フリーアナウンサーの青木源太さんによる美容×コミュニケーションにまつわる連載。第9回目の今回は、前回に続き「ヒゲ脱毛」について。
vol.9 痛みの先に光がある
前回はヒゲの永久脱毛を決意するまでの経緯と心境をお伝えしたが、今回は実際にレーザー照射施術を受けたときの痛みのお話。
僕がやったのは、医療レーザーによる永久脱毛。エステサロンによる脱毛とは違い、医療レーザーの方が使えるレーザーの出力が大きいので、簡単に言えば“よく効く”のだ。ただ、その分痛い。
「痛み」に関してはいろんな人から聞かれるので、単刀直入に言おう。これは、めちゃくちゃ痛い!! 僕は全身脱毛をしているので、体中全ての部位の脱毛の痛みを経験したが、とにかくヒゲが1番痛い。ヒゲは、毛の1本1本がハリガネのように硬く太い上に、ジャングルのように密集しているからだ。そんなヒゲの中でも、特に唇周りは激痛である。唇って感覚がとても繊細で、温度や柔らかさを感じ取る敏感な箇所。そしてそれは、それだけ多くの神経が通っている証。そんな唇周りはまさに激痛だ。痛みを和らげるような笑気麻酔もあるが、一発のレーザー照射ですべてが吹き飛ぶ。
痛みに関して、唯一フォローできるとすれば、「痛いは痛いけど後を引くような痛みではない」ということだ。つまりレーザーを照射された瞬間のみの痛み。それが引けば普通の状態に戻る。だから「帰り道もヒリヒリ痛む」とか「照射日は痛くて夜も眠れない」といったようなことは全くない。
これだけ痛くても僕がヒゲの脱毛を勧めるのは、「痛みの先に確かな光がある」からだ。痛みがあるからこそ効いているし、痛みは避けて通れないものなのだ。
ちなみに、僕は6年間で30回通った。1回の施術で100ショットくらいレーザーを照射する。つまり単純計算で3000ショットのレーザー照射に耐えてきたのだ。これは僕の人生の数少ない栄光のうちの一つである。次回は、ヒゲ脱毛後の変化やメリットについてお話しします。
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