良くも悪くも、新たな出会いの場を提供してくれるマッチングアプリ。コロナ禍を経て恋愛や結婚の価値が見直され、アプリ自体やユーザーの意識にさまざまな変化があるよう。アプリが生み出したアラサー世代の恋模様を覗いてみると…。
マッチングアプリ実録エピソード
マッチングアプリを介して出会った男女が織りなす物語。ここでは読者から聴き取りした、残念な体験談を大公開。
デートよりも野球に夢中な男。話さないならひとりで観て!
野球好きの人とマッチング。初デートの日がちょうど日本シリーズの決勝戦で、どうしても試合の行方が気になるというのでテレビで野球中継が見られる居酒屋に行くことに。観戦中はほぼ会話無し。『退屈すぎて早く帰りたい…』と思っていたら試合はまさかの延長戦へ! 試合は長丁場になりましたが、この恋は一瞬で終わりを迎えました(笑)。(33歳/会社員)
初対面の相手は泥酔状態。会話が成立しないカオスな時間…
初めて会う日に約束の時間をとっくに過ぎているのに意気揚々と現れた相手。どうやら私と会う前に親戚の集まりに参加していたみたいで、泥酔して呂律も回っていない状態。食事中も同じ話を何回もされたり、同じことを何度も聞かれる始末…。一応連絡先は交換しましたが帰宅後即ブロックしました。(31歳/会社員)
好みの男性は実は…。世間は狭いとビックリ!
顔がタイプな人とマッチして、メッセージのやり取りをしていたのですが、相手が新しく追加したプロフィール写真に見覚えが…。実家にあった妹の元彼の写真を確認したら、まさしくその彼でした。(28歳/PR)
ドライブデートでまさかの置き去り事件
初めてのドライブデートを楽しみにしていたのに、告白すらされていない段階でホテルに誘われてショック。さらに断ると道端で降ろされてその場に置いて行かれました。最低です。(34歳/教育関連)
彼と店員がグルだったなんて!
初デートで指定されたレストランに行くと高級料理ばかり。しかも勝手に予約されたのに普通に割り勘されました。どうやら彼は店側の人と親しく、集客に使われたようでしばらく怒りが収まりませんでした!(31歳/IT関連)
想定外の“展望台”デートに心も体も冷め切りました
メッセージをやり取りしているときから好印象だった人と会うことになり、念願の食事デートへ。『このあと、良かったら展望台に行かない?』と言われ、ロマンティックな場所を期待してついて行ったら到着したのは相手の家のベランダ! 景色がいいわけでもなく、下心が見え見えで一瞬にして気持ちが冷めました…。(28歳/歯科衛生士)
待ち合わせ場所に現れたのは…誰?
待ち合わせ場所に向かうも相手の姿が見当たらず。ピンクの服を着ているというので周囲を見渡すとひとりだけ該当者あり。顔も身長も違うのでプロフィール画面を確認したけれど、状況的にこの人…? 声をかけて事情を聞くと、プロフィールに載せていた写真や情報はモデルをしている自分の弟のことだとか。そんな嘘ついても、会ったら意味ないのに!(28歳/アパレル)
恋を応援してくれた女友達が私の相手にアプローチを…
マッチした男性との初デートが楽しかったので、その後も何度か食事へ。女友達に『今回は上手くいきそう♪』と話して応援してくれた日に、その女友達が彼に“いいね”を押していたことが発覚! 人間不信になりました。(32歳/フリーランス)