ヘア&メイクアップアーティスト 木部明美さんの人気連載「おとなメイク実験室」通称“キベラボ”。 毎月さまざまなテーマを決めて、木部さんの感性が光るメイクのTIPSをお届けしています。
今月は「肌」にフィーチャー。ナチュラル肌、マット肌、ツヤ肌・・・と、気分しだいで上手に作りわけられたら、メイクがもっと楽しくなるはず。まずはベーシックな「ナチュラル肌」にトライ!
使うアイテムはこれ!
ナチュラル肌の基本はリキッドファンデ。今回は、ボビイ ブラウンのロングセラーアイテムをセレクト
「すっと伸びて、ほどよくカバーしてくれるタイプを選びましょう」
カムフィー プレスト パウダー 01/セルヴォーク
インテンシブ スキン セラム ファンデーション 2.5/ボビイ ブラウン
いつもの下地を塗ったあと、リキッドファンデを手のひらに取ります。
「ほんのひとすくい、これくらいの少なめの量がポイント! つい多く取りすぎている人が多いので、気をつけてください」
手に取ったファンデを、スポンジで伸ばしていきます。
「塗る範囲は、上は眉の辺りまで、下は小鼻のあたりまで。それだけでいいんです。鼻の下にまでしっかり塗ると、厚化粧に見えてしまうことも。そして、顔の外側は塗らないことで、相対的に内側が明るく見えて、自然なシェーディング効果もあるんですよ」
同様の範囲に、ブラシでフェイスパウダーをオン。
「付属のパフより、ブラシがGOOD。適度に肌について、さらに不要な分を落としてくれます」
「眉の上にも忘れずに。パウダーを乗せておいたほうが、眉が描きやすくなります」
完成!
まるで素肌のような、自然でくすみのないナチュラル肌に仕上がりました。
「ファンデの少なさ、塗る範囲の狭さに驚いた人も多いのでは? いつもしっかり塗りすぎてしまっている人は、それを減らすだけでも一気に垢抜けると思うので、やってみてくださいね」