パートナーシップコーチ、小松恭子さんの連載。よくある恋愛の悩みをピックアップし、パートナーとよい関係を築くためのアドバイスをお届けします。
今年こそは素敵な彼とゴールイン!と意気込むものの思うように進まない。出会いがない、または出会いはあるけれど好きになれる人がいない、付き合うところまではいくのだけど続かない。
あなたは今どの壁を乗り越えようとしていますか?
今回は共通して見直してほしいポイントをお伝えします。大切なことはあなたを幸せにする恋への道のりを歩むこと。自分の気持ちに寄り添いながら、安心と優しさを兼ね備えた恋をはじめるための準備をしていきましょう。
ポイント1. 恋にブレーキを踏んでいませんか?
幸せな恋愛を遠ざけるパターンは大きく分けて2つあります。
1つ目が「自分に対するネガティブなイメージ」、2つ目が「男性に対するネガティブなイメージ」この2つのうち、いずれかを持っていると、恋愛をする過程のどこかの時点でブレーキを踏んでしまうのです。
どういうことかと言いますと、「幸せになりたい! 彼氏が欲しい! 結婚したい!」と思っている一方で、「私を好きになってくれる人なんていない、男性を信じるなんて怖い」と感じている自分がいるということ。
「本当はどう思っているの?」一度冷静に自分に問いかけてみてくださいね。ブレーキを踏んでいる自分に気づくことは気持ちの良いことではありませんが、その多くは過去の苦い記憶です。もう終わったこととして自分を納得させることができたとき、アクセルを踏み出すことができるでしょう。
トラウマのように強く残っているネガティブなイメージは自力で良い思い出に変換することは困難です。そのようなときは専門家にアドバイスを求めることをおすすめします。
ポイント2. 彼は愛したい人ですか?
恋愛といえば「愛してくれる人」に注目が集まりがちですが、関係性を発展させていく上ではあなたにとって彼が「愛したい人」であることも大切なポイントになります。
「愛してくれるから好き」の基準で相手を選び続けても幸福感を得ることはできません。というのも、「自分の好き」という思いが相手次第によって変わってしまうものだから。
相手に自分の気持ちをコントロールさせてしまっているため、不安定な精神状態になってしまうのです。もちろん一時的に不安定になることはあるでしょう。そんな時は疲れているとき。恋愛は「愛したい」という気持ちが戻ってくるまでゆっくりお休みしてくださいね。
愛してくれる人を愛せるとは限りません。愛せないことが引き起こす精神的ストレスも大きいことを知っておいてくださいね。これからは、「相手は自分が選ぶ」という意識を持ちながら、あなたが思わず愛してしまう、そんな男性にも注目していきましょう。
そのためにはまず「愛したい人」「愛することができる人」「愛してしまう人」の特徴を理想の男性リストに追加するところからはじめてみるとよいのではないでしょうか。
ポイント3. 変わりたいのか、変わりたくないのかどうか
望みを叶えるという行為は「今を変える」ということです。恋愛も同じ。何を変えるかというと、思考や行動を変えるということ。
ところがです、私たちは「こうなりたい」と思ってはいても長年慣れ親しんだ思考や行動をそう簡単には手放すことができません。そのため「叶わない」という状況を長引かせてしまうのです。これは人間の本能のようなものなので仕方がないのですが、何かを変えたいと願うならそのための思考と行動に切り替える必要があることを知っておいてくださいね。
コーチングの現場でも現実を変えたくてきているはずなのに、無意識で「変わりたくない」を主張されるケースはよくあります。また「占いで○○と言われたから」など他人の意見に翻弄されている方も少なくありません。
どのような恋を叶え、幸せになりたいのか? そのために自分に変化を起こす意思があるのかないのか? ここにその人が望みを叶えたい本気度が現れます。
あなたの理想の恋を叶えたい本気度は何%ですか? 本気度高めで素敵な恋を叶えていってくださいね。応援しています!
小松恭子の記事をもっと読む。