腸が元気だと前向きになれる! そのための第一歩は“気付き”。自分の生活を見つめ直すことも大切。毎日のちょっとした心掛けでキレイを手に入れた腸美人たちをご紹介!
植物療法士・南上夕佳さん/腸にいい食事と腸マッサージで便秘解消
「私は、ストレスからホルモンバランスを崩し、20代で若年性更年期障害と診断され、それを植物療法で乗り越えた経験があります。そのとき自律神経のバランスをととのえる効果もあると知り、始めた腸活ですが、ほかにもメリットがたくさん。一番は便秘がなくなったこと。毎朝排便することが習慣になり、体はもちろん頭もスッキリするように。腸内環境が良くなり免疫力も上がっているせいか、ここ最近は滅多に風邪も引きません。」(南上さん)
キレイを手に入れる4つの方法
発酵食品を毎日摂り入れる
腸内環境を良くする発酵食品を使ったレシピを考えやすいため、基本は和食に。お味噌汁は、手作り味噌。作る時間がなく購入するときも、昔ながらの製法で作られた、麹が生きている味噌を選ぶようにしています。また、納豆も欠かせません。オーガニックや無添加のものを選ぶようにしています。
シンバイオティクスを意識
善玉菌を育てるオリゴ糖や食物繊維なども心掛けて摂ります。このアーモンドミルクのヨーグルトは、オリゴ糖も入っていておすすめ。アサイーとバナナなどフルーツと一緒にスムージーもよく作ります。
吸収しやすいドリンクやサプリで
左は「LA SANTÉ」。プレバイオティクスとプロバイオティクスの両方を叶える、シンバイオティクスのサプリメント。右は福光屋の「ANP71」。1,500億個の植物性乳酸菌が入っているドリンクで、米と米麹のみが原材料なので安心して飲める。
アロマオイルでマッサージ
スイートマジョラムの精油をマッサージオイルで希釈したもので、お腹をマッサージ。腸のコリを取って、流れや動きをスムーズに。副交感神経が優位なときに腸が動くので、夜のお風呂上がりなどのリラックスタイムにマッサージすることが多いです。
南上夕佳(なんじょうゆか)
ルボア フィトテラピースクール 副代表、フランス植物療法普及医学協会。著書に『自然ぐすり生活』(ワニブックス)。2歳と1歳の子供たちのママ。