うららかな春の光に誘われて、外へ出かけるなら、メイクも春仕様にアップデート。こだわりたいのは肌の質感。マットすぎず、ツヤっぽすぎず・・・柔らかな印象に仕上げた“ふわツヤ肌”が気分です。今回の「キベラボ」では、ヘア&メイクアップアーティストの木部明美さんに、“ふわ”と“ツヤ”のメリハリを効かせたベースメイクを教えていただきました。
“ふわ”と“ツヤ”のメリハリで魅せる肌
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〈左から〉
下地(エアリフトスムージングワンド/スリー)
リキッドファンデーション(アンジェリックシンセシスファンデーションセラム/スリー)
コンシーラー&ハイライター(リレイトスキン コンシーラー/セルヴォーク)
フェイスパウダー(アルティメイトダイアフェネス ルースパウダー/スリー)
下地とフェイスパウダーはマット系。素肌っぽく仕上がるリキッドファンデーションに、コンシーラーとセットのハイライターでツヤめきをプラスします。
STEP① セミマットの下地
小鼻周りやTゾーンなど、テカリが気になるところだけに下地を乗せ、指で伸ばします。
「スリーの下地はセミマットな質感で、毛穴がきれいに隠れます。これを塗ったところが“ふわ”、塗らないところが“ツヤ”になるイメージ。メリハリが生まれます」
STEP② リキッドファンデーション
ファンデーションは、しずく型スポンジで、軽くとんとんと叩きこみます。
「最初に頬、それから額へと広げていきます。塗るのは正面から見える範囲だけでOK。輪郭にあえて塗らない部分を残すことで、自然な陰影が生まれて小顔に見えるんです」
「しずく型スポンジなら、細かいところも塗りやすいです。ひと通り伸ばしたら、頬骨の部分だけ指で重ね塗りをし、それを再度スポンジで馴染ませます。こうすることで、崩れ防止に」
STEP③ コンシーラー&ハイライター
小鼻周りや目の周りのくすみを、コンシーラーで消していきます。
「指でたたきこむように伸ばします。つけすぎると厚塗りに見える原因になるので注意」
ちょっとした吹き出物は、小さいブラシでつんつんと。
コンシーラーの後は、セットのハイライターを使用。眉の上と下に軽くつけ、立体感を演出。
STEP④ フェイスパウダー
仕上げにフェイスパウダーをオン。
「パウダーをよく馴染ませたパフを折って、小鼻周りや目の周に。眉毛にもきちんと乗せてください」
細かいところが塗り終わったら、パフを広げ、広い面でトントンと全体に。
完成!
春風の優しい温度を思い起こさせる、自然でソフトなムードに。下地やファンデーションを塗る際に、塗らない部分を作ることで、質感にメリハリをつけるテクニック、ぜひ真似してみてくださいね。