなくても自分がいいと思えるように頑張ってみようと決意。そのケアをまとめた1冊になっています」(神崎さん)
どの著書にも、神崎さんが考える“キレイ”になるためのアプローチ法が満載。気になる一冊から、まず手に取ってみて。
神崎恵(かんざきめぐみ)
3人の子供を持つ母。美容雑誌を中心に、毎月数多くの雑誌やイベントで活躍。自ら試し、本当にいいと思ったものだけを発信するスタイルが支持を集めている。