性に関する悩みは、昔に比べればオープンに話せるようになったとはいえ、なかなか気軽に相談しにくいもの。そこで、女性が抱えるセックスに関するモヤモヤについて、3人の性のエキスパート(一徹さん、髙橋怜奈先生、ラランド サーヤさん)がアドバイス!
パートナーの性欲が強すぎて…
「夫は明らかに私より性欲が強い印象があり、性欲の差がつらいです。彼には痛かったら痛いと言うように、セックスしたくない日は無理に応じないようにしています。でも彼のほうは、やはり私から求められたりするとうれしいみたいで。『友達はみんな週1はしてるんだよ、もっとしたいよ!』『あのときのフェラが痛かった』と言われると、プライドが傷ついたり、義務感や責められているような、応えられていないようなクレームを突きつけられている気分になります…」(E・Oさん 30歳/コンサルティング会社勤務)
一徹さんの回答
無理に応じる必要はない
「セックスは義務でやるものではないので問題はないです。今はフェラがもっと上手になって彼を喜ばせたいという気持ちよりも、義務感が優っているように見受けられます。自分がそういった気持ちになるまで待っていてもらうことを提案してみては? ただ、男性の性欲の矛先が、自分ではなく別のものにいったとき、どこまで自分は許容できるか整理してみると良いかも」
髙橋先生の回答
セックス以外のコミュニケーションを探してみては
「長年付き合いのあるカップルだと恋愛したばかりのころのトキメキは少なくなってくるものです。セックスをしたくなければ無理に応じる必要はありません。気が重いことを伝えてみてもいいかもしれませんね。またセックスだけがコミュニケーションではないので、いつもと違うデートをしてみたり、キスやハグだけの日を設けても◎」
サーヤさんの回答
性欲は株価ぐらい変わる
「私の親しい友人は『最近性欲ないんだよね〜』と話し始めたと思ったら破局し、『最近性欲強いんだよね〜』と話し始めたと思ったら新恋人ができていました。ちょっとした不祥事で株価が落ちるみたいに、何気ない出来事で性欲の変動はあるので、ありのままを伝えているのは健全だと思います。ちなみに、株価に一喜一憂しない投資家のほうが大成するらしいので、自分の性欲がどう変動しても冷静に見てくれる人のほうがうまくいくと思います」
お悩みにズバッと回答してくれたのはこの3人!
一徹さん
大学卒業後、公認会計士の勉強中にAV男優として活動を開始し、エロメンとして注目を集める。AVレーベル「RINGTREE」を設立し、女性向けアダルトサイト「GIRLS’CH」で配信中。
髙橋怜奈先生
渋谷文化村通りレディスクリニック院長、東邦大学医療センター大橋病院で月経困難症専門外来を担当。産婦人科医YouTuber高橋怜奈として医療情報の発信を行う。
ラランド サーヤさん
2014年、お笑いサークルで出会ったニシダさんとラランドを結成。TBSラジオ「ラランド・ツキの兎」、YouTubeチャンネル「ララチューン」などで生理や性について発信中。