「仕事に追われ、恋愛をする余裕なんてない」「いいなと思う人に出会えない…」という女性たち必読。実は脳が疲労していると、誰かにときめく気持ちが薄れてしまい、恋愛をするモードになりづらいのだとか。
脳のワーキングメモリーがいっぱいになると、恋ができなくなる
キャリアを重ね、責任ある仕事も増えるGINGER世代。忙しい毎日を過ごしていると――こんな状態に? あなたも心当たりがあるのでは?
読者をヒアリング調査したら、「以前なら『お、いいな♡』というトキメキを感じやすかったのに、今では皆無」という声も多数。多くの人に、“トキメキ”が足りていない模様…。
恋愛は脳を酷使するから、仕事が忙しい人は遠ざかる
抗加齢医学にも詳しく、美と健康を研究する松宮詩依先生に話を伺った。
「現代人は仕事が忙しいことに加え、スマホなどから情報が多量に入ってきて情報処理に追われる日々。そんな状況下で恋愛をするのはなかなか難しいものです。そもそも、恋愛は段階によって、さまざまな種類のホルモンが分泌されます。例えば、気になる人がいて、連絡を取り合うような初期段階ではアドレナリン、ドーパミンなどの報酬系ホルモンが分泌。この分泌作業、脳はとても疲れるんです。
また、何かを考えたり、忘れないようにする"ワーキングメモリー"という部位も恋愛に使用されますが、容量に空きがないと恋愛する気になれないのは当たり前。つまり恋愛は脳を酷使するものだから、恋をしたい、トキメキたいなら脳疲労の改善が必要なのです」
自分の脳疲労の現状をチェック!
私の脳は疲れている? 下記のチェックリストで確認を。
CHECK LIST
◻︎感情の起伏が激しい
◻︎ネガティブになりがち
◻︎寝ても寝た気がしない
◻︎気力が出ない・だるい
◻︎集中力が続きにくい
◻︎気付くとスマホでSNSを見ている
◻︎ダラダラと同じことを続けてしまう
◻︎ネットで衝動買いをすることが多い
チェックが5個以上の人は要注意。「これって単なる“ぐうたら”じゃなかったの?」という項目も多いので、“脳が疲れている”ということに自分では気付きづらかったかも。
まずは自分の状態を把握。元気を取り戻せば、“トキメキ”も得られることを知っておこう。
松宮詩依(まつみやしえ)
東京皮膚科・形成外科品川院院長。美容外科医として、筋肉アンチエイジングやインナービューティに関するメディア監修や講演多数。また、医師とプロダンサーのふたつの顔を持つ。
Instagram @drshie (クリニック)
@shiematsumiya(ダンス活動)