性に関する悩みは、昔に比べればオープンに話せるようになったとはいえ、なかなか気軽に相談しにくいもの。そこで、女性が抱えるセックスに関するモヤモヤについて、3人の性のエキスパート(一徹さん、髙橋怜奈先生、ラランド サーヤさん)がアドバイス!
お酒が入らないと、思う存分セックスを楽しめない…
「お酒を飲んでるときのセックスって大胆になれるけど、そうじゃないときはつい冷静になってしまい、思う存分セックスを楽しめないのがツラい。特に、イキたいって伝えるのが恥ずかしくて…。セックスにどっぷりつかれた経験がなく、だいたいふとした瞬間に冷静になってしまいます。彼にどうやってアプローチすればいいんでしょう?」(R・Fさん 30歳/メーカー勤務)
一徹さんの回答
無理にお酒のないセックスにこだわる必要はない
「リラックスしてセックスを楽しめるのであれば、無理にお酒のないセックスにこだわる必要はないと思います。セックスを楽しみたいと伝える必要はないけど、そういった姿勢が体で伝われば僕はうれしいです。スムーズに対応できる比率を下げて、言い方は悪いですが、自分が彼の体を利用して気持ち良くなってやるくらいの気持ちで臨まれると良いかもしれません」
髙橋先生の回答
相手と深くトークしてみて
「冷静であることを長所として捉えましょう。大胆になりたいけど冷静になってしまうのは、まだ少し恥じらいがあるか、相手に嫌われたくないと思っているから。相手との関係性にもよりますが、性への考え方やセックスの価値観などをもっと深く話し合ってみたらどうでしょうか。抵抗があるようであれば、ベッドシーンがあるような映画やドラマを一緒に観ながら話し合ったりするのも効果的だと思います。セックスは丸裸でさらけ出す行為。だからこそ、相手のことを考えながら、欲望をもっと丸裸にしてもいいと思いますよ」
サーヤさんの回答
あなたは優秀なサイドバックです
「冷静に試合を俯瞰して、スムーズにポジションを変えていく、まるで世界屈指のサイドバックプレイヤーのようですね。確かに夢中になれるセックスも良いかもしれませんが、一心不乱に相手選手に噛みついて退場になるプレイヤーより良くないですか? そればっかりだと消耗しますし。あなたはあなたのスタイルで、自分がイケるまで冷静に指示を出してパスを繋いでほしいです。伝えるときは要求の語尾にハートを付ければ良いと思います。『こうしてみてほしい♥』とか。アディショナルタイムはあります。ゴールを決めてください」
お悩みにズバッと回答してくれたのはこの3人!
一徹さん
大学卒業後、公認会計士の勉強中にAV男優として活動を開始し、エロメンとして注目を集める。AVレーベル「RINGTREE」を設立し、女性向けアダルトサイト「GIRLS’CH」で配信中。
髙橋怜奈先生
渋谷文化村通りレディスクリニック院長、東邦大学医療センター大橋病院で月経困難症専門外来を担当。産婦人科医YouTuber高橋怜奈として医療情報の発信を行う。
ラランド サーヤさん
2014年、お笑いサークルで出会ったニシダさんとラランドを結成。TBSラジオ「ラランド・ツキの兎」、YouTubeチャンネル「ララチューン」などで生理や性について発信中。