抜群のセンスと明るいキャラクターで、GINGERをはじめとする女性誌や美容誌はもちろん、モデルやタレントさんからも引っ張りだこな人気ヘア&メイクアップアーティスト木部明美さん。今回の連載「木部明美のおとなメイク実験室(キベラボ)」は、秋の始まりにぴったりなメイクをご紹介します。
アースカラーの目元でつくる、秋の始まりを感じるメイク
木部さんが今回提案するのは、アースカラーのシャドウでつくる、柔らかな雰囲気のメイク。ポイントは、カーキ×ボルドーのカラーコンビにベージュピンクのマスカラを合わせて、目元を全体的に赤っぽいニュアンスに仕上げること。秋になると定番のアースカラーも、入れ方を工夫したり、いつもと違う意外なカラーを1点投入するだけでグッと新鮮な印象に。
ほんのり上気したような赤のニュアンスで、女性らしく大人っぽい雰囲気に仕上がります。
このメイクの使用アイテム
How to Make-up
1. キラキラシャドウを上下まぶた目頭よりに
SUQQUのパレットの左上のゴールドベージュを、上まぶたの目頭から黒目の外側くらいまで入れます。下まぶたは目頭から目の下までやや広めにのせて。
2. カーキシャドウを目尻よりに入れる
同パレットの右上のカーキシャドウを上まぶたの目尻より1/3くらいに入れます。1で入れたシャドウと少し重ねるように入れると自然に。
3. 下目尻にボルドーシャドウをオン
下目尻1/4に、パレット右下のボルドーを入れます。ニュアンスを感じる程度に少し入れるのがポイント。
4. ボルドーシャドウで二重に影をつける
上まぶたの目尻より1/4ぐらいまで、二重のライン上にボルドーシャドウでラインを描きます。目元がグッと深く見えてより秋っぽい印象に。
5. 上下まつ毛にマスカラをたっぷりと
BABYBEEのベージュピンクのマスカラを、上下まつ毛にたっぷりのせます。まつ毛の黒が隠れるよう、上からも下からも丁寧に塗って。
6. チークは頬の内側にほんのりオン
チークは目元と口元をつなぐよう、深みのあるくすみピンクをブラシでふんわりナチュラルに入れて。頬の内側に入れると、柔らかさと甘さが出ます。
7. ウォーミーなツヤリップで女性らしく
リップはウォームトーンで深みのあるオレンジカラーをチョイス。大人っぽいカラーのツヤ質感で、ちょっとセクシーな女っぽさをプラス。
完成!
赤のニュアンスが色っぽい、やわらかな大人のフェミニンメイクが完成! 通常、グラデ使いをしがちな4色のアイシャドウパレットですが、部分的に塗ったり、あえて重ねづけしないなど、既成概念を破って感性の赴くままに自由にいろいろ試してみるのがポイント。
いかがでしたか?
定番のアースカラーでも、いつもと違う女っぽい雰囲気になれるので、ぜひマスターしてみてください。
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