ヘア&メイクアップアーティスト 木部明美さんの人気連載「おとなメイク実験室」通称“キベラボ”。 毎月さまざまなテーマを決めて、木部さんの感性が光るメイクのTIPSをお届けしています。 今回は、発売中のGINGER12月号で木部さんがレクチャーしてくれた「指先メイク」を特別公開。しっかりメイクはむしろ得意、でもアカ抜けないのはなぜ? 原因は、その“厚塗り感”にあり。なじませたり、ぼかしたり、色をのせたり・・・「指テク」で重さを払拭し、脱コンサバ顔を叶えて!
指テク「なじませテク」⇒粉感のない軽やかな印象に
「野暮ったく見えてしまう人のほとんどが、首と顔の色が極端に違って浮いて見えています。欠点はカバーしつつ、極力薄づきに。指を使って肌になじませることで、粉っぽさや厚塗りを防げますよ!」
使うアイテムはこちら。
a スティックを肌に滑らせると、瞬時にクリームがパウダー状に変化。軽やかに溶け込みフォギーな肌に。 アンクル ド ポー オール アワーズ スティック
B30 9g ¥6,500/イヴ・サンローラン・ボーテ
b するすると滑らかに肌になじむテクスチャー。自然に陰影を生み、輪郭を引き締めてメリハリ感アップ。ルナソル コントゥアリングスティック 01 ¥3,000
/カネボウ化粧品
c 左右のパウダーをミックスして使うと、朝の仕上がりそのままに。化粧崩れを防いで透明感もアップ。デュアルフィット プレスド パウダー ライトパープル ¥4,400(セット価格)/シュウ ウエムラ
下地で肌トーンアップ
毛穴やくすみなどをカバーする下地を使用。手のひらによくのばして、顔の中
心から一気に広げる。
ファンデは3点のせ
ファンデaをおでこと両頬にのせ、中指と薬指をすべらせて顔全体にのばす。鼻~顎先は薄づきでOK。
コンシーラーで欠点カバー
目尻や小鼻の横、口角などくすみやすい部分はコンシーラーでカバー。薬指で
叩き込むようにする。
影色を仕込んで小顔に
フェイスラインにシェーディングbをのせ中指と薬指でファンデとの境目がわからなくなるようになじませる。
パウダーも指でなじませ!
目の周辺のみ、ラベンダーパウダーcをブラシでON。指を3本使って押さえるようにすると粉感ゼロに! 完成!
素肌から浮かず、透き通るような透明感のある“儚(はかな)げ肌”に仕上がりました。
「ファンデーション、シェーディング、パウダーのプロセスできちんとなじませることで素肌から浮かない自然な仕上がりに。ベースメイクには指テク、ぜひマスターしてくださいね」
※プライスはすべて税抜です。