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LIVING

2021.06.28

スタイリストが教えるベストデニムの見つけ方【大人のおしゃれワード】

自分に似合う服を選ぶとき、着こなしを考えるとき、知っておきたいファッション用語やテクニック、今どきの常識を、スタイリスト青木貴子さんが独自の視点を交えながら解説する連載「大人のおしゃれワード集」

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(c)Jan Zahradka/Shutterstock.com

コーディネートに困ったときのお助けアイテムといえばデニム。とりあえずトップスだけ考えればお出かけできてしまいますから、ついつい頼りがち。でもそのスタイリングに自信はありますか? デニムをはいていればカジュアル上手に見えるというワケでもありません。季節に合ったシルエットや色をちゃんと選んでこそ、デニム美人になれるのです。

今回はそんなデニムについて深掘りします! 身近すぎてあまり考えたこともなかったという人も、ぜひ参考にしてくださいね。

あなたにこそ似合うデニムが存在します

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(c)Liam Goodner/Shutterstock.com

ほとんど誰もがはいているデニム。あなたは何本持っていますか? 平均所有本数は4〜5本らしいです、意外と皆さん持っていますね。

さて、あなたはいま持っているデニムに満足していますか? なんかちょっと格好良くはけない、スタイルが悪く見えるなどなど、不満があったら、そのデニムはあなたに似合わないデニムである可能性が高いです。ここで誤解をしてほしくないのが、あなたにはデニムが似合わないというわけではなく、その(持っている)デニムがあなたに似合わないだけです。誰にでも、自分にジャストフィットして格好良くキマるデニムというのは存在します! もしかするとレングスに問題があるかもしれません。ちょっと短くする、またはロールアップすることでお手持ちのデニムでもサマになる着こなしができるかもしれません。ほんの些細なことで、見た目って大きく変わってきます。

でもいろいろ着方を工夫してもやっぱりしっくりこない、としたらいっそデニムを新調することをおすすめしたいと思います。似合わないデニムはどんなに頑張っても残念ながら素敵な着こなしを実現してはくれません。そして買うとなったら何本もとことんはき比べてください! でも何を基準に買ったらいいの? それを考えるために、シルエットなど、デニムについてざっとおさらいをしたいと思います。

シルエットの違いを知ってベストなデニムを見つけよう

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(c)Everett Collection/Shutterstock.com

デニムって、本当にたくさんのシルエットが存在します。

ストレート…もうそのまんま、真っ直ぐなシルエットです。ベーシック中のベーシックと思われがちですが、体型が出やすいのでこれをさらっとはくのは実は意外と難しい。でもだからこそ、着こなせたらカッコいい! ストレートの選びのポイントは幅です。あまり細くなく、ややボーイズっぽい少しゆとりのあるストレートはこなれ感が漂い、素敵に見えます。

スリム…細身のシルエット。現セリーヌのデザイナーであるエディ・スリマンがディオール オムのクリエイティブ・ディレクター時代に長めレングス(12分丈)のスリムパンツの裾をツークッションくらい長めにはく着こなしを提案し、ブーム再燃。スリムは丈長にするとモードっぽい着こなしに、クロップド丈はきれいめカジュアルな着こなしに向きます。

スキニー…スリムよりも細く、ピタッとしたシルエット。レギンス感覚でコーディネートなんてこともでき、一着持っていると便利です。

テーパード…太ももあたりまではゆとりがあり、裾に向かってすぼまっていくシルエット。もも部分と裾の太さの差が大きい方がこなれ感が出ます(ももの太さやヒップラインなどを気にしている人は体型カバーもできます)!

ワイド…幅広、ゆったしたボリューム感。ワイドはハイライズ(ハイウエスト)のタイプがいまの気分。ショートレングスのトップスと合わせると、ウエスト位置が高く見え、スタイルアップが実現。

バギー…腰からヒップにかけてフィット感があり、ヒップラインから裾にかけてはやや太めなストレートライン。選ぶとき気にしたいのは骨盤あたりの収まり具合。キツすぎないものを選ぶのが全体をきれいに見せるポイントです。

フレアー…ウエスト周りはフィット感があり、裾にかけて広がるシルエット
※フレアーより、裾がもっと広がったものはベルボトムと呼ばれることも。

ストリートスナップ

(c)Liam Goodner/Shutterstock.com

さらに、シルエットではないけれど、デニムの種類の呼称として知っておきたいのが「ハイライズ(ハイウエスト)」と「ローライズ(ローウエスト)」。

ハイライズ…股上がウエスト辺りまで深いタイプ。ウエスト位置のマークが高くなるため脚長見えの効果は大!

ローライズ…股上が浅めのもの。ヒップハングと近い。最近はちょっと人気が下火。

こだわるところはインチサイズではなくシルエット

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(c)DKSStyle/Shutterstock.com

以前はバギーが流行ったら、スキニーはいているとダサいとか、流行のシルエット以外を否定するような風潮がありましたが、最近は多種多様なシルエットのデニムをみんなが好きにはく時代になってきたと思います。それって「自由で良いよね」の反面「似合うデニムをはいていないとおしゃれに見えない」ということでもあります。ヘビロテ必死のアイテムなので、真剣に似合うデニムに出合いましょう!

自分に似合うシルエットを見つけたいなら、思い込みを外すことがまず大切。インチ数を基準にしている人が多いようですが、そのこだわりは捨てることがベストデニムを見つけるための大きなポイントです! とかく自分がはけるであろういちばん小さいサイズをチョイスしがちですが、2サイズくらい大きくした方が格好良くはけることの方が多いです。試着のときに3サイズくらいをはき比べてみて。ゆるっとはいた方がこなれ感が出る場合も多く、ジャストサイズ=格好良いではありません。

シルエット×色のベストマッチが使えるデニム選びのポイント!

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(c)Luca Ponti/Shutterstock.com

さらに、季節によっても使いやすいシルエット×色の組み合わせが変わってきます。今の季節は次のようなタイプがおすすめ。

ライトブルーのハイライズワイドデニム…ハイライズワイドは見た目にボリュームがあるので、今の時季ならライトブルーがおすすめ。白いぴたTやノースリーブニットをインして、スタイルのメリハリを出しましょう。

インディゴブルーのスリム…濃いインディゴは、夏場は軽やかさをを感じさせるスリムシルエットで取り入れて。白シャツ×濃いインディゴスリム×赤リップなんて可愛いですよね(マスク外したときのインパクト大♡)。

白のクロップド…オールマイティーに活躍すること間違いなし。カジュアルにしたいならやや細めのストレート、きれいめにしたいならスキニーシルエットを。そしてピュアホワイトを選びましょう!

マットブラックのスキニー...オーバーサイズのシャツブラウスを羽織って、インナーは胸元がちょっと深めのタンクトップ、それにレギンスっぽくマットブラックスキニー、そんな着こなしが夏は颯爽と素敵に見えます。

ブルーのストレート…王道ブルージーンはどの季節でも格好良い(笑)。夏はけっこう色落ちしていて、ゆるっ、くたっとしたシルエットや質感のデニムを選ぶと抜け感、こなれ感が演出できます。

デニムは一年中着れてしまう感じがしますが、実は季節によって合うor合わないがあるのです。デニムもぜひ、衣替え(的考え方)をすることをおすすめします。

青木貴子の【大人のおしゃれワード集】をもっと読む。

TEXT=青木貴子

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